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5か国防衛取極って何?

 

 

 

こんにちは!

 

 

今日は、5か国防衛取極について紹介したいと思います!

5か国防衛取極とは、1971年に締結された軍事同盟です。

 

5か国防衛取極に選ばれたのは、

イギリス

オーストラリア

ニュージーランド

シンガポール

マレーシア

の5つです。

 

それぞれ簡単に紹介したいと思います!

 

 

イギリス

 

 

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イギリスとは、ヨーロッパ北西部にある立憲君主制の島国。

グレートブリテン島アイルランド島北東部、及び周辺の島嶼から成り、西と北は大西洋に臨み、南はイギリス海峡、東は北海を隔ててヨーロッパ大陸と相対する。

イングランドウェールズスコットランドから成るグレートブリテン島は、山地、丘陵や低地の入り組んだ変化に富む地形を示すが、ロンドン盆地を中心に低地と丘陵からなる南東部の低地イギリスと、それ以外の山地や高地が多い高地イギリスに大別できる。

最高峰はスコットランドのグランピアン山脈にあるベンネビス山(1343m)。

海岸線は屈曲に富み、北西岸にはフィヨルドが、テムズ川、セバーン川、ハンバー川、フォース川、クライド川等の河口部には三角江(エスチュアリー)が発達。

北アイルランドのほぼ中央にはイギリス最大の湖ネー湖が広がる。

気候は海洋性で、暖流である北大西洋海流と偏西風の影響により、高緯度に位置する割に冬は暖かく、夏は涼しい。

年降水量は 900~1000mmであるが、地域差が大きく、概して西から東へ向かって減少する。

住民はアングロ・サクソン系が主体で、英語が公用語であり通用語であるが、ウェールズにはケルト語派に属するウェールズ語も話す住民が多い。

アングリカン・チャーチが国教として定められているが、信教の自由は完全に保証されている。
829年、ウェセックス王エグベルトによってイングランドが統一され、1536年にウェールズ、1707年にスコットランド1800年アイルランドが合併された(今日の北アイルランドを除くアイルランド島は1922年、自治領として分離し、後に共和国として独立)。

18世紀後半から 19世紀前半にかけて第2次エンクロージャーにより大農法が実施され、産業革命により大工場制工業が確立して世界の先進工業国となり、ビクトリア時代(1837~1901年)に大英帝国黄金期を迎えたが、第1次世界大戦後、経済的主導権はアメリカ合衆国に移り、更に第2次世界大戦後は海外植民地が相次いで独立するとともに、アメリカ、ソビエト連邦の台頭により、世界の政治、経済に占めるイギリスの地位は相対的に低下。

しかし、依然として世界の主要工業国の1つであることに変わりなく、鉄鋼、機械、化学、電子、自動車、航空機、繊維、衣料等の工業が発達し、ロンドンは世界金融の一中心となっている。

その反面、第1次産業の比重が極めて低く、食糧や工業原料は大部分輸入に依存、これが国際収支の慢性的赤字の大きな原因となっている。

しかし、1970年代には新たに発見された北海油田の開発が進み、1980年代からは石油輸出国となり、その収益は経済の一端を支えている。

旧植民地との繋がりはイギリス連邦を通じて保たれ、アメリカとは依然、関係が深い。

北大西洋条約機構 NATO加盟国。

1973年、ヨーロッパ共同体 EC加盟。

 

 

 

 

 

オーストラリア

 

 

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オーストラリアとは、オーストラリア大陸及びタスマニア島等から成る国。

イギリス連邦の構成国。

国名はラテン語のテラ・アウストラリス(南方の大陸の意)に由来。

17世紀のオランダ人航海家アベル・J.タスマンの来航、1770年のジェームズ・クック東海岸上陸の後、1788年のニューサウスウェールズ植民地発足がこの国の起源。

その後 19世紀前半にタスマニア、ビクトリア、クイーンズランドの各植民地が分離し、サウスオーストラリア、ウェスタンオーストラリの両植民地が建設され、今日の州の原型が成立した。

