こんにちは!
今日は、スラブ三国について紹介したいと思います!
スラブ三国は、東スラブ三国とも呼ばれています。
スラブ三国に選ばれたのは、
ロシア
それぞれ簡単に紹介したいと思います!
ロシア
ロシアとは、ユーラシア北部を占める連邦共和国。
西はバルト海から東は太平洋まで広がり、11の時間帯を持つ、国土面積世界第1位の広大な国。
1991年12月、ソビエト社会主義共和国連邦の崩壊を受けて現国名に改称、ソビエト連邦を構成していた国々から成る独立国家共同体 CISを創設して盟主となった。
地形的にはエニセイ川を境に西の平原、東の山地・高原地帯に大別できる。
西部は更にウラル山脈により東ヨーロッパ平原と西シベリア低地に分かれる。
エニセイ川以東では西部に中央シベリア台地、南部に東サヤン山脈、西サヤン山脈やザバイカリエの山地があり、北東部とオホーツク海沿岸にも山脈、高原が連続する。
最東部のカムチャツカ半島、千島列島には火山が多い。
ドン川、ボルガ川、北ドビナ川、ペチョラ川、オビ川、エニセイ川、レナ川、アムール川の各河川が流れている。
気候は西から東へ大陸性気候が次第に厳しくなり、南東部に季節風気候が見られる。
また、南から北へ、黒海沿岸の亜熱帯気候から北極海の島々の極地気候まで変化が著しい。
黒海沿岸を除いて 1月の平均気温は 0℃以下で、-50℃から-1℃まで、7月は 1℃から 25℃まで変化する。
年降水量は西部の 600~700mmから、東部の 100~150mm(南東部は700~1000mm)まで変化する。
包蔵水力、石炭、鉄鉱、森林資源等の天然資源が豊富で、石油、天然ガス、金、銀、ダイヤモンド、カリウム塩等にも恵まれている。
その他、銅、ニッケル、雲母、バナジウム、コバルト等の世界的な生産国。
住民の約 80%がロシア人であるが、他に 120以上の民族(主要民族は約 20)が住んでいる。都市人口は全体の 73.9%(2012年)。
公用語のロシア語の他、各共和国では民族語が話される。
宗教はキリスト教徒が約 60%を占めるが、その殆どはロシア正教会の信者である。
また、イスラム教徒が約 8%を占める。
鉱工業では石油、石炭、電力、鉄鋼、機械、自動車、紙、繊維の生産が多く、農業では主にコムギやオオムギ等の穀物が生産される他、アマ、サトウダイコン、ジャガイモ等の栽培、牧畜が盛ん。
国内交通の中心は鉄道であるが、国土が広大で未開発地が多い為、空運も発達しており、大都市間を中心に道路網も整備されている。
水運ではボルガ川の水運が発達している。
また、石油や天然ガスのパイプラインの敷設も進んでいる。
ウクライナとは、ヨーロッパ東部の国。
北はベラルーシ、北東と東はロシア、西はポーランド、南西はスロバキア、ハンガリー、ルーマニア、モルドバと接し、南は黒海、アゾフ海に面する。
国土は主に平地から成るが、所々にドネツ丘陵、ポドリスク丘陵等があり、西部にカルパート山脈を含む。
一般に穏やかな大陸性気候で、平均気温は南西部で 1月-3℃、7月 23℃、北東部で 1月-8℃、7月 19℃。
年降水量は 400~600mm。
北部は森林、中部は森林ステップ、南部はステップ地帯に入る。
住民の 80%近くはウクライナ人、約 20%はロシア人。
都市人口は約 3分の2。
9世紀から現れたキエフ公国はキエフを首都とし、11~12世紀に栄えたが、13世紀タタール人の侵入により滅亡し、16世紀ウクライナはポーランド領となった。
17世紀に入り勢力を増したウクライナ・コサックは分離運動を起こし、やがてロシアの援助を得、1654年にはロシアと合併した。
1917年、独立し共和国成立、1922年、ウクライナ=ソビエト社会主義共和国としてソビエト連邦に加盟したが、1991年に独立を宣言。
今日の国名に改め、独立国家共同体CISに加盟。
資源が豊かで、石炭、石油、鉄鉱石、マンガン鉱、カリウム塩等の埋蔵量が多く、19世紀からドネツ炭田(ドンバス)を中心に工業が発展していた。
ソ連で最も工業発展の進んだ共和国の1つで、ドンバス川、ドネプル川流域に大工業地帯があり、各種冶金、機械、化学、食品等の工業が発達している。
また大農産国で、国土の 50%を占める肥沃な黒土地帯を利用して、コムギ、トウモロコシ、テンサイ、ヒマワリ、ブドウ等の栽培や畜産が盛んである。
土地改良も進められ、灌漑設備が各地で作られている。
ドネプル川、ドネストル川、ドナウ川等の河川が流れていることと、黒海に面していることから水運が発達し、陸上交通網も密度が高い。
1986年4月、キエフ北方のチェルノブイリで史上最悪の原子力発電所事故が発生した。
2014年、ロシアが南部のクリミア半島の編入を宣言したが、国際的には承認されていない。
ロシア語ではベロルシヤ(白ロシア)。
ロシア、リトアニア、ラトビア、ウクライナ、ポーランドに接する。
氷河作用を受けた平地から成り、北部に氷堆石丘がある。
中部のミンスク丘陵から西へネマン川水系が、南へドネプル川水系が流れ、南部のプリピャチ川流域はポレシエと呼ばれる湿地となっている。
気候は穏やかな大陸性で、平均気温は 1月-4~-8℃、7月 18℃。
年降水量は 550~700mm。
住民の約 80%はベラルーシ人、約 10%はロシア人で、他にポーランド人、ウクライナ人、ユダヤ人等が居住する。
宗教はキリスト教徒がおよそ半数を占める。
人口分布は北西部の農業地帯に多く、南のポレシエは少ない。
早くから東スラブ人がこの地に住み着き、8~9世紀には既にミンスク、ポロツク等に小公国が形成されていた。
13~14世紀リトアニアに併合され、その後、リトアニアとポーランドの連合に伴ってポーランドの支配下に入った。
18世紀末わ3回に及ぶポーランド分割の結果、ロシア領となった。
1919年、白ロシア=ソビエト社会主義共和国が成立、1922年、ソビエト連邦に加盟。
その後、1991年8月に独立を宣言して現国名に改め、独立国家共同体 CISに加盟した。
地下資源として泥炭、岩塩、カリウム塩、リン灰石等がある。
農業はアマ、ジャガイモ、サトウダイコン、コムギ等の栽培、ウシ、ブタの飼育が盛ん。
機械(ダンプカー、トラクタ、オートバイ、自転車、時計)、化学(石油、カリウム)、木材加工、繊維(アマ)、食品などの工業が発達している。
鉄道・道路網が発達し、ロシアのモスクワと東ヨーロッパを結ぶ路線が国内を通る。
如何でしたか?
ロシアとウクライナは今も揉めていますね。
スラブ民族については、あまり知らないので、勉強していきたいと思います。
最後までお読み頂き有難う御座いました!