こんにちは!
今日は、五岳(中国)について紹介したいと思います!
五岳(中国)に選ばれたのは、
泰山(たいざん)
衡山(こうざん)
嵩山(すうざん)
華山(かざん)
恒山(こうざん)
の5つです。
それぞれ簡単に紹介したいと思います!
泰山
泰山とは、中国、山東省中部、魯中山地最西部にある山脈。
済南市の南東、泰安地区との境界を北東から南西に延び、全長約200km。
主峰の玉皇頂は1524m、中国五岳の1つ「東岳」で、岱山または岱宗とも言う。
1987年に世界遺産の複合遺産(文化、自然の両方の価値がある遺産)として登録されている(世界複合遺産)。
震旦系の古い片麻岩から成る断層山脈で、黄河下流部、華北平原部からは切り立って聳える。
また、山地の表面には一部カンブリア・オルドビス系の石灰岩が覆う為、済南市の南方にはカルスト泉が湧出し、 突泉や黒虎泉の名で知られている。
山自体信仰の対象とされたが、南天門、雲歩橋等の名勝旧跡が多く、観光地として賑わい、中腹まで自動車道、山頂まではロープウェーが通じる。
衡山
衡山とは、中国、湖南省中東部、湘江西岸を南北に連なる小山脈。
古代から国の鎮めとして尊崇された五岳の1つ南岳である。
『書経』の「舜典」に、舜が南岳に至ったと伝えるのをはじめ、古文献に名高い。
漢の武帝は南岳の名を安徽省の霍山(天柱山)に移し、隋の文帝がこれを衡山に復した。
衡陽盆地の北に聳え、最高峰祝融峰(1290m)をはじめ、紫蓋、雲密、石廩、五柱等、72峰が命名されている。
嵩山
嵩山とは、中国、河南省北西部、登封市北部にある山。
広義の秦嶺山系の東端にあたる。
中国五岳の1つ。
多数の山峰からなり、少林河を挟み、東と西の群峰に分けられる。
東峰群は太室山と呼び、最高峰は標高1440m、中寄りの主峰峻極峰は1359mで、南麓には中岳廟があり、嵩山の山神を祀る。
西の嵩陽書院は古代の四大書院の1つとされる。
約10km離れた西峰群は少室山と呼び、主峰は玉寨山で標高1512m、嵩山の最高峰である。
その他、万歳峰には、大禹が妻涂山女と協力して洪水を防いだという轘轅関等がある。
華山
華山とは、中国、陝西省東部、華陰県の南、秦嶺山脈の最も東にある秀峰。
標高1997m(中峰)。
山体は花崗岩から成り、北側は断層による急峻な崖をなす。
花のように美しい山容が遠くからも望める為、この名がある。
西の少華山に対し太華山とも言う。
渭河が黄河に流入する地点を見下ろし、渭河盆地の南辺に聳え立つ関中一の山である所から、古くから五岳の1つである西岳に数えられ、詩文によく詠まれた。
蓮花峰、玉女峰、朝陽峰等、風化によって作られた奇峰、奇洞が多い為、有数の観光地となっている。
恒山
恒山とは、中国、山西省北部、太行山脈から南西に延びる支脈の1つ。
元岳、常山、太恒山等とも言う。
滹沱河の谷を隔てて南には五台山が聳える。
主峰(玄武峰)は標高2017m。
その南に続く尾根には万里の長城が走り、その間にある雁門関は古くから交通の要衝である。
古代の伝説によると、舜帝が全国を巡回したとき、この山の雄大さに打たれたと言う。
15世紀末から河北省曲陽県の恒山に変わって、五岳の1つである北岳とされるようになった。
山上には多くの名勝があり、山下の断崖には北魏時代に起源を持つ懸空寺がある。
如何でしたか?
中国にも歴史ある山が沢山あるのですね。
台湾には行ったことがあるのですが、中国本土には行ったことがないので、いつか観光したいと思います。
最後までお読み頂き有難う御座いました!