1901年に連邦を結成。

植民地の後身である 6州と、ノーザンテリトリーと呼ばれる准州、オーストラリアンキャピタルテリトリーと呼ばれる連邦政府直轄地区により構成される。

連邦が外交、軍事、貿易等、限られた権限を州から委譲されている他は、州政府が広い権限を持ち、政治的経済的社会的には州が重要な地域単位である。

住民のうち、オーストラリア先住民は全人口の 2.5%に過ぎない。

他はイギリス系やアイルランド系が多いが、特に第2次世界大戦後は南ヨーロッパ系や東ヨーロッパ系の住民が増え、大都市にこの傾向が著しい。

1979年に「白豪主義」を制度上撤廃し、アジアからの移民も増加、今日では約 7%に達している。

都市人口は全人口の 85%を占め、州都及びキャンベラ等、10万以上の都市に 70%以上が集中している。

これは大陸の自然条件及び交通条件により、居住適地が東部、南東部、南西部の狭い海岸に限られることと、州経済の中心としての州都の重要性が高いことの為である。

高い生活水準と進んだ社会福祉制度を支える経済は、農牧業及び鉱業に依存してきた。

農牧業従事者は少ないが、関連する 2次産業、3次産業への波及や輸出において重要。

羊毛、肉、コムギ、酪製品など農牧産品は、1990年代初めには輸出額の約 40%を占めていたが、2010年には約 10%まで減少している。

鉱業は 19世紀以来の金、石炭、非鉄金属(銅、鉛、亜鉛)に加え、第2次世界大戦後、特に 1960年代以降、鉄鉱石、原料炭、ボーキサイト、ニッケル、ウラン等の大規模な開発により、輸出においても関連工業への波及や辺地の開発の点からも重要性が増大し、2010年には輸出額の約 70%を占めた。

工業は鉄鋼、自動車をはじめ国内市場向けの諸製品の生産と、農牧業、鉱業、エネルギー資源を背景とした資源関連工業に特色がある。

非イギリス系住民の増加、アメリカ合衆国や日本、東南アジアとの経済関係の強化により、イギリスとの関係は相対的に弱まってきている。

公用語は英語。

 

 

 

 

 

ニュージーランド

 

 

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ニュージーランドとは、南太平洋、タスマン海を隔ててオーストラリアの南東約 1600kmにある国。

ノース島、サウス島の 2大島及び周辺の属島で構成される。

環太平洋造山帯に属するが地形は南北で対照的で、ノース島に活火山が多く丘陵が卓越するのに対し、サウス島にはサザンアルプスの高山が連なり、氷河や氷河湖が見られ、カンタベリー平野等、広い平野が発達。

