こんにちは!
今日は、世界四大悲劇について紹介したいと思います!
世界四大悲劇に選ばれたのは、
オセロ
の4つです。
それぞれ簡単に紹介したいと思います!
5幕 19場。
1600~01年執筆。
初版 (1603) は不良版で、第2版 (04) が作者の原稿に忠実であると考えられる。
12世紀のデンマークの歴史家サクソ・グラマティクスの『デンマーク人の事跡』に発し、フランスを経てイギリスに伝わったハムレット伝説はすでに 1590年以前に脚色されロンドンで上演されていたが、この T.キッド作と伝えられる『原ハムレット』 Ur-Hamlet(現存せず) を原典として創作されたもの。
父王を毒殺して王位と王妃ガートルードを奪った叔父クローディアスを王子ハムレットが討つ物語であるが、母に対して愛憎なかばするハムレットの心理や、行動よりも思考に傾き、生と死の問題に悩むその姿は永遠にこの劇を問題作にしている。
有名な独白や、ハムレットに捨てられ、さらに父親を殺される不幸な娘オフィーリアの狂乱の場など見せ場にも富んでいる。
オセロ
オセロとは、イギリスの劇作家シェークスピアの四大悲劇の1つ。
5幕 11場。
1604年 11月1日の宮廷での上演が最も古い上演記録。
初版は 22年の四つ折本 (クォート) 。
イタリアの G.ジラルディ (チンツィオ) 作『エカトンミティ』 (1565) から取材している。
ベニス公国に雇われたムーア人の将軍オセロは奸悪な旗手イアーゴーの陰謀に乗せられて、貞淑な妻デスデモーナと副官キャシオーとの仲を疑い、嫉妬に狂って彼女を窒息死させるが、真相を知らされて自殺をとげる。
彼が妻に与えたハンカチが重要な小道具となっている。
T.S.エリオットはオセロの自殺直前のせりふを「自己劇化」の見本として論じているが、古くからコールリッジの悲劇論や A.C.ブラッドリーのイアーゴーの性格論など、この作品に関しては多くの論述が残されている。
5幕。
1605年頃執筆、初演。
古代ブリテン王リアは 80歳をこえ、国を3人の娘に分配する決意をする。
長女ゴネリルと次女リーガンは言葉巧みに父への愛を表明するが、末娘コーディリアは控え目に答えるだけである。
怒ったリアは2人の姉娘に領土を与え、末娘を勘当する。
しかし姉娘たちはリアを虐待し、狂乱した彼は嵐の荒野をさまよう。
一方、フランス王と結婚したコーディリアはこれを知り、軍を起して父を救おうとするが、逆に捕えられて殺される。
人間の権力への過信、忘恩、正気と狂気、仮象と真実などの問題が、主筋と副筋との緊密な交錯のなかで展開されている。
5幕。
1606年頃執筆、初演。
ホリンシェッドの『年代記』 (第2版、1587) に材を取り、スコットランドの武将マクベスが魔女の予言に惑わされ、夫人と共謀してダンカン王を殺し王位につくが、夫人は狂死し、マクベスも討たれる。
良心の呵責に悩み、ついに厭世観に陥る主人公の心理を克明に描いた名作。
如何でしたか?
全てシェイクスピアの作品ですね。
ヴェニスの商人を含め、シェイクスピアの作品は1つも読んだことがないので、今度読んでみたいと思います!
最後までお読み頂き有難う御座いました!