こんにちは!
今日は、アジア四小龍について紹介したいと思います!
アジア四小龍に選ばれたのは、
台湾
香港
の4つです。
それぞれ簡単に紹介したいと思います!
大韓民国とは、アジア大陸の東部にある朝鮮半島の南半を占める国。
1級行政区はソウル特別市、釜山直轄市、大邱直轄市、仁川直轄市、光州直轄市、大田直轄市、蔚山直轄市と9つの道。
支脈の広州山脈、車嶺山脈、小白山脈等が分岐して南岸、西岸に達し、多くの島嶼を形成している。
洛東江、栄山江、万頃江、東津江、錦江、漢江等が西岸あるいは南岸に注ぐ。
老年期地形で準平原が発達し、また山間にも盆地や高原が開けているが、沖積平野は少ない。
湖南平野が最大の穀倉地帯である。
温帯季節風気候で、年平均気温は 12~14℃であるが、大陸の影響を受けて年較差が大きい。
年降水量は 1000~1500mmで、7~10月に集中する。
住民は殆どが韓国人で、日本人、アメリカ人、中国人等が少数いる。
主作物は米、オオムギ、雑穀、サツマイモ、ジャガイモ。
他にダイズ、果樹、野菜、ワタ、アサ、ゴマ等の栽培が多く、チョウセンニンジンを特産する。
沿岸漁業は各地とも盛ん。
南西岸から南岸は多島海と呼ばれて島嶼が多く、ノリ、ワカメ、貝類の養殖が盛ん。
主産業である工業は、1970年代に繊維・軽工業から重工業へと推移、電子、自動車、機械、造船、鉄鋼、石油化学等の工業が基幹となっている。
ソウル市とインチョン市を中心に韓国最大の京仁工業地域があり、他に南岸のプサン市、馬山市、昌原市、麗水市、東岸のウルサン市、浦項市、内陸の亀尾市等にも重工業地域が形成されている。
テグ市、テジョン市は豊富な労働力を利用した軽工業地域である。
鉄道はソウルを中心に幹線が放射状に延びるが、1970年代に京釜、嶺東、ホナム等の高速道路が開通し、自動車交通の重要性が高まった。
定期空路がソウルと主要都市、済州島との間に開かれている。
観光資源は豊富である。
智異山、俗離山等は森林と古刹に彩られた名山である。
慶州市、全州市、公州邑は百済、新羅以来の古都で、ソウルも李氏朝鮮の古跡に恵まれる。
南岸の島々が織りなす閑麗水道、豪快な海岸線と漢拏山で知られるチェジュ島等もある。
台湾
台湾とは、中国南東、台湾島を中心とする地域。
先住民はマレー系で、漢民族の移住は明代に始まった。
1624年、オランダ人が現在の台南市の地に極東貿易の根拠地を築いたが、1661年、鄭成功に追われ、1683年、清朝によって台湾府が置かれた。
日清戦争の結果日本に割譲され、1946年、中国領に復した。
1949年、台北市が中華民国(中国国民党)政府の所在地となり、その統治が続いている。
東部を南北に中央山脈が貫き、その西に雪山山脈、玉山山脈等が並行する。
主脈はいずれも標高 3000mを超える高峰が連なり、最高点は玉山の 3952m。
平野は西の台湾海峡側に発達しており、北から台北盆地、桃園台地、台中盆地、台南平原、屏東平原等が挙げられる。
ほぼ中央を北回帰線が通り、気候は亜熱帯性で、平地では冬季も降霜、降雪を見ない。
自給用の作物は水稲、サツマイモ、トウモロコシ、ラッカセイ、柑橘類、野菜で、商品作物としてはサトウキビ、バナナ、パイナップル、茶が主である。
ニワトリ、アヒル、ブタの飼育も多い。
山地は森林に覆われ、ベニヒ、タイワンヒノキ等の用材を産し、低山部では樟脳の産出が多い。
山間の盆地や緩傾斜地ではアワやサツマイモが栽培され、焼畑農業が広く行われた。
工業は紡織、食品、セメント、木材加工、機械、化学等が 1960年代から急速に発達した。
1970年代からは鉄鋼、石油化学、造船等の重化学工業化が推進され、近年は情報処理、自動車産業の発達が著しい。
