こんにちは!
今日は、世界三大家禽(かきん)について紹介したいと思います!
家禽とは、家畜として飼育される鳥のことを言います。
世界三大家禽に選ばれたのは、
ニワトリ
アヒル
ガチョウ
の3つです。
それぞれ簡単に紹介したいと思います!
ニワトリ
ニワトリとは、キジ目キジ科の家禽。
原種は遺伝子調査からインドや東南アジアに分布するセキショクヤケイであるとされ、分類学上では同種である。
しかし、ハイイロヤケイと交配したことも示され、他種のヤケイも起源にかかわっている可能性も指摘されている。
家禽化は歴史が古く、どこで最初に行なわれたのかははっきりしないが、インドから東南アジア、中国などの説があり、少なくとも前2400年頃には家禽化されていた。
インドでは最初は闘鶏用だったとされる。
近年では多数の品種がつくりだされている。
日本においては、遅くとも 4~5世紀に渡来していたものと思われる。
江戸時代以降には愛玩用として多くの品種が育成され、17品種(小国種、東天紅、唐丸種、チャボなど)が国の天然記念物に指定されている。
産業としての養鶏が本格化するのは昭和期に入ってからである。
代表的品種としては、レグホーン種(卵用種)、コーニッシュ種、コーチン種(肉用種)、プリマスロック種、ロードアイランド・レッド種(卵肉兼用種)などがある。
レグホーン種はイタリア原産で、アメリカ合衆国、イギリスで改良された。
就巣性はなく、産卵能力に優れ、特に単冠白色の品種は白色レグホーン種として最も広く利用されている。
また、卵肉兼用種との一代雑種は強健、早熟、多産で多く作出された。
コーニッシュ種はイギリス原産。
褐色、白色の品種がある。
褐色品種に優性白色種を導入した白色種と白色プリマスロック種との交配種(一代雑種)が今日のブロイラー(肉用の若鳥)として養殖され、養鶏では市場性が高く主流である。
コーチン種は中国北部原産で、バフ、黒・白色などの品種もある。
プリマスロック種、ロードアイランド・レッド種や名古屋種などの作出に利用された。
この品種は晩熟で就巣性が強い。
プリマスロック種はアメリカ原産で、横斑、白色といった品種が有名。
横斑はおもに採卵用に改良された。
白色は横斑の突然変異品種でおもに肉用種として改良された。
ロードアイランド・レッド種はアメリカ原産で、褐色、白色などの品種がある。
卵色が褐色で、白色レグホーン種、プリマスロック種などとともによく飼育されている。
アヒル
アヒルとは、カモ目カモ科。
マガモを原種として家禽化されたカモ。
食肉用または採卵用に改良され、羽毛(ダウン)も採取される。
前1500年には極東アジアで家禽化されていたと考えられる。
タイワンアヒルと呼ばれるバリケンも家禽化されたものだが、原種はノバリケンで、属も異なる。
アヒルはヨーロッパでは前400年頃にはギリシアで飼育されていた。
日本においては平安時代末期頃に飼育されていたという記録が見られる。
品種が非常に多く、公式に認められているものでは 70近くもあるが、代表的な品種として、肉用ではマガモによく似たルーアン種(フランス)、白色のペキン種(中国)、卵用では赤褐色のカーキーキャンベル種がある。
そのほか、在来種との交雑改良種である卵肉兼用種の大阪アヒル種、関東アヒル種などがある。
マガモと交配させたものをアイガモと呼ぶ。
バリケンと交配させたものもいるが、これには繁殖力がない。
ガチョウ
ガチョウとは、カモ目カモ科。
野生のガン類をおもに食肉用に改良した家禽。
古代エジプトでは前3000年頃には家禽化されていた記録がある。
中国か東南アジアあたりでも家禽化されていたと考えられ、ヨーロッパでも前388年にすでに飼育されていた。
中国で家禽化された品種はサカツラガンが原種で嘴の基部にこぶがあり、シナガチョウと呼ばれ、おもにアジアやアフリカで飼育されている。
一方、ヨーロッパのガチョウの原種はハイイロガンで、おもにヨーロッパと北アメリカで飼育されている。
代表品種にはツールーズ種(フランス)、エムデン種(ドイツ)がある。
ツールーズ種は羽色が灰色で、大型のものは原種の 3倍もの大きさになり、フォアグラで有名。
エムデン種はイギリスに輸入、改良された純白品種で、市販用ガチョウの生産では基本品種の1つ。
シナガチョウは羽色が淡赤褐色、肉質もよく、産卵性はガチョウのうち最も高く品種改良によく用いられる。
原種が異なるが、ヨーロッパとアジアの品種を交配して多くの品種もつくられている。
如何でしたか?
家禽と言われると可哀想ですが、私たちが鶏肉を食べることができるのは、家禽として飼育している方々がいるからなのが良く分かります。
今度から、鶏肉を食べる時は、命にありがとうを込めて食べましょう!
最後までお読み頂き有難う御座いました!