こんにちは!
今日は、世界の床面積が大きい宮殿ベスト3について紹介したいと思います!
世界の床面積が大きい宮殿ベスト3とは、
1位:イスタナ・ヌルル・イマン(ブルネイ・ダルサラーム)
2位:紫禁城(中国)
3位:マドリード王宮
の3つです。
それぞれ簡単に紹介したいと思います!
イスタナ・ヌルル・イマン
イスタナ・ヌルル・イマンとは、ブルネイ・ダルサラーム国にあるブルネイの国王・ハサナル・ボルキアの宮殿かつ公式な居所であり、ブルネイ政府所在地である。
王宮はブルネイ川の川岸に広がる葉状の丘にあり、ブルネイの首都・バンダルスリブガワン市街から数km南に位置する。
王宮の名前イスタナ・ヌルル・イマンはアラビア語の「信仰の光の宮殿」を意味する。
ブルネイの独立を記念して造られ、ネパールのグルカ兵によって警備されている。
設計は、フィリピンの建築家・レアンドロ・V・ロクシンが行い、ブルネイ風イスラム建築とマレー様式を調和させる為に金色のドームとアーチ状の屋根を建築のモチーフに利用した。
宮殿のインテリアは、KCAインターナショナル所属で、アラブ首長国連邦・ドバイのブルジュ・アル・アラブも手掛けたクワン・チュウがデザインした。
建設はフィリピンの建設会社アヤラ・インターナショナルが受注し、1984年に総工費4億ドル で完成した。
完成後、イスタナ・ヌルル・イマンは世界最大の王が居住する宮殿かつこれまでに建てられた邸宅のうち1家族が居住する最大のものとなった。
宮殿は1,788の部屋を持ち、257の浴室、5,000人の客を収容する饗応室、1,500人収容のモスクがある。
更に110台の自動車を収容するガレージ、空調設備の整った200頭のポロポニー厩、5面のプールをも有する。合計してイスタナ・ヌルル・イマンは床面積2,152,782平方フィート(200,000㎡)である。
巨大な宮殿の為、564のシャンデリア 51,000個の電球、44の吹抜、18基のエレベーターが備え付けられている。
紫禁城とは、中華人民共和国の北京市に存在している明王朝と清王朝の旧皇宮に当たる伝統建築。
「北京と瀋陽の明・清王朝皇宮」の1つとしてユネスコの世界遺産(文化遺産)となっている。
敷地面積は72haあり、世界最大の木造建築群が建ち並んでいる。
別称の故宮とは「古い宮殿、昔の宮殿」と言う意味で、現在は博物館(故宮博物院)になっている。
孔廟・岱廟と並ぶ中国三大宮廷建築の1つと言われている。
北京の故宮は南北の長さ961m、東西の幅753m、面積72ha、980余りの建物で構成されている。
周囲は幅52mの水堀が囲む。
城壁の高さは12mで底厚10m、頂厚は6mから7m。
南に午門、東に東華門、西に西華門、北に神武門がある。
紫禁城の名は、天帝(創造主)が住んでいる星とされる北極星を紫微星、北極星の周辺を回る星座の辺りを紫微垣と呼んだのに由来する「紫宮」、及び「天帝の命を受けて世界秩序の維持に責任を持つ皇帝(天子)」の住居たる「禁城(庶民などが自由に入るのを禁止された城)」の二語を合わせたものである。
紫禁城は世界の中心を地上に具現した領域であり、天帝に代って地上を治める皇帝の住む宮殿として建設された。
その為、「天子は南面す」の言葉通り、北に皇帝の宮殿が置かれている。
紫禁城の周辺には中南海、円明園、頤和園等の離宮も造営された。
これらは庭園を中心とした施設で紫禁城よりも遥かに広い敷地を持っている。
マドリード王宮
オリエンテ宮殿とも呼ばれる、スペイン王の王宮である。
実際には国王や王族は住んでおらず、彼らは郊外にあるマドリード王宮より小さなサルスエラ宮殿に好んで暮らす。
しかし、マドリード王宮は未だに国の行事に使用されている。
宮殿はスペイン政府の所有で、外局の国家遺産局が管理している。
王宮は、マドリード中心部の西部バイレン通りにある。
東はマンサナーレス川で、マドリード地下鉄オペラ駅が最寄りである。
宮殿は、公的行事で使用される時を除き、一般公開されている。
如何でしたか?
1位のイスタナ・ヌルル・イマンは、現在も住んでいる宮殿のようですね。
総工費4億ドルとなると、規模の想像が付かないですね。
最後までお読み頂き有難う御座いました!