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四元素って何?

 

 

 

こんにちは!

 

 

今日は、四元素について紹介したいと思います!

四元素とは、この世界の物質は4つの元素から構成されるとする概念で、四大元素、四大、四元、四原質とも呼ばれます。

 

四元素に選ばれたのは、

空気

の4つです。

 

それぞれ簡単に紹介したいと思います!

 

 

 

 

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火とは、熱の放散と炎を伴う可燃物の急激な燃焼。

人類にとって不可欠な道具の1つであり、人類は火の使用によって自然な居住地帯であった熱帯を離れることができ、様々な環境を作り出し、文明への第一歩を踏出した。

火の起源は恐らく落雷から生じたもので、長い間偶然に発火した炎が唯一の火種であった。

最初に火を用いたのは前 50万年の北京原人であるとされていたが、1981年、ケニアで、1988年、南アフリカで 142万年前の原人が火を使用した痕跡が発見された。

新石器人が摩擦による道具か火打石で火をおこす方法を身に付けたのは、前 7000年頃であるが、当時でも点火するより火を燃やし続ける方が便利であった。

最初に火を使用した人類は、次第に様々な使い方を学んだ。

暖房や調理だけで無く、狩りや戦いの際に獲物や敵を駆りたてるために使ったり、虫を殺し、果実を採り、獲物の発見や狩りを楽にする為に森の下草を除くことに使うようになった。

薮を燃やすと良い草地が得られ、獲物も増えることも学んだ。

前 7000年頃、新石器時代の中東で農業が始まると、林や森を開墾する新たな必要が生じた。

初期の農耕民は畑を開墾し、肥料となる灰を作る為に火を使った。

この焼畑農耕は、今日でも熱帯地域の多くや温帯地域の一部で見られる。
火を使用することから火をおこすようになるまでの人類の歩みは長く、何万年もの歳月を要した。

新石器時代以前に人類が発火方法を知っていたという証拠は無い。

人類に火をおこすアイデアを齎したきっかけが、火打石を黄鉄鉱に打ちつけた時に生じた偶然の火花か、木に穴を開ける際の摩擦から生じた火花かは分からないが、ヨーロッパの新石器時代の遺跡からは火打石や錐が発見されている。

新石器時代やその後の原始的な人々に最も普及していたのは、火を摩擦でおこす方法である。

尖った硬い棒をヤシの葉の間で回転させ、軟らかい木切れに開けた穴に押しつけて発火する単純な錐もみ火切は、ほぼ万国共通である。

擦りつけ火切と鋸びき火切はオセアニア、オーストラリア、インドネシアで見られる摩擦法の一種である。

エスキモー、古代エジプト人、アジア人、少数のアメリカ先住民は機械的な錐もみ火切を発明した。

細い竹の筒で空気を圧縮して熱と火を生む発火ピストンは、東南アジア、インドネシア、フィリピンで発明、使用された複雑な道具であった。

1800年頃、ヨーロッパで金属製の発火ピストンが独自に発明され、1827年にはイギリスの化学者 J.ウォーカーが今日のものとほぼ同様の硫酸リンを含んだ摩擦マッチを発明した。
宗教儀式の聖火や世界の神話に見られる無数の火の神は、人類の歴史における火の古さと重要性を示している。

古代のベーダの聖典では、アグニ(火)は人と神の間の伝令であり、供犠の火の化身であった。

今日でも、バラモンの家にはアグニの崇拝の為に聖火を保持しているとされるが、これは古代ローマ人ウェスタ女神の巫女によって守られる不断の聖火を持ち、ギリシア人がヘスチア女神の聖火を守って移動の際には運んだのと同じである。

イランのゾロアスター教徒は火を宗教の中心に据え、最も不思議で永遠の原理であり、最も強力で神聖な力として崇拝し、天から直接人に与えられ、神自身が火をつけたと考えた。

ユダヤ人はアブラハムを、子供を生贄にするモロク(火の神)の崇拝に抵抗する改革者と見ていた。

シベリアのコリャーク族やチュクチ族ブリヤート族は、焚火や炉からごみや不純物を遠ざけることによって火の神を崇めた。

アフリカの一部でも、火は穢れから守られるべきだと信じられている。

メキシコのアステカとペルーのインカは聖なる炎により火の神を崇拝し、インカではその炎は金属の凹面鏡で太陽光を集めて点火された。

ギリシアの科学者や哲学者も、宗教の神秘主義者と同様、火の重要性を認めた。

アリストテレスは火を水、大地、空気とともに万物を形づくる4元素の1つであると述べた。

プラトンは神が世界の創造にあたってこの4元素を用いたと説いた。

ヘラクレイトスは創造の本質的な力は火にあるとした。
現代人は、火打道具、マッチ、電気等で簡単に発火できるようになり、火に馴染んでいるので、火を当然のものと受け止めている。

しかし、旧石器時代の熱帯林の狩猟民から新石器時代の最初の定住農民に至るまで、火が人類の発展の本質的要素であったように、その後の1万年間にも文明の発達の全段階で火は不可欠の要素であった。

火は調理や土地の開墾、或いは洞窟や小屋の暖房や照明への使用から、粘土を焼いて土器を作ったり、銅やスズを取り出して溶かし青銅(前 3000年)を生産したり、鉄(前 1000年)を得る為に用いられたりしてきた。

近代の科学技術の進歩は、火を通じて人間が使用し制御できるようになったエネルギー量の継続的増大に特徴づけられる。

利用可能になったエネルギーの大半は、火の量と種類の増加によって齎されたものである。

 

 

 

 

 

空気

 

 

