こんにちは!
今日は、世界の風力発電メーカーの市場シェアベスト3について紹介したいと思います!
世界の風力発電メーカーの市場シェアベスト3とは、
1位:ベスタス(デンマーク)
3位:ゴールドウィンド(中国)
の3つです。
それぞれ簡単に紹介したいと思います!
ベスタス
ベスタスとは、デンマーク・オーフスに本拠を置き、世界70ヶ国以上に現地法人を持つ、風力発電機の設計、製造、販売会社である。
ナスダック・コペンハーゲン上場企業。
1945年にPeder HansenによりLemという小さな町で Vestjysk Stålteknik A/Sとして設立した。
当初は家電製品の製造を行っていたが、1950年に農業器材、1956年にインタークーラー、1968年に油圧クレーンの製造へと発展していき、1979年には風力発電機の製造を開始した。
2003年には、世界最大の風力発電機メーカーとなるべく、デンマークのNEG Micon社と合併し、同時に社名を Vestas Wind Systems A/Sと変更した。
べスタスの風力発電機は世界80ヶ国以上で導入され、またべスタスは世界で20,000人以上を雇用している。
インタークーラーは1980年代に風力システム会社から分離したVestas aircoil A/Sによって今もLemにて製造が続けられている。
2014年4月、三菱重工との合弁により、洋上風力発電設備に特化したMHIべスタスオフショアウィンドをオーフスに設立、同社は洋上風力発電分野におけるトップクラスのシェアを獲得している。
シーメンス・エナジーとは、ドイツ・バイエルン州・ミュンヘンに本拠を置き、発送電や石油・ガス及び関連サービスを行うエネルギー企業。
フランクフルト証券取引所上場企業。
第二次世界大戦は施設の破壊と産業の解体を齎したが、戦後経済の奇跡に伴い活力を取り戻し、1956年にはアルゼンチンに発電所を開設し国際市場に復帰した。
1969年に子会社Kraftwerk Union AGとTransformatoren AGを設立、1987年に両社が統合されシーメンスの発電機部門となった。
1997年にウェスティングハウス・エレクトリックから原子力以外の発電所事業を買収、2004年にデンマークの風力発電事業者Bonus Energy A/Sを買収、2017年4月、風力発電機事業をスペインのGamesa Corporación Tecnológicaと合併させ、再生可能エネルギー事業を行うシーメンスガメサ・リニューアブル・エナジーを設立させた。
ゴールドウィンドとは、風力発電機システムの設計と製造を主とする再生可能エネルギー会社で、風力発電所の投資、開発、風力発電関連サービスに従事しています。
グローバル風力エネルギー協会(GWEC)の統計によると、2018年、ゴールドウィンドは中華人民共和国最大の風力発電機メーカーで、世界市場ランキングはデンマークのヴェスタスに次ぐ2位です。
ゴールドウィンドは1998年に設立され、本社は新疆ウルムチ。
前身は「新疆水利水力発電研究所」で、1982年に電気室を設立し、小型風力発電機の応用研究と技術普及に従事し始めました。
1988年に同組織に所属する「新疆風力エネルギー会社」を設立した。
1998年に新疆風力エネルギー会社が発起し、従業員と投資家が独立して運営する「新疆新風科工貿有限責任会社」を設立し、2001年に「新疆金風科技股份有限公司」と改名した。
ゴールドウィンドは2007年12月に深圳証券取引所に上場、2010年10月に香港証券取引所に上場。
国有企業は、二波(深圳証券取引所、香港証券取引所)を経て国有企業民営化の過程は、今は政府が最大の法人株主です。
如何でしたか?
再生エネルギー発電の分野は、環境問題への意識が強いヨーロッパがシェアを占めていますね。
ここに、中国の企業も台頭しており、洋上風力発電が浸透するかにおいても楽しみですね。
最後までお読み頂き有難う御座いました!