いつか役に立つかもしれないムダ知識

生きていく上では必要ではない雑学や知識を投稿していきます。クイズなどにも役立つかもしれません。

三聖(歌聖)って何?

 

 

 

こんにちは!

 

 

今日は、三聖(歌聖)について紹介したいと思います!

 

三聖(歌聖)に選ばれたのは、

柿本人麻呂(かきのもとのひとまろ)

山部赤人(やまべのあかひと)

衣通姫(そとおりひめ)

の3人です。

 

それぞれ簡単に紹介したいと思います!

 

 

柿本人麻呂

 

 

f:id:mudachishiki4510:20210313115107j:image

 

 

柿本人麻呂とは、持統、文武朝の歌人

万葉集』中の年代を明記した歌によると、持統3年(689年)から文武4年(700年)まで作歌活動をしている。

下級官吏として天皇や諸皇子に仕え、その歌才の故に宮廷歌人的な役割も果していたようで、官命によって地方を旅行したり、地方官になったこともあると考えられている。

万葉集』に署名の見えるものとして長歌18首、短歌 68首(「或本歌」等を含む。なお異説もある)を残す。

作品は、伝統を踏まえた上で独創的であり、時代の精神を体現しつつかつ個性的で、その自由で華やかな修辞、力強く重厚な詠風等によって『万葉集』中第1の歌人と認められている。

尚、『万葉集』には『柿本朝臣人麻呂歌集』から採録した歌373首があり、この中にも柿本人麻呂の作があると考えられているが、具体的な作品については説が分かれている。

 

 

 

 

 

山部赤人

 

 

f:id:mudachishiki4510:20210313115131j:image

 

 

山部赤人とは、奈良時代万葉歌人

万葉集』により、神亀1(724年)から天平8年(736年)までの生存が明らか。

国史に名を留めず、下級の官僚と思われる。

万葉集』に長歌13首、短歌37首が収録されている。

聖武天皇行幸に従駕しての作が目立ち、一種の宮廷歌人的存在であったと思われるが、他に諸国への旅行で詠んだ歌も多い。

長歌、短歌ともに整斉された端正な調べに特徴を持つが、長歌は、柿本人麻呂の影響下にあってそれを抜きえず、空疎とも評される。

これに対して短歌、ことに自然を詠んだ作は全く新しい境地を開き、第1級の自然歌人、叙景歌人と評される。

 

 

 

 

 

衣通姫

 

 

f:id:mudachishiki4510:20210313115221j:image

 

 

衣通姫とは、允恭天皇の妃。

衣通郎姫とも言う。

皇后忍坂大中姫の妹。

艶色が衣を通し照り輝いたから、こう呼ばれた。

皇后の妬みを恐れ河内に姿を隠した。

美貌で和歌に優れ、和歌山市和歌浦にある玉津島神社に祀られる。

古今集』序に記され、以後長く美人の例に引かれ、多くの文学の題材となった。

 

 

 

 

 

如何でしたか?

 

三聖には、書道と和歌の2つがあるのですね。

衣通姫という人物は、初めて知りました。

和歌というのは、古文の学習でも、かなり苦しんだ印象があります。

 

 

最後までお読み頂き有難う御座いました!