空気とは、地球表面を包んでいる気体。

0℃、1気圧の乾燥空気の密度は 1.293 g/l 。

39kmの高さまで組成が分析されているが、水蒸気の含有量を除けば、組成はほぼ一定である。

その体積百万分率は次のとおり。

窒素 780900、酸素 209500、アルゴン 9300、二酸化炭素 300、ネオン 18、ヘリウム 5.2、メタン 2.2、クリプトン1、亜酸化窒素 0.5、水素 0.5、キセノン 0.08、オゾン 0.01。

 

 

 

 

 

 

 

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水とは、化学的には酸素と水素の化合物で、無色、無臭、無味の液体。

天然には海水、湖水、河川水、井水、温泉水、雨、雪、氷、水蒸気等として多量に存在する。

融点0℃、沸点 100℃。

化学式は H2O で表わされる。

比重 1.000000(4.08℃)。

融点、沸点、気化熱等の値は硫黄、セレン等、酸素の同族体の水素化合物に比し著しく大きい。

比熱、潜熱も大きく、表面張力は水銀に次いで大きい。

これらは水の分子が強い極性を持つので、分子間に強い水素結合が生じ、水分子の会合が起こって擬結晶構造をとることが原因とされている。

イオン性物質に対する良好な溶媒である。

水は生命の維持に不可欠の物質であるが、間接的にも食糧(農水産物)の生産、気候の調節、自然界における輪廻に基づくエネルギーの蓄積等を通して人間の生活を支えている。

 

 

 

 

 

 

 

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土とは、地表の岩石や地層を広く覆っている未固結の自然物質を表土と言う。

表土は本来新鮮であった岩石や地層が風化してできた産物で、通常は岩石や地層が風雨や日光に晒され、気温変化を受けて、次第に風化し、分解して砕屑物になったものである。

そして、地表である為にそこに多くの生物が発生し、その遺体や腐植の集積と変化、その一部が分解してできた炭素化合物と、岩石・地層が分解してできた鉱物や二次的に生成された鉱物が混ざり、更に水の溶解作用等が加わり、長い間にはある厚さの部分が層状にいくつかに区分されるようになる。

これが土壌である。
土壌は典型的には表層から順にA、B、C、Dの4層に分けられ、D層は下位の新鮮な岩石・地層そのもので、A、B、Cの各層はそれから由来したものである。

それらの垂直断面を土壌断面と言い、各層は色調、化学組成、粒子の配列、粒子の大きさがそれぞれ異なっている。

A層は有機物が多く、最も激しく風化と溶脱を受けている。

B層は中程度の風化を受け、A層の風化物が多量に集積する。

湿潤な温帯気候のもとではA、B両層ともケイ酸鉄やアルミニウムの水和物(粘土鉱物)を形成しやすいが、B層はA層から浸透してくる水によって運ばれた粘土鉱物に富んでいる。

C層はA・B両層を作った母材の層で風化した岩石部分である。
土壌断面にはいつでも各層が見られるとは限らない。

A層が浸食によって失われる場合、高所からの表土の移動で乱される場合、まだ十分土壌が発達せず区分しにくい場合もある。

土壌の厚さは場所によって異なり、一般に高温湿潤な熱帯では深くて厚さ数mにもなるが、寒帯では十数 cmにしかならないところもある。

地球上では気候と自然植生の違いに応じて土壌帯が形成され、北半球の大陸では高緯度から順に、永久凍土上に夏生育したコケ類の遺体を母材とする泥炭状のツンドラ土、湿潤寒冷気候の針葉樹林下にはケイ酸に富む灰白色のポドゾル性土壌、湿潤温帯の落葉広葉樹林下に広く分布しA層は暗色であるがB層が酸化鉄で着色された褐色森林土、西南日本の丘陵、台地上に分布する酸性の赤黄色土、日本等、火山の多いところに分布する腐植の多い黒色の火山灰性黒ボク土、大陸内部の乾燥地では腐植に乏しく塩類が地表に集積した灰色の砂漠土、湿潤な熱帯では風化と溶脱を強く受けた赤色のラテライト性土壌等が分布する。

このように土壌には種々な色調(土色)が見られるが、それは分解した有機物、鉄化合物、石英カオリン・雲母等、土壌鉱物の3要素に支配される。

有機物の腐植は暗褐色または黒色の砕屑を成して土壌鉱物に付着し、排水が悪く通気性が不十分であると鉄分の還元と嫌気性微生物の腐敗によって灰色になりやすい。

有機物が少ないと赤鉄鉱や褐鉄鉱の為、赤や黄色になる。

土色は土壌の生成とそれに働いた作用が表われているので、農業生産の指標としても重要である。
土壌に含まれる化学成分は鉱物質と有機質に大別される。鉱物は母材が風化して細かくなったが、あまり変質していない一次鉱物、即ち石英と長石、雲母、角閃石、輝石等のケイ酸塩鉱物が多くを占める。

それと、岩石や上記ケイ酸塩鉱物が風化によって生じた二次鉱物、即ちケイ酸アルミニウムとケイ酸鉄の複合体である粘土鉱物である。

花崗岩のような酸性火成岩に由来する土壌は比較的ケイ酸分が多く、玄武岩のような塩基性火山岩に由来するものは酸化アルミニウムや鉄分に富む。

有機物は植物、動物、微生物の組織とそれらの分解物で、土壌には種々の程度に含まれる。

地球全体から見れば土壌は薄い地殻のそのうちの表面を占めるに過ぎないが、人類にとっては生活していく為に必要な食糧、衣料、住居の材料を供給する場でもある。

 

 

 

 

 

如何でしたか?

 

世界史で出てくる概念ですね。

それぞれのものは生きていく上で無くてはならないものですが、できた起源や詳細についてはあまり知らないので、非常に勉強になりました。

 

 

最後までお読み頂き有難う御座いました!