こんにちは!
今日は、世界の石油ガス開発会社の市場シェアベスト3について紹介したいと思います!
世界の石油ガス開発会社の市場シェアベスト3とは、
3位:シェル(イギリス)
の3つです。
それぞれ簡単に紹介したいと思います!
サウジアラムコとは、サウジアラビア王国の国有石油会社である。
保有原油埋蔵量、原油生産量、原油輸出量は共に世界最大である。
1988年11月8日、サウジアラビア政府は旧アラムコの操業権利・資産等を引き継ぎ、国営石油会社「サウジアラビアン・オイル・カンパニー」(サウジアラムコ)を設立した。
サウジアラムコの主な事業内容は、石油・ガスの探鉱、開発、生産、販売等であった。
「アラムコ」とはアラビアン・アメリカン・オイル・カンパニーの略称であり、国営石油会社の略称に他国である「アメリカ」の名称を残していることに特徴がある。
2019年12月、サウジ証券取引所に上場して、米国のAppleを抜いて時価総額が世界一の企業となった。
また、256億ドルを調達して中国のアリババグループの250億ドルを超える史上最大のIPOも行った。
2020年1月には、更に拡大して294億ドル(約3兆2230億円)相当となった。
このIPOは、皇太子に昇格したムハンマドが進める、石油に頼らない経済改革の一環と位置付けられている。
2023年3月12日、2022年12月期の決算は純利益が前期比46.5%増の1611億ドル(約21兆7500億円)と、2019年12月の上場以降で最高益を記録した。
ロシアのウクライナ侵攻によるエネルギー価格の高騰や、生産量の増加が業績を支えた。
同社の声明によると、業績は「より強い原油価格、販売量の増加、精製品のマージンの改善に下支えされた」と説明している。
エクソンモービルとは、1863年設立のスタンダード・オイル等を起源として、1999年に設立されたアメリカ合衆国の総合エネルギー企業である。
テキサス州に本社を置く石油メジャー最大手であり、スーパーメジャーと呼ばれる6社の内の1社である。
エクソンモービルは世界200ヶ国以上で事業を展開している。
21ヶ国に38の石油精製所を展開し、毎日の石油精製量は630万バレルである。
エクソンモービルが保有している石油埋蔵量は2007年末で720億バレル換算とされ、現在の生産量で14年以上持つと予想される。
前身であるエクソンとモービルは、ともに第二次世界大戦後から1960年代まで、石油の生産をほぼ独占状態に置いた「セブン・シスターズ」と呼ばれる国際石油資本(メジャー)の1つであった。
特にエクソンは、かつてギネス世界記録で「売り上げ最大の企業」として認定されていたことがある。
元々は2社とも、ジョン・ロックフェラーが1870年に設立したスタンダード・オイルの流れを汲む企業である。
スタンダード・オイルは、1911年、 アメリカ連邦最高裁により独占禁止法違反で解体命令が出され、34社に分割する判決が下された。
分割された34社のうち、ジャージースタンダード(スタンダード石油会社ニュージャージー)が最終的にエクソンに、ソコニー(スタンダード石油会社ニューヨーク)が最終的にモービルになり、1999年に両社が合併してエクソンモービルとなった。
現在のエクソンモービルは、エネルギー資源の探鉱・生産、輸送、精製、販売までの事業を垂直統合で一括で行っている。
シェル
シェルとは、イギリス・ロンドンに本拠を置き、石油・天然ガス等のエネルギー関連事業を展開する多国籍企業である。
ロンドン証券取引所、ユーロネクスト・アムステルダム、ニューヨーク証券取引所上場企業。
第二次世界大戦後から1970年代まで、世界の石油の生産をほぼ独占状態に置いたセブン・シスターズ7社の内の一社であり、売上高でヨーロッパ最大のエネルギーグループである。
グループ企業は145の国に広がり、世界中に47以上の製油所と、4万店舗以上のガソリンスタンドをグローバルに展開している。
シェルの事業は、垂直統合で行っており、探鉱・生産・輸送・精製・販売までの事業を一括でしている。
また、事業の多角化を早くから行っており、シェルは石油事業・ガス事業・石炭事業・化学事業・原子力発電事業・金属事業等、様々な事業を保有している。
2000年代の初めからは代替エネルギーに力を注ぎ、太陽光発電・風力発電・水素プロジェクトなどの新規分野にも積極的に投資をしている。同社が出資するロンドンアレイは、 2006年12月に世界最大の海上風力発電所を建設すると発表した。
如何でしたか?
世界的に有名な石油会社ですね。
石油は、現在においても必要不可欠なエネルギー資源のため、今後も伸びていく企業に感じますね。
最後までお読み頂き有難う御座いました!