カオシュン市、台中市には外国企業の誘致と輸出の振興を図る輸出加工区が設けられた。
住民の殆どは初期の移民の子孫で、台湾先住民は人口の約 2%を占める。
人口 2336万1000(2013年推計)。
香港
香港とは、中国南東部、広東省の深圳特別市に接する特別行政区。
普通話では「シヤンカン」と発音する。
1997年6月30日までイギリス直轄植民地 Crown Colonyで、国王の任命する総督が統治していた。
九竜半島、ランタオ島(大嶼島、大濠島)、香港島、ランマ島等から成る。
政治的には、中国から南京条約(1842年)で割譲された香港島,北京条約(1860年)で割譲されたカオルーンと、1898年に 99年間の期限で租借したニューテリトリーズ(新界)に分かれる。
花崗岩の山地が多く、植生は貧弱。
熱帯季節風気候の北端にあたり、月平均気温は約 16℃(1月)~29℃(7月)。
年降水量は 1300mmで 5~8月に集中し、8月には台風の通過が多い。
イギリスの中国進出の拠点となり、ビクトリアは自由貿易港として中継貿易で発展してきた。
1949年、中華人民共和国の成立に前後して、上海の紡績資本を中心に資本の流入があり、また多数の中国人の移住もあって軽工業が発達した。
中国とイギリスは 1982年以降、香港返還を巡る交渉を重ね、1984年12月に共同声明に調印、1997年7月1日をもって香港全土は中国に返還された。
香港基本法に基づき、返還後 50年間は、資本主義体制と高度な自治が維持されることになっている。1972年以後、外国資本の投下が盛んになり、工業地域は香港島北岸、カオルーンとその周辺から、ニューテリトリーズのツェンワン、シャティン等にも広がった。
また、旧ホンコン政庁のニュータウン計画によって、大規模な住宅団地、道路、地下鉄の建設も進んだ。
工業は紡織、縫製を中心に電子、プラスチック製品、精密機械、電器、造船等が盛んで、輸出総額の 90%以上を占める。
1979年からは中国のコワントン省、福建省等に合弁企業が設立され、華南への物資や観光客の中継地としての役割も強まっている。
世界各国からの金融機関が集中し、シンガポールと並ぶ東南アジアの金融センターとなっている。
「東洋の真珠」と呼ばれる都市景観、亜熱帯の風物、中国情緒等によって、観光客も数多く訪れている。
公用語は中国語であるが、人口の 98%を広東人が占め、日常生活では広東方言が使われている。
面積 1104㎢。
人口 743万4000(2018年推計)。
シンガポールとは、マレー半島南端にジョホール海峡を隔てて接する島国。
都市国家。
マレー半島と長堤で繋がるシンガポール島と約 60の小島から成る。
地勢は平坦。
熱帯雨林気候に属する。
住民は中国人 74%、マレー人 13%、インド人 9%。
太平洋とインド洋を結ぶ交通の要衝にある為、1819年にイギリス東インド会社の支配下に入ると、アジアにおける中継貿易地として急速に発展。
1959年、イギリスの自治州となり、1963年、マレーシア連邦結成に参加。
1965年、分離独立。
1960年代から急速に工業化が進み、ジュロン等の工業地域が作られ、新興工業経済地域NIESの中心国の1つとして発展。
中継貿易も盛んで、ケペル港を中心に世界でも有数の貿易港となっている。
食糧は大部分を輸入に頼る。
国民1人あたりの所得はアジアで上位に位置し、高等教育施設も充実しており教育水準も高い。
マレーシアの首都クアラルンプール、タイの首都バンコクへ至る鉄道と道路の起点で、チャンギ国際空港がある。
如何でしたか?
経済発展が著しい4つのアジア諸国ですね。
アジアNIESなんて言葉もありましたね。
最後までお読み頂き有難う御座いました!