温和な気候と水資源に恵まれ、高水準の農牧業や水力発電が行われる。

住民のうち約 70%がイギリス系の移住者とその子孫であり、マオリ族は人口の約 15%を占め、僅かながら中国人、インド人等もいる。

ポリネシア系住民がニュージーランドで生活を始めた時期は、少なくとも前3~前1世紀に遡る。

1642年、オランダのアベル・ヤンスゾーン・タスマンが来航、1769年のジェームズ・クック上陸を経て、1840年にイギリス植民地となった。

植民地政府とポリネシア系先住民マオリ族との土地を巡る争いは 19世紀半ば以降マオリ戦争に発展し、勝利した植民地政府はマオリ族の多くの土地を没収した。

1907年にイギリス自治領となり、1947年に独立。

複数の文化・言語が共存する国作りが進む中、マオリ族文化の保護や、マオリ族サモア、トンガからの新移民との関係改善などの問題も存在する。

公用語は英語とマオリ語の他、2006年にニュージーランド手話が加わった。

人口分布の特徴はノース島と都市への集中で、オークランドウェリントンクライストチャーチ、ダニディンの 4大都市圏に人口の 50%以上が居住する。

高い生活水準と 1898年以来の伝統を持つ社会福祉制度を支える経済は、基本的に農牧産品の輸出に依存している。

農林水産業従事者は労働人口の 1割に満たないが、農牧産品輸出額は輸出総額の 50%近くを占め、その中心は肉、羊毛、酪製品。

伝統的にイギリスを市場としてきたが、イギリスのヨーロッパ共同体 EC加盟以後、オーストラリア、中国、アメリカ合衆国、日本が主要輸出先となっている。

工業の重要性は第2次世界大戦後急速に高まり、国内生産額の 3分の1を占めるオークランド地方を中心に各地に分布。

一般的な国内消費財の製造業の他、食品加工、森林資源による木材、紙・パルプ工業、石炭、鉄等の鉱産資源や水力発電を活かしたアルミニウム精錬、化学工業等に特色がある。

 

 

 

 

 

シンガポール

 

 

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シンガポールとは、マレー半島南端にジョホール海峡を隔てて接する島国。

都市国家

マレー半島と長堤で繋がるシンガポール島と約 60の小島から成る。

地勢は平坦。

熱帯雨林気候に属する。

中心市街地は南部のシンガポール海峡沿いにある。

住民は中国人 74%、マレー人 13%、インド人 9%。

中国語、マレー語、英語、タミル語公用語

太平洋とインド洋を結ぶ交通の要衝にある為、1819年にイギリス東インド会社支配下に入ると、アジアにおける中継貿易地として急速に発展。

1959年、イギリスの自治州となり、1963年、マレーシア連邦結成に参加。

1965年、分離独立。

1960年代から急速に工業化が進み、ジュロン等の工業地域が作られ、新興工業経済地域NIESの中心国の1つとして発展。

中継貿易も盛んで、ケペル港を中心に世界でも有数の貿易港となっている。

食糧は大部分を輸入に頼る。

国民1人あたりの所得はアジアで上位に位置し、高等教育施設も充実しており教育水準も高い。

マレーシアの首都クアラルンプール、タイの首都バンコクへ至る鉄道と道路の起点で、チャンギ国際空港がある。

東南アジア諸国連合 ASEAN原加盟国。

 

 

 

 

 

マレーシア

 

 

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マレーシアとは、東南アジアの連邦制立憲君主国。

南シナ海を挟んでマレー半島部とボルネオ島サバ州サラワク州から成る。

マレー半島部の西マレーシアは山地が多く、北部と中部には石灰岩の浸食によるカルスト地形が見られる。

ボルネオ島の東マレーシアは北部沿岸に平野が広がり、インドネシアとの国境には山地が連なる。

最高峰は、ボルネオ島北東部のキナバル山(4101m)。

気候は何れも赤道型で、年間を通じて高温多湿である。

1957年、イギリスから独立し、イギリス連邦に加盟。

イギリス領であった 20世紀初頭にゴム園労働者の移入が進められた為、人種構成は複雑で、約半数を占めるマレー人(ブミプトラ)の他、中国系が約 4分の1を占め、その他、インド=パキスタン系がおり、ボルネオ島には先住のイバン族、カダザン族等も住む。

マレー語、英語、中国話、タミル語が用いられるが、公用語はマレー語。

政府はマレー人優先政策を進めてきたが、1990年代に入って緩和している。

宗教はイスラム教徒が約 6割、仏教徒が約 2割を占め、他にキリスト教徒、ヒンドゥー教徒等。

1980年代にルック・イースト政策により、日本や大韓民国(韓国)等からの投資が激増し製造業が急成長した。

天然ゴムとスズが主な輸出品であったが、21世紀初めには電気・電子機器が主要輸出品となった。

木材、スズ、パーム油は世界有数の生産額を誇る。

マレー半島東岸沖、サラワク州北東岸、サバ州西岸では石油、天然ガスの生産が盛ん。

パーム油を原料とするバイオ燃料の生産も始まった。

主食は米で、他にトウモロコシ、キャッサバ等が栽培される。

東南アジア諸国連合 ASEAN加盟国。

 

 

 

 

 

如何でしたか?

 

全てイギリスに関係のある国ですね。

イギリスの関係のある国と言えば、ラグビーの強豪国も多いですよね。

 

 

最後までお読み頂き有難う御座いました!