こんにちは!
今日は世界三大ゲルバー橋について紹介したいと思います!
そもそもゲルバー橋とは、連続橋で両端の支点の間に蝶番の働きを持つヒンジ(継ぎ目)を設けた橋。
ドイツの土木技術者ゲルバーが考案。
両端の支点部分から腕を突き出し、その間に別の桁を渡したもので、支点の不同沈下の影響が少なく、設計が簡単なので鋼橋、鉄筋コンクリート橋として広く用いられる。
カンチレバー橋。
突桁橋。
文章だけ読んでもよく分からないかもしれないので、図も載せておきます。
世界三大ゲルバー橋に選ばれたのは、
ケベック橋
港大橋
の3つです。
それぞれ簡単に紹介したいと思います!
ケベック橋
ケベック橋とは、カナダ、ケベック市の近くでセント・ローレンス川を渡る橋。
3径間のカンチレバー形式トラス橋で、中央径間は549mあり、そのうち吊径間は195mある。
1902年にクーパーを技師長として架設が始められたが、1907年と1916年の2回に渡り墜落事故を起こし、1917年に漸く完成した。
この為、悲劇の橋として名高く、その経験は大きな技術的教訓となった。
フォース鉄道橋とは、イギリス、スコットランドのエジンバラに近いフォース湾を横断する鉄道橋。
橋梁史上19世紀の記念碑とされる名橋である。
並行して2つの長大橋があり、普通は古い方を指す。
もう1つの吊橋はフォース道路橋と呼ばれ、区別されている。
ジョン・ファウラー及びベンジャミン・ベーカーによって架設され、1889年に完成した。
ゲルバートラス形式で、最大支間は約520mである。
従来の錬鉄に変えて鋼材を使用し、主要圧縮部材をパイプ状にする等、画期的な創意が盛り込まれており、現在も実用に耐えている。
港大橋
港大橋とは、大阪市港区海岸通りと南港地区を結ぶ鋼道路橋。
橋長980mのカンチレバートラス構造で、この形式の橋としては世界第3位の510mの中央径間長を有する。
1974年、完成。
上階を阪神高速道路湾岸線、下階を一般道路に供する2階構造の橋である。
設計荷重が大きい為、当時まだ使用実績が少なかった引張強さ70kgf/㎟及び80kgf/㎟級の高張力鋼の極厚板材を特別の仕様によって作り、大きな力を受ける部材に用いた。
如何でしたか?
全て橋の構造は似てる感じがしますね。
日本にも有名なゲルバー橋があることは驚きでした。
何れにせよ、多くの人々の努力によって、全ての橋が完成されてるんですね。
人の役に立つ仕事って素晴らしいと思いました!
最後までお読み頂き有難う御座いました!