こんにちは!
今日は、五大国について紹介したいと思います!
今回は、国際連合安全保障理事会常任理事国という括りです。
五大国に選ばれたのは、
イギリス
フランス
の5つです。
それぞれ簡単に紹介したいと思います!
アメリカ合衆国とは、北アメリカ大陸の中央部を占める 48州および 1特別区と、アラスカ州およびハワイ州の 2州とからなる連邦共和国。
元首は任期 4年の大統領(3選禁止)。
議会は上院と下院の 2院からなる。
中緯度に広大な面積を占め、自然環境は多様である。
西部には、ロッキー山脈、シエラネバダ山脈、カスケード山脈、海岸山脈などが並行して南北に連なる。
これらの間にコロンビア高原やグレートベースンなどがあり、高原を横切ってコロンビア川とコロラド川の二大水系が西流して太平洋に注ぐ。
内陸は主としてミシシッピ川の水系に属する大平野で、その北部のカナダ国境に五大湖がある。
東部には、アパラチア山脈がセントローレンス川からアラバマ州にかけて連なり、大西洋岸とメキシコ湾岸には、広く海岸平野が発達する。
気候はほぼ西経100°の経線を境として、東半部の湿潤気候とそれ以西の乾燥気候とに大きく分けることができる。
また、東半部のなかでもニューイングランドと五大湖付近は、冷涼な海洋性気候、中央部は夏季温暖な大陸性気候、そして南部は亜熱帯気候を示す。
西部はグレートプレーンズのステップ気候、グレートベースン周辺は砂漠気候、太平洋岸は温暖な海洋性気候および温帯冬雨気候などを示す。
かつてはアメリカの各地で、先住民のアメリカインディアンが民族集団単位に生活を営んでいたが、15~16世紀頃から海岸部にスペイン人をはじめヨーロッパ人が入植。
17世紀になって、東北部にイギリス人やフランス人が移住して 18世紀中頃までに13植民地を建設した。
1776年のアメリカ独立宣言、1861~65年の南北戦争などを経て、東部から西部へと開拓が進められた。
第1次世界大戦後、特に織物や農業機械工業の発達が著しく、それは大規模な機械化農業の発達に結びつくものであった。
その結果、肥沃で広大な内陸平野には、コムギ地帯やトウモロコシ地帯、綿花地帯などの大農業地帯が形成された。
また、中部および西部諸州の石油や、アパラチア山系の石炭、ミネソタ州の鉄鉱石など、鉱物資源にも恵まれて、各地に工業が発達した。
第2次世界大戦後は、メキシコ湾岸や太平洋岸にも石油化学、航空機、電子などの近代工業が立地した。
工業化に伴って都市化も進み、ニューヨーク、シカゴ、ロサンゼルスなどの大都市が形成され、特にニューヨークを中心とした地域は