こんにちは!
今日は、アングラ演劇四天王について紹介したいと思います!
アングラ演劇とは、正式にはアンダーグラウンド (地下) 演劇と言い、1960年代以後、世界各国で生れた反体制・前衛的な演劇活動のことです。
アングラ演劇四天王に選ばれたのは、
唐十郎(からじゅうろう)
佐藤信(さとうまこと)
の4人です。
それぞれ簡単に紹介したいと思います!
唐十郎とは、昭和後期〜平成時代の劇作家、演出家、小説家。
昭和15年2月11日生まれ。
38年状況劇場を結成。
紅テント公演を開始し、アングラ演劇の旗手と称される。
45年『少女仮面』で「新劇」岸田戯曲賞。
また53年『海星(ひとで)・河童(かっぱ)』で泉鏡花文学賞、58年小説『佐川君からの手紙』で芥川賞。
平成9年横浜国大教授。
16年『泥人魚』で紀伊国屋演劇賞、鶴屋南北戯曲賞、読売文学賞。
18年読売演劇大賞芸術栄誉賞。
25年幻想的な戯曲の創作とテント公演での独創的な舞台制作に対して朝日賞。
東京出身。
明大卒。
本名は大靏義英(おおつるよしひで)。
作品は他に『腰巻お仙』等。
昭和10年12月10日生まれ。
昭和29年『チエホフ祭』50首で「短歌研究」新人賞。
以後、戯曲、シナリオ、小説、評論等の作品を発表。
42年横尾忠則らと劇団天井桟敷を結成し、前衛演劇活動を国内外で展開した。
昭和58年5月4日死去。
47歳。
青森県出身。
早大中退。
歌集に『血と麦』、戯曲に『血は立ったまま眠っている』、映画監督作品に『田園に死す』等。
佐藤信とは、昭和後期〜平成時代の劇作家,演出家。
昭和18年8月23日生まれ。
演劇センター68を経て、昭和45年から移動劇場黒色テントによるラジカルな演劇運動を展開。
平成2年鴎座を旗揚げ。
21年開館の杉並「座・高円寺」芸術監督。東京出身。
早大中退。
鈴木忠志とは、昭和後期〜平成時代の演出家。
36年新劇団自由舞台、41年早稲田小劇場(現SCOT)を結成、小劇場運動の担い手の1人となる。
白石加代子主演の『劇的なるものをめぐって』『トロイアの女』等で国際的に注目され、57年から富山県利賀(とが)村で世界演劇祭を開催。
静岡県出身。
早大卒。
如何でしたか?
中々マニアックな四天王ですね。
私は、アングラ演劇の存在すら知りませんでした。
1度演劇というものをちゃんと観に行って見たいと思います!
最後までお読み頂き有難う御座いました!