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文明化五部族って何?

 

 

 

こんにちは!

 

 

今日は、文明化五部族について紹介したいと思います!

文明化五部族とは、かつてアメリカ合衆国において、ヨーロッパ系入植者の習慣を採用した5つのインディアン部族を指すのに適用された言葉です。

 

文明化五部族に選ばれたのは、

チェロキー族

チカソー族

チョクトー族

クリーク族

セミノール族

の5つです。

 

それぞれ簡単に紹介したいと思います!

 

 

チェロキー族

 

 

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チェロキー族とは、北アメリカ南東部、アパラチア山脈南部に居住するアメリカインディアンの一民族。

言語はイロコイ語族に属する。

文化的には近隣のクリーク族と極めて近かったが、白人との接触以来、白人の文化を積極的に取り入れた。

1821年、セコイアという混血青年が音節文字を作り、北アメリカで唯一の文字を持つ先住民であった。

19世紀後半にオクラホマ州の指定居留地強制移住させられた。

人口はオクラホマ州に約5万人、ノースカロライナ州に約 3000人と推定される。

 

 

 

 

 

チカソー族

 

 

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チカソー族とは、ムスコギ語を話す北アメリカインディアンの一民族。

かつてはミシシッピアラバマ両州の北部に住んでおり、歴史的にチョクトー族と1つの民族であった。

半遊牧的生活を行い、広大な土地を自身のものと主張して遥か北まで襲撃し、吸収した。

家は川沿いに散在し、社会は母系制で、最高神は空、太陽、火と関係している。

1540~1541年に白人と接触し、その後1830年代にクリーク、チェロキー、チョクトー、セミノールの諸民族とともにオクラホマの指定居留地で作った準自治組織は1907年まで続いた。

 

 

 

 

 

チョクトー族

 

 

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チョクトー族とは、アメリカ、ミシシッピ州南東部に住み、ムスコギ語を話す北アメリカインディアンの一民族。

方言の一致から、かつてチカソー族から分かれたものと考えられている。

18世紀の中頃には約2万人が 60~70の集落に分かれて暮していた。

アメリカ南東部では最も発達した農業技術を持った民族で、トウモロコシ、カボチャ、豆を栽培し、余剰農産物を売ったり交換したりした。

彼らは頭髪を長く伸ばしており、死者の骨を拾う儀式、頭蓋変形の習慣、真夏の農耕儀礼等が知られている。

1754~1763年のフレンチ・アンド・インディアン戦争の後、西へ移動し、1820~1907年の間、セミノール族、クリーク族、チェロキー族等とオクラホマ州で準自治組織を持った。

今日、オクラホマ州に約1万 7500人が住む他、ミシシッピ州にも指定居留地を持つ。

 

 

 

 

 

クリーク族

 

 

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クリーク族とは、アメリカインディアンの一民族でムスコギ語を話す。

ムスコギ族(上部クリーク)とヒチティ族、アラバマ族(低地クリーク)に分かれる。

アメリカのジョージア及びアラバマ州に住み、トウモロコシ、カボチャ、豆類を作り、双分制の社会組織を持っていた。

社会は母系氏族制。

18世紀にヨーロッパ人と接触した際には約 50の集落が同盟を作っていて、活発にヨーロッパ人と交渉、取引を行った。

19世紀初めに合衆国との戦争に敗れ、インディアナ、テキサス両州に移され、20世紀に入ってからは大部分の者が白人社会に組み込まれてしまった。

 

 

 

 

 

セミノール族

 

 

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セミノール族とは、ムスコギ語を話す北アメリカインディアンの一民族。

ジョージア州南部に住んでいたクリーク族の一部が分派し、フロリダ州に移住した。

セミノールの名は野生を意味するスペイン語cimarrónに由来すると言われ、当初から黒人奴隷や白人と先住民との抗争に背を向けた逃亡者達を含んでいた。

彼らは農耕よりも狩猟、漁労を生業とし、簡単な草葺き屋根の家を建て、スペイン風の派手な錦織で衣服を飾った。

白人の侵略に抗し、西部への強制移住に反対して、3回の戦争(1817~1818年、1835~1842年、1855~1858年)を戦った。

最も激しかった第2次戦争の結果、セミノール族の大部分が降伏し、オクラホマ州の指定居留地に移った。

そこでチェロキー、チカソー、クリーク、チョクトーの各民族とともに合衆国政府を模した自治組織を形成し、1830年代以降、70年余りに渡って維持した。

しかし、1907年にオクラホマ州が独立すると同時に、彼らの土地は白人に分譲され、独特な擬似政府も終わりを告げた。

 

 

 

 

 

如何でしたか?

 

ヨーロッパ人が来る前のアメリカにも多くの民族がいたのですね。

インディアンについてはあまり知らないので、自分で少し勉強していきたいと思います。

 

 

最後までお読み頂き有難う御座いました!