こんにちは!
今日は、二乗について紹介したいと思います!
二乗に選ばれたのは、
の2つです。
それぞれ簡単に紹介したいと思います!
大乗仏教とは、1世紀頃に興った仏教の二大流派の1つ。
古来の仏陀の教えを拡大し新しい解釈を加えた教派で、自分1人の悟りの為ではなく、多くの人々を理想世界である彼岸に運ぶ大きな優れた乗物という意味で、自らの立場を大乗仏教と呼んだ。
それ以前の釈迦の言行の伝承を中心とした原始仏教並びに釈迦の法の注釈的研究を主とする保守派を所謂小乗仏教と貶称したが、これは適当でないので、上座部仏教、部派仏教等と今日では呼ばれている。
この伝統的な部派仏教がセイロン(現スリランカ)、ビルマ(現ミャンマー)、タイ等、南方に伝播したのに対し、大乗仏教はチベット、中国、日本等、北方へ伝わり今日に至っている。
大乗仏教と部派仏教では、仏陀の本質の捉え方と、仏教徒として目指す理想が異なる。
部派は古来より釈迦、則ち仏陀を真実の師とするのに対し、大乗は仏陀を俗界を解脱した存在であるとして、釈迦はその超絶した天上の存在が地上に現れた仮の姿であると解釈する。
大乗から見れば、部派の目指す羅漢は限られた己の目標に過ぎず、全ての仏教徒が目指すべき理想は、菩薩、則ち己の悟りを開くのをおいても利他の為に奉仕する姿である。
従って、菩薩の徳である憐れみこそ、古来の仏教が強く説いてきた知の徳と同じものであるとする。
このような菩薩思想の利点は他に受入れられやすい柔軟性であり、その概念は中国と日本で信仰される浄土教にも伝わっている。
今日に伝わるその他の大乗派としては、禅宗、日蓮宗、天台宗がある。
大乗仏教の経典は主にサンスクリット語で記されているが、原典が失われチベット語訳や中国語訳のみが伝わるものもある。
小乗仏教とは、Hīnayāna buddhismとも言う。
hīnayānaとは「劣った乗物」の意味。
釈尊以後、その伝統を比較的損なわずに継承し、複雑で形式的な「法の研究」を主体とした、部派仏教を言う。
いわば民衆の間から起こった大乗仏教の側からの軽侮した表現。
今日では上座部仏教 Theravāda buddhismとも呼んでいる。
如何でしたか?
日本史だと、大乗仏教しか出てきませんが、世界史だと東南アジアを扱うので、上座部仏教が出てきますね。
どちらが正しいということはないと思いますが、皆が幸せになるという考えの方が今の時代には良いかもしれないですね。
最後までお読み頂き有難う御座いました!