こんにちは!
今日は、三蔵(ヤマト王権)について紹介したいと思います!
三蔵(ヤマト王権)とは、飛鳥時代以前にヤマト王権が保有していた3つの蔵の総称です。
三蔵(ヤマト王権)に選ばれたのは、
斎蔵(いみくら)
大蔵
内蔵(うちつくら)
の3つです。
それぞれ簡単に紹介したいと思います!
斎蔵
斎蔵とは、古代、大和朝廷の祭祀に用いる神物や官物を納めた蔵。
『古語拾遺』によると、神武天皇の即位に際してこれを建て、斎部氏が管理したとある。
後に貢物が増すと内蔵が新設され、神物は斎蔵に、官物は内蔵に納められた。
大蔵
大蔵とは、大和朝廷の官物を収蔵する倉庫、役所。
令制の大蔵省の前身。
『古語拾遺』『新撰姓氏録』の所伝では、雄略朝に創建され、ここに三蔵(斎蔵、内蔵、大蔵)が分立する。
その管理、出納、記録は、蘇我氏と帰化系の秦、文両氏が担当した。
内蔵
内蔵とは、斎蔵、大蔵とともに大和朝廷の三蔵の1つ。
官物を納めた蔵。
『古語拾遺』に、三韓からの貢ぎ物が多くなった為、履中天皇の時、斎蔵の傍らに建てて官物を納め、阿知使主と王仁に出納を管理させた、と見える。
如何でしたか?
日本史で名前は学びましたが、具体的にどのような役割だったというのは、知りませんでした。
受験勉強は、上部だけ覚えれば何とかなってしまうことを改めて痛感しました。
最後までお読み頂き有難う御座いました!