こんにちは!
今日は、世界の接着剤メーカーの市場シェアベスト3について紹介したいと思います!
世界の接着剤メーカーの市場シェアベスト3とは、
1位: ヘンケル(ドイツ)
2位: シーカ(スイス)
3位: H.B.フラー(アメリカ)
の3つです。
それぞれ簡単に紹介したいと思います!
ヘンケル
ヘンケルとは、ドイツのデュッセルドルフに本社を置く多国籍企業である。
シャンプー、歯磨き粉、染髪剤等のビューティー、口腔ケア用品を製造するビューティーケア、洗濯用合成洗剤や食器用洗剤等の家庭用洗剤を製造するランドリー&ホームケア、個人や工業向けの接着剤関連製品を製造するアドヒーシブ テクノロジーズの3部門を世界で展開している。
接着剤を製造販売する会社としては世界最大の売り上げを得ている。
5大陸の約125ヶ国に展開するが、その多くはヨーロッパ及び北アメリカである。
日本ではアドヒーシブ テクノロジーズ(接着技術)とビューティーケア(ヘア、ボディ、スキン、オーラル用)の2事業を展開している。
日本法人はヘンケルジャパン株式会社及びヘンケルエイブルスティックジャパン株式会社の2法人がある。
ヘンケルジャパン株式会社は、東京(ビューティーケア部門)や横浜市・大阪市(接着技術部門)の本社を中心に各地に営業所・事業所を、また美容師向けの美容教育施設「ASK academy」や接着剤の研究開発施設「ヘンケル技術センター」を持つ。
ヘンケルエイブルスティックジャパン株式会社は横浜市にオフィスを持つ。
ビューティーケア事業は一般消費者向けとヘアサロン向けに行われており、ヘアサロン向けでは特にシュワルツコフ プロフェッショナルが知られている。
ヘンケルジャパンの他、かつては一般消費者用カラーリング剤等を扱う100%子会社としてシュワルツコフヘンケル株式会社を持っていたが、2016年8月1日に同社はヘンケルジャパンに吸収合併され、一本化された。
2022年7月1日付で、資生堂が手掛けていた「SHISEIDO PROFESSIONAL」等のヘアサロン向け業務用事業を譲受したが、事業を承継する資生堂プロフェッショナル株式会社の株式の取得は、ヘンケルジャパンではなくオランダ法人であるHenkel Nederland B.V.が行う。
シーカ
シーカとは、 スイス・ツーク州・Baarに本拠を置き、世界70ヶ国以上で建設物や工業製品用途の化成品を扱うメーカー。
スイス証券取引所上場企業。
日本法人は日本シーカ株式会社。
1927年、シーカ製品が日本に初輸入、1931年に日本法人(日本シーカ工業社)が大阪で設立された。
設立当初から防水工事に参与し、阪急電鉄、近畿日本鉄道、富士製鐵等で実績をあげた為、1934年に日本シーカ製造株式会社と改称の上、本社を東京に移転し、建築・土木分野で活動を開始した。
1955年に現名称の日本シーカ株式会社となり、1969年に平塚市に工場を新設、当時は本社機能も平塚に置かれた。
その後日本でも、建設用化成品からシーリング材や接着剤等の工業用製品に対象を拡大し、アジア地域への製品輸出も行っている。
2021年現在は、東京(赤坂Kタワー)に本社を置き、平塚、大阪、小野市、周南市に拠点を有している。
関連会社に株式会社ダイフレックス、林シーカ・オートモーティブ株式会社がある。
H.B.フラー
H.B.フラーとは、 世界中に工業用接着剤を供給するアメリカ接着剤製造会社です。
同社は、有毒廃棄物の慎重な取り扱いや本社の周りに建設された自然保護区等について、倫理的な投資界で長い間賞賛を受けてきました。
このイメージにも関わらず、1990年代にラテンアメリカでグルースニッフィングを巡る論争に直面した。
2018年現在、同社はフォーチュン1000で873位にランクされています。
如何でしたか?
接着剤においても、日常的に使用されるものから工業用として使用されるものまで幅広くありますね。
最近では、航空機においても接着技術が活用されており、今後も更なる技術革新に期待したいですね。
最後までお読み頂き有難う御座いました!