こんにちは!
今日は、世界三大叙事詩について紹介したいと思います!
叙事詩とは、神話・伝説・英雄の功業などを物語る長大な韻文のことです。
世界三大叙事詩に選ばれたのは、
の3つです。
それぞれ簡単に紹介したいと思います!
24巻。
前8世紀に成立したものだが、原型は遠くミケーネ時代にさかのぼる。
ギリシア軍によるトロイ包囲戦 10年目の一事件を扱う。
主題は「アキレウスの怒り」とその悲劇的結末である。
ギリシア軍の総大将アガメムノンと第1の勇将アキレウスが捕虜の娘をめぐって反目し、アキレウスが引き揚げたために、ギリシア軍はディオメデス、アイアス、メネラオス、オデュッセウスらの活躍にもかかわらず苦戦を強いられる。
アキレウスの親友パトロクロスはたまりかねてアキレウスの武具を借りて敵を追うが、敵将ヘクトルに倒される。
ついにアキレウスが立上がって一騎討ちの結果、ヘクトルを打取る。
しかし、アキレウスはヘクトルを殺せば自分もまた死すべき運命にあることを知っていた。
24巻。
ギリシア軍のトロイ攻略後の帰国物語の1つで、知将オデュッセウスが帰国の途中、海の神のたたりで船を地中海の各地に押し流され、数々の苦難と冒険ののちに、パイアケス人の王アルキノオスの援助で 10年にわたる放浪を終えて 20年ぶりに故郷のイタカに帰り、息子テレマコスに会って留守の間のことを聞き、妻ペネロペイアに求婚する無頼漢どもが自分の財産を食いつぶしているのを知ると、浮浪者に変装して乗り込み、求婚者どもを退治して、貞淑な妻に再会する。
同じ作者の『イーリアス』に比べて、物語の構成は複雑に入り組み、変化に富んでいる。
サンスクリット語で書かれ、18編 10万頌の詩句から成り、量において世界最大。
作者はビヤーサといわれるが、実際は、はるか昔の物語が口伝され、前数世紀頃ようやく整理されはじめ、修正増補されて後4世紀末頃現在の形になったものと推定される。
数多くの挿話を含むが、主題をなしている物語は全体の約5分の1である。
インドの国名が、「バラタ王の国」を意味する「バーラト」 Bhāratであるように、バラタ王は古代インドで英雄的に活躍したバラタ族の祖先であり、『マハーバーラタ』の主題は、彼の後裔であるドリタラーシュトラとパーンドゥの両家の軋轢、特にクル・クシェートラ (クル平原) における 18日間の戦闘である。
悪役ドゥルヨーダナに対して、1人の妻ドラウパディーを共有するパーンドゥの5人兄弟、なかでも俊英アルジュナと怪力ビーマの行動は古来大衆的な人気を呼んだ。
挿話としての『サービトリー物語』『ナラ王物語』、哲学詩『バガバッド・ギーター』は、独立の文学として現在もなおインド国民に愛誦されている。
なお、1985年にはイギリスの演出家 P.ブルックがフランスのアビニョン演劇祭で初演。
脚色はフランス人の脚本家 J.C.カリエール。
上演にはブルックが主宰する「国際演劇研究センター」の世界各国の俳優が参加し、総上演時間は約9時間に及んだ。
この試みは大きな反響を呼び、88年には日本公演も行われた。
如何でしたか?
イーリアスとオデュッセイアは、ホメロスという人物が書いたようですね。
世界三大叙事詩のうち、2つも書いているホメロスは、凄い人物ですね!
最後までお読み頂き有難う御座いました!