こんにちは!
今日は、日本三大美竹林について紹介したいと思います!
日本三大美竹林に選ばれたのは、
嵯峨野(京都府)
岩国(山口県)
の3つです。
それぞれ簡単に紹介したいと思います!
嵯峨野
嵯峨野とは、京都市右京区、大堰川の下流保津川が京都盆地に流れ出て桂川となる地の左岸一帯を言う。
東は太秦に続き、西は小倉山の山麓、北は丹波高地の一部をなす西山山地の山麓の地域。
かつて桂川の氾濫原であったが、7世紀に秦氏一族が改修して田野が開けたと言う。
平安時代以降は天皇や貴族たちが遊猟や遊楽に屡々訪れ、また嵯峨天皇の離宮嵯峨院(現、大覚寺)、後嵯峨上皇の亀山殿(現、天竜寺)、藤原定家の山荘等、貴紳の邸宅や寺院が置かれた。
文学の舞台ともなり、歌枕の地でもあった。
『枕草子』には「野は嵯峨野」とある。
江戸時代には蔬菜栽培が盛んになり、竹林も増加した。
昭和初年までは葛野郡嵯峨村であったが、1931年(昭和6年)、京都市へ編入。
付近一帯は天竜寺、大覚寺をはじめ、『源氏物語』の「賢木」に記される野宮神社、『平家物語』の祇王寺、俳人去来の住んだ落柿舎、定家ゆかりの厭離庵、法然上人(源空)の住んだ二尊院、月の名所の広沢池や大沢池、嵯峨釈迦堂と呼ばれる清凉寺、無縁仏を集めた化野念仏寺等の名所旧跡、愛宕神社参詣道の嵯峨鳥居本の民家(門前町が重要伝統的建造物群保存地区に選定)等が点在し、対岸の嵐山とともに洛西の観光地として、全国から訪れる人が多い。
JR山陰本線(嵯峨野線)の他に、京福電鉄嵐山線、阪急電鉄嵐山線が通じ、保津川沿いに嵯峨野観光鉄道(トロッコ列車)が走る。
また、観光道路の嵐山・高雄パークウェイの入口がある。
近年、急激な都市化の影響によって、かつての嵯峨野の面影は、風致地区以外で失われつつあるのは惜しまれる。
揖斐川とは、中部地方、木曽川、長良川とともに、下流に濃尾平野を作る、所謂木曽三川の1つ。
延長121km、流域面積1840㎢。
岐阜県揖斐郡揖斐川町の徳山谷に源を発し、年降水量3000mm以上の越美山地に深い峡谷をうがって流れ、揖斐峡をなし、濃尾平野に出る。
更に、支流の粕川、根尾川(藪川)、牧田川等を合わせながら、西濃の最低部を南流し、河口で長良川と合流、桑名市の東を過ぎて、伊勢湾に注ぐ。
揖斐川は、濃尾平野の北西部では、粕川、根尾川等と扇状地を作り、古くから稲作農業の発達を見た。
その下流では自然堤防、三角州を発達させているが、長い間低湿かつ水害の危険性の絶えない輪中地域であった。
1755年(宝暦5年)以後、特に明治中期から木曽、長良との三川分流、河川改修、土地改良等の事業により、災害の克服が図られ、輪中は大きく変貌している。
一方、上流では発電利用だけでなく、洪水調節等の多目的利用を目的とした横山ダム(揖斐川町)が1964年(昭和39年)に、更に上流でも2008年(平成20年)、大規模な徳山ダムが完成した。
なお、揖斐峡付近は揖斐関ヶ原養老国定公園の一部。
岩国
1940年(昭和15年)、岩国、麻里布の2町と川下、愛宕、灘の3村が合併して市制施行。
1955年、小瀬、藤河、御庄、南河内、北河内、師木野、通津の7村を編入した。
更に2006年(平成18年)には由宇、玖珂、周東、錦、美川、美和の6町と本郷村を合併、面積が872.52㎢と約4倍に増加、県の市町村で最大となった。
県下一の長流錦川の中流域と下流域にあたり、旧市域は河口部の三角州平野を占める。
国道2号、187号、188号、189号、376号、434号、437号、山陽自動車道、広島岩国道路、JR山陽本線、東海道・山陽新幹線が通り、JR岩徳線、錦川鉄道を分岐する。
古くは『万葉集』に「磐国山」「麻里布の浦」と見え、『和名抄』に「石国郷」、『延喜式』に「石国駅」とあり、古代の山陽大路に沿う周防国の要地をなした。
中世には室町院御領の1つで「石国御庄」と呼ばれ、近世には萩藩岩国領となり、吉川氏6万石の城下として発展し、沿岸の麻里布、川下、尾津にかけて約1100ha余りの干拓新田が造成された。
岩国の工業化は大正末年帝国人絹(現、帝人)の設置に始まり、昭和初期に東洋紡績(現、東洋紡)、山陽パルプ(現、日本製紙)等の進出を見、第二次世界大戦中、一時的に陸軍燃料廠や海軍航空廠もあったが、戦後一早く、県境を越えて広島県大竹市も含む小瀬川三角州に先進的な石油化学コンビナートが成立した。
旧城下町の横山、錦見地区は国の名勝錦帯橋を中心に吉香公園、再建された岩国城、錦川の鵜飼等があり、臨海工業地を持つ麻里布地区は岩国駅前に新市街地が発達し、官公庁も集まって、行政、経済の中心をなす。
川下地区には572万㎢を占める米軍基地があり、その需要に応ずる今津、川下商店街には横文字の氾濫する異国的景観が見られる。
南部沿岸の藤生、通津地区は旭化成の新工場が建設され(現、旭化成建材)、由宇町地区にも自動車関連の工場が進出し、周東町地区等の丘陵地では住宅団地の開発が進んでいる。
北部の山村地帯では林業が盛んで、特産品として椎茸や蒟蒻芋がある。
岩国三角州一帯のシロヘビや、シラサギ渡来地、錦川中流のカジカガエル生息地は国の天然記念物に指定され、北河内の「岩国行波の神舞」は国の重要無形民俗文化財、横山の「岩国南条踊」、美和町地区の「山代白羽神楽」は県の無形民俗文化財で地方色豊かな民俗を伝えている。
面積873.72㎢、人口13万6757(2015年)。
如何でしたか?
嵯峨野は知っていましたが、揖斐川と岩国が竹林で有名なのは初めて知りました。
どちらも行ったことがないので、いつか行ってみたいと思います。
最後までお読み頂き有難う御座いました!