こんにちは!
今日は、世界の洋上風力運営会社の市場シェアベスト3について紹介したいと思います!
世界の洋上風力運営会社の市場シェアベスト3とは、
1位:オーステッド(デンマーク)
2位:バッテンフォール(スウェーデン)
3位:RWE(ドイツ)
の3つです。
それぞれ簡単に紹介したいと思います!
オーステッド
オーステッドとは、デンマーク・フレゼリシアに本拠を置く電力会社。
風力発電を中心に世界10ヶ国以上で事業を展開している。
ナスダック・コペンハーゲン上場企業。
近年は洋上風力発電への投資を盛んに行っており、2013年にシーメンスと共同でユトランド半島沖にデンマーク最大の洋上風力発電所であるAnholt Offshore Wind Farmを、2017年にVindeby Offshore Wind Farmをそれぞれ完成させた。
イングランド北東部沖合のHornsea Wind Farmの建設に2016年以降着手し、アジア地域では台湾・彰化県沖の洋上風力発電プロジェクトを受注した。
日本法人「オーステッド・ジャパン株式会社」は、2019年5月に設立、現在は東京(東京ミッドタウン日比谷・日比谷三井タワー)にオフィスを持つ。
2019年1月、東京電力ホールディングスと風力発電事業において協業する覚書を締結、2020年3月、同社との共同出資で「銚子洋上ウインドファーム株式会社」を設立した。
バッテンフォール
バッテンフォールとは、スウェーデンのストックホルムに本社を置く大手電力会社・エネルギー会社。
1990年代の電力自由化以後、フィンランド・デンマーク・ドイツ・ポーランドを含めヨーロッパ各地に買収の手を伸ばし、北欧のみならずヨーロッパ有数の多国籍エネルギー企業となっている。
「バッテンフォール」は英語の「ウォーターフォール」に相当する。
1909年に設立された王立水力発電委員会を前身とする公営企業で、スウェーデン政府が100%所有している。
長年スウェーデン北部の山岳地帯での水力発電を行ってきた他、ストックホルムの北のフォルスマルク原子力発電所等、多数の原子力発電所を運営し、ドイツ等、スウェーデン国外の火力発電所や原子力発電所も保有している。
欧州連合が1987年の構想以来進めてきた電力自由化により、スウェーデンではヨーロッパの先陣を切って1996年に電力自由化が行われた。
国内第一の電力会社バッテンフォールは水力発電所群から上がる巨額の利益をもとに国外でのエネルギー企業買収を進めた。
特に送電線によって結ばれた北欧諸国及びバルト海対岸のドイツとポーランドを中心にしている。
バッテンフォールは自らを地球規模のエネルギー節約の先駆企業と位置付け、二酸化炭素排出量を最小化する方針を打ち出している他、先進国と発展途上国の間で排出量を調整し合う案を国連でプレゼンテーションしている。
RWEとは、ドイツ・エッセンに本社を置く大手エネルギー会社。
E.ONに次ぐドイツ第2位の電力会社で、ドイツ他、ドイツ国外では中欧・イギリス・アメリカ合衆国で電力・ガス・水道会社の大型買収を進め、世界有数の公益事業(パブリック・ユーティリティ)会社となった。
ドイツを代表する大企業として、ドイツ株価指数(DAX)の40銘柄の1つに選ばれ、フランクフルト証券取引所に上場している。
電力・ガス・水道・環境事業等の公益事業は、世界中で民営化や国境を越えたM&Aが進み、RWEもこれを受けてイギリスの電力会社イノジーや上下水道会社テムズ・ウォーター、アメリカ合衆国のアメリカン・ウォーター・ワークスやその子会社のカリフォルニア・アメリカン・ウォータ、チェコのトランスガス等、各国の民営化された電力・水道・ガス会社を買収し、ライバルのエネルギー企業各社に負けない多国籍化を進めた。
しかし、再生可能エネルギー分野への出遅れやドイツ政府の脱原発政策に伴いRWEの経営は急速に悪化、2013年に1949年以来の赤字決算に転落した。
2016年、イノジーを再生エネルギー事業会社として分離、同社の株式の4分の3をRWEが保有する形で上場させた。
2018年3月、RWEとE.ONとの間での資産交換が発表され、RWEはE.ONの株式の16%を買収し再生エネルギー事業を保有する一方、E.ONはイノジーの株式の76.8%を買収し同社の送配電事業を得ることになった。
如何でしたか?
洋上風力発電は、まだまだこれからというような感じですが、既に北欧の企業がリードしているようですね。
環境に配慮した発電が求められていると思うので、今後も伸びていくでしょうね。
最後までお読み頂き有難う御座いました!