いつか役に立つかもしれないムダ知識

生きていく上では必要ではない雑学や知識を投稿していきます。クイズなどにも役立つかもしれません。

幕末の三筆って誰?

 

 

 

こんにちは!

 

 

今日は、幕末の三筆について紹介したいと思います!

 

幕末の三筆に選ばれたのは、

市河米庵(いちかわべいあん)

貫名海屋(ぬきなかいおく)

巻菱湖(まきりょうこ)

の3人です。

 

それぞれ簡単に紹介したいと思います!

 

 

市河米庵

 

 

f:id:mudachishiki4510:20210328095331j:image

 

 

市河米庵とは、江戸時代末期の書家、儒学者

名は三亥、字は孔陽。

通称小左衛門。

号は米庵、楽斎等。

儒者寛斎の子。

儒学を父や林述斎、柴野栗山に学ぶ。

書は長崎で清の胡兆新に師事、また米芾、顔真卿に私淑。

前田侯に仕えて名声を博し、門人は5000人に及んだ。

巻菱湖、貫名海屋と共に幕末の三筆。

詩にも長じ詩集8巻がある。

画跡、文具、金石の収集家としても有名。

著書『清三家書論』『米家書訣』『米庵墨談』等。

主要作品『朶雲帖』『試毫帖』『皇国州名歌』『三体千字文』。

 

 

 

 

 

貫名海屋

 

 

f:id:mudachishiki4510:20210328095406j:image

 

 

貫名海屋とは、江戸時代後期の南画家、書家。

阿波蜂須賀藩士の次男。

名は苞、字は君茂、号は海屋、別号は菘翁。

大坂に出て儒学を学び京都で塾を開いた。

少年時代から書画を好み、絵は初め狩野派、後に長崎で鉄翁祖門に師事。

書にも優れ幕末の三筆と称された。

主要作品『永源寺秋景図』。

 

 

 

 

 

巻菱湖

 

 

f:id:mudachishiki4510:20210328095507j:image

 

 

巻菱湖とは、江戸時代後期の儒者、書家。

本姓は池田、後に巻と改姓。

名は大任、字は致遠。

菱湖、弘斎は号。

19歳で江戸に出て亀田鵬斎儒学を学んだ。

また書を好み楷書は欧陽詢、行書は李北海、草書は李懐琳を骨子として学んだ。

仮名は近衛家煕の書流を好んで上代様を研究、世に菱湖流と呼ばれる一流を開き、市河米庵、貫名海屋と共に「幕末の三筆」と称賛された。

主要作品『岳陽楼記』(1839年)、『後赤壁賦』(1839年)、『古今集序』(1841年)。

 

 

 

 

 

如何でしたか?

 

私自身、3人とも存じ上げませんでした。

幕末の文化史については、あまり詳しくないので、また勉強していきたいと思います!

それにしても、こんなに三筆が多く存在知るのも初めて知りました。

 

 

最後までお読み頂き有難う御座いました!