こんにちは!
今日は、世界のモリブデン生産会社の市場シェアベスト3について紹介したいと思います!
世界のモリブデン生産会社の市場シェアベスト3とは、
1位:フリーポート・マクモラン(アメリカ)
2位:サザンコッパー(メキシコ)
3位:コデルコ(チリ)
の3つです。
それぞれ簡単に紹介したいと思います!
フリーポート・マクモラン
フリーポート・マクモランとは、チリのコデルコ社と並ぶ銅・モリブデン生産における最大級の企業であり、金の鉱山会社。
本社は米国アリゾナ州フェニックス。
2007年3月19日、世界最大級の銅会社であったフェルプス・ドッジを、株式1株につき$88の現金及びフリーポート・マクモランの株式0.67株という条件で吸収合併した結果、資源メジャーとなった。
銅の副産物として、金、銀、モリブデン、レニウムを扱う鉱山会社。
銅だけでなく、他の副産物も市況が高騰していることにより、銅クレジットの低減に役立っている。
副産物のうち、モリブデン部門については、吸収したフェルプス・ドッジ社が保有していたクライマックス・モリブデン社という関連会社が業務を担当している。
2012年1月、インドネシア・パプア州のグラスベルグ鉱山開発に伴う環境破壊と、それに抗議する住民への拷問・残虐行為を理由に、世界最悪企業賞(パブリックアイ・アワード)の6位に選出された。
サザンコッパー
サザンコッパーとは、1952年に設立された鉱山会社です。
Southern Copperの現在は、メキシコの銅生産者Minera Méxicoによる2005年のSouthern Peru Copper Corporationの買収に遡ることができます。
南部銅の88.9%は、メキシコの鉱山コングロマリットGrupo Méxicoが所有しています(2018年3月27日付けの委任状による)。
2007年の埋蔵量データによると、Southern Copperは世界最大の上場銅鉱山会社であり、2007年の売上高に基づいて世界第7位の銅鉱山会社です。
更に、同社は8番目に大きい銅製錬会社です。
同社は、モリブデン、銀、亜鉛の世界最大の生産国にランクされています。
同社は、銅、モリブデン、亜鉛、銀、鉛、金の主要な生産者及び精製業者であり、メキシコとペルー、リマの南東のアンデス山脈で鉱山と製錬所を運営しています。
2012年以来、同社は生産方法の改善において大きな進歩を遂げました。
2013年、次のプログラムに6,070万ドルの環境資本支出が費やされました。
水を節約し、近くの小川への影響を最小限に抑える為の水回収システム。
尾鉱ダンプの表面を安定させる為の植生プログラム。
埃の排出を削減する為の鉱山でのスクラブ技術の実施。
持続可能な慣行に向けたこれらの継続的な努力により、同社は2014年にFray International Sustainability Awardを受賞しました。
CEO M.オスカー・ゴンザレス・ロシャは、SIPS 2014/シェクトマン国際シンポジウムにメキシコに出演し、同社に代わってこの賞を受賞しました。
コデルコ
コデルコとは、チリの国営鉱山企業にして最大の企業、またアメリカのフリーポート・マクモラン社と並んで同国最大の産物である銅の世界最大級の企業である。
本社はサンティアゴ・デ・チレ。
1976年4月1日に現在の社名で設立された。
2003年以降高騰しているモリブデンを銅の副産物として生産しており、世界第2位の生産規模を誇る。
銅はチリ最大の産業かつ最大の外貨獲得手段であり、銅によって国家の経済が成り立っている。
また、高級官僚・軍人の天下り先となる等、政経癒着を始めとした腐敗の温床と見なされてきた時期が長い。
その為、チリでは何度か民営化の動きがあるが、いずれもコデルコ内の反発と経済的影響への配慮から、現在も頓挫している状況にある。
2006年チリ大統領選挙でも公社体制維持を掲げたミシェル・バチェレが選出されており、基本民営化の予定はないとされている。
如何でしたか?
鉱山会社は、メキシコやチリが多いですね。
しかしながら、黒い面もいくつかあるようなので、今後の動向に注目ですね。
最後までお読み頂き有難う御座いました!