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東欧三国って何?

 

 

 

こんにちは!

 

 

今日は、東欧三国について紹介したいと思います!

東欧三国は、中東欧三国とも呼ばれています。

 

東欧三国に選ばれたのは、

チェコ

ハンガリー

ポーランド

の3つです。

 

それぞれ簡単に紹介したいと思います!

 

 

チェコ

 

 

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チェコとは、ヨーロッパ中部、ドイツの東、スロバキアの西に位置する内陸国

西のチェヒ地方と、東のモラバ地方から成り、国土の大半が低山に囲まれた盆地。

気候は大陸性気候と海洋性気候の混合で、海洋性気候の特徴は東部へ向かう程弱まる。

年平均気温は西端のヘプで 7℃、南東部のブルノで 9℃。

年間降水量はボヘミア盆地で 450mm、最多月は 7月、最少月は 2月。

6世紀までにスラブ人がボヘミアに定住するようになり、8世紀末にはモラビアにも勢力を広げた。

モラビアは 9世紀半ばに大モラビア国を形成したが、10世紀初頭にマジャール族に滅ぼされた。

代わってボヘミアが台頭したが、1526年、ともにハプスブルク家の勢力下に置かれた。

19世紀に入って民族主義の意識が高まり、1918年、スロバキアとともに独立し、チェコスロバキア共和国を形成した。

1969年、連邦制の実施でチェコは、チェコスロバキア社会主義共和国の一連邦となり、1993年1月、連邦が解体し独立した。

1999年、北大西洋条約機構 NATOに、2004年、ヨーロッパ連合 EUに加盟。

住民の 90%以上がチェコ人(ボヘミア人)とモラビア人で、公用語チェコ語(チェック語)。

キリスト教カトリック信者が約 1割で、無宗教の者も多数いる。

分離したスロバキアに比べ高度に工業化が進んでおり、エンジニアリングが最大の産業。

次いで食品、エレクトロニクス、化学等の産業が有力。

社会主義体制の崩壊後、1990年代初めに実施された経済改革が奏効して目覚ましい経済成長と低失業率を実現し、西側諸国の一員として認められた。

輸出入とも機械類、輸送機器が主。

 

 

 

 

 

ハンガリー

 

 

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ハンガリーとは、中部ヨーロッパにある内陸国

周囲をスロバキアウクライナルーマニアクロアチアスロベニアセルビアオーストリアに囲まれる。

国土のほぼ中央をドナウ川が南流、東側は低平なハンガリー大平原で、その中央をティサ川がドナウ川と平行して流れ、南部に肥沃な穀物地帯を作る。

北部はミシュコルツを中心とした鉱工業地帯。

ドナウの西側はバコニュ山地等から成る脊梁高地の北西にある小平原キシュアルフェルドと、脊梁高地南側のトランスダニュービア台地とに大別される。

気候は寒暖の差の大きい大陸性気候で、国内の年平均気温は 7~12℃、年較差は約 25℃とかなり大きい。

9世紀末にマジャール族が王国を建設、16世紀にはオスマン帝国領となり、1867年、オーストリア=ハンガリー帝国が成立。

1918年、独立して共和国となるが、1920年、王制、1946年、共和国、1949年、人民共和国となり、1956年のハンガリー動乱を経て、1989年、再び共和国となる。

住民は殆どがマジャール族だが、ロマ(ジプシー)、ドイツ人、ルーマニア人、スロバキア人等もいる。

宗教はキリスト教カトリックが過半だが、プロテスタントも 2割程を占め、ギリシア正教の信徒も少数いる。

公用語ハンガリー語

第2次世界大戦までは農業国であったが、戦後は計画経済の元で工業化が進み、社会主義体制の終結後は混乱を見たが、21世紀には安定した。

国土の約半分を耕地が占め、コムギ、トウモロコシ、ジャガイモ、ブドウ、テンサイ、果実等を産するが、1990年代から西ヨーロッパ諸国向けの機械類が輸出の大半を占めるようになり、通信機器、電気機械、自動車、コンピュータ等が主要輸出品となっている。

2004年、ヨーロッパ連合 EUに加盟。

北大西洋条約機構 NATO加盟国。

 

 

 

 

 

ポーランド

 

 

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ポーランドとは、中央ヨーロッパ東部、バルト海に面する国。

北東はロシアとリトアニアに、東はベラルーシウクライナに、南はチェコスロバキアに、西はドイツに接する。

平均標高 173m、国土総面積の約 70%が標高 200m以下で、500mを超すのは総面積の僅か 3%である。

マズリ、ポモージェの2つの湖沼地帯から成る北部低地から、南に向かって少しずつ高くなり、スデティ山脈、カルパート山脈に至る。

最高点はカルパート山脈西部の高タトリ山地にあるゲルラホフスキーシュチート(2655m)。

国土のほぼ中央部をウィスワ川が、東端をオドラ川(オーデル川)が、それぞれ多数の支流を伴って流れ、バルト海に注ぐ。

気候は全般に大陸性気候で、年平均気温は南西部低地で 8℃、北東部で 6℃。

年平均降水量は約 600mmで、山地では 800~1200mm、中央低地では約 450mm。

国土の約 4分の1を広葉樹、針葉樹の混合林が占め、シカ、クマ、キツネ等が生息する。

第1次世界大戦後、一時は絶滅を伝えられたヨーロッパバイソンも保護区外で見られる。

鉱物資源は南部に豊富で、上シロンスクの石炭を中心に、硫黄、鉄、亜鉛、鉛、銅等を産する他、南東部では油田、天然ガス田の開発が進んでいる。

殆どの住民が西スラブ人に属するポーランド人で、残りは同じ西スラブ系のカシューブ人やドイツ人等。

公用語は西スラブ語系のポーランド語。

宗教はキリスト教カトリックが圧倒的多数を占める。

国土の約半分が耕地化され、ジャガイモ、サトウダイコン、ライムギ、コムギ、オオムギ等の栽培、ブタやウシの飼育が行われる。

工業は 1990年代初めから国営企業の民営化が推進され、食品、機械、金属ら石油精製等が行われる。

主要輸出品は機械、金属、食品、化学製品、家具等で、主要貿易相手国はロシアからヨーロッパ連合 EU諸国に切り替わっている。

1999年、北大西洋条約機構 NATO、2004年、EUに加盟。

 

 

 

 

 

如何でしたか?

 

国名は有名だが、どんな国かはあまり知られていない3つの国ですね。

ヨーロッパ史も勉強してみたいなと思いました。

 

 

最後までお読み頂き有難う御座いました!