こんにちは！
今日は、世界の鉄鋼メーカーの粗鋼生産量ベスト3について紹介したいと思います！
世界の鉄鋼メーカーの粗鋼生産量ベスト3とは、
1位:宝鋼集団（中国）
3位:鞍山鋼鉄集団（中国）
の3つです。
それぞれ簡単に紹介したいと思います！
宝鋼集団
宝鋼集団とは、中華人民共和国（中国）上海市に本拠を置いていた、鉄鋼企業等を束ねる国有持株会社である。
通称は宝鋼。
2016年12月に武漢鋼鉄集団と合併し、宝武鋼鉄集団となった。
粗鋼生産量において現在世界第1位。
宝鋼集団は製鉄業を中心に、金属加工や資源開発、金融業等を手掛ける企業グループである。
製鉄業に関しては、イギリスの金属情報誌メタル・ブリテンによれば、グループの2021年粗鋼生産量は1億1500万tであり、アルセロールミタル超えて世界第1位。
国務院の国有資産監督管理委員会が管理する国有企業である。
傘下に、上海市を拠点とし上海証券取引所に上場する宝山鋼鉄股份有限公司、新疆ウイグル自治区ウルムチ市を拠点とする宝鋼集団新疆八一鋼鉄有限公司、浙江省寧波市を拠点とする寧波鋼鉄有限公司の鉄鋼メーカー3社と、広東省湛江市での製鉄所建設を目指す広東鋼鉄集団有限公司等を持つ。
アルセロール・ミッタル
アルセロール・ミッタルとは、2006年にオランダのミッタル・スチールとルクセンブルクのアルセロールの経営統合によって誕生した世界最大級 の鉄鋼メーカーである。
年間粗鋼生産量で宝武鋼鉄集団（中国）に次ぐ世界第2位。
本社はルクセンブルクにある旧アルセロール本社に置かれている。
日本法人はArcelorMittal Japan株式会社。
研究開発拠点をルクセンブルク、フランス、ベルギー、スペイン、アメリカ合衆国、ブラジルの6ヶ国に持ち、世界60ヶ国以上で事業を行っている。
日本では、日本法人「ArcelorMittal Japan株式会社」が設立されており、東京（虎ノ門ヒルズ）にオフィスを持つ。
日本法人は自動車用鋼板に特化し事業を行っている。
ラクシュミー・ミッタルがCEOである。
ミッタル家は、この会社における43.6%の株式を保有している。
総株式数の50.6%は旧アルセロール株主であり、残りの49.4%は旧ミッタルの株主である。
鞍山鋼鉄集団
鞍山鋼鉄集団とは、中華人民共和国（中国）遼寧省に本拠を置く鉄鋼企業である。
略称は「鞍鋼」。
満州国に存在した昭和製鋼所を母体として1948年に成立した。
遼寧省鞍山市鉄西区を本拠とし、遼寧省内の営口市や朝陽市にも生産拠点（製鉄所）を置く。
粗鋼の年間生産能力は約2500万t。
イギリスの金属情報誌メタル・ブリテンによれば、粗鋼の生産量は世界第11位、中国では第6位（2009年時点）である。
四川省攀枝花市を拠点とする攀鋼集団有限公司とともに鞍鋼集団公司の傘下で、同社が100%出資する。
攀鋼集団の他にも遼寧省本渓市の鉄鋼企業本渓鋼鉄と提携、鞍本鋼鉄集団を設立している。
世界鉄鋼協会（WSA）の加盟企業の1つである。
如何でしたか？
鉄鋼メーカーにおいても、中国が強いようですね。
唯一のヨーロッパ企業がルクセンブルクというのも面白いですね。
最後までお読み頂き有難う御座いました！
