こんにちは!
今日は、世界三大奇虫について紹介したいと思います!
世界三大奇虫に選ばれたのは、
サソリモドキ
ヒヨケムシ
ウデムシ
の3つです。
それぞれ簡単に紹介したいと思います!
サソリモドキ
サソリモドキとは、節足動物門クモ形綱サソリモドキ目Thelyphonidaに属する動物の総称。
世界に約75種を産し、最大種は北アメリカのマスチゴプロクツス・ギガンテウスMastigoproctus giganteusで、体長75mm。
形態、生態ともサソリに似るのでこの名がある。
前体はサソリ同様背甲板に覆われ、幅広く長方形。
後体(胴部)は12節で長卵形。
後端3節は急に細く環状となり、末端は長く鞭(むち)状となる。
夜行性で日中は石の下などに潜み、歩行性の昆虫類などを強大な触肢(しょくし)で捕食する。
鞭状の尾部を直立することがあるが、サソリのように刺傷はせず、肛門(こうもん)部の嗅腺(きゅうせん)から酢酸臭の強い分泌液を噴出する。
日本には2種を産す。
英名を直訳して別名ムチサソリともいう。
アマミサソリモドキTypopeltis stimpsoniは、九州南部、南西諸島に分布し、体長40mm内外。
全体黒色、腹面は赤みを帯びる。
タイワンサソリモドキT. cruciferは石垣島に産し、前種に似る。
アマミサソリモドキの毒成分は酢酸78.3%、カプリル酸5.8%、水分15.9%である。
ヒヨケムシ
ヒヨケムシとは、節足動物門クモ形綱避日(ひび)目Solifugaeの陸生動物の総称。
大形のクモ形類で、体は毛深く、一様に黄色ないし褐色であるが黒色のものもある。
体長は最大68cmに達する。
雄は雌より小形であるが、脚(あし)は比較的長い。
前体背面の前が膨れた大きくて堅い背板に覆われ、密接した1対の中央眼と痕跡(こんせき)的な1ないし2対の側眼がある。
鋏角(きょうかく)はよく発達し、頭部と同じくらい強大なあごとなり、その鋏(はさみ)で獲物を殺す。
触手は6節で末端につめがなく、特別な吸盤状の感覚器官となる。
第1脚は鞭(べん)状感覚器官のようで、残りの脚が歩脚の用をなしている。
第4歩脚は強大で、その基部下面に特徴的な5個のラケット状器官があり、これは生殖に関係のある感覚器と考えられる。
夜行性のものと昼間活動するものとがあり、肉食で極度に貪食(どんしょく)である。
毒腺(どくせん)はないが人間に対するこの類の咬傷害(こうしょうがい)はひどい。
熱帯から亜熱帯に産し、とくに砂漠に多い。
ヒヨケムシ類は10科に属する約700種が知られるが、日本には生息していない。
ウデムシ
ウデムシとは、節足動物門クモ形綱無鞭(むべん)目ウデムシ科に属する小動物の総称。
体はクモを平たく押しつぶしたような形をしており、体長1cmないし数cm。
第1脚が非常に細長くしなやかで、これをアンテナ状に前方に伸ばして揺すりながら歩く。
無鞭類にはほかにカニムシモドキ科があるが、この類は第6後 節(こうふせつ)に付着盤をもつが、ウデムシ科はそれをもたない。
アフリカ、インド、南北アメリカの多湿な熱帯、亜熱帯に分布、湿地の倒木や石下などに潜んでいる。
屋内種もいる。
肉食性で、夜間に徘徊(はいかい)し、ゴキブリ、シロアリ、ワラジムシなどを食べる。
3亜科10属、約45種が知られている。
如何でしたか?
どの虫も、独特なフォルムをしていて、流石世界三大奇虫なだけありますね!
サソリモドキは、日本でも目撃できるようですね。
やはり、奄美大島は固有種が多いんですね!
最後までお読み頂き有難う御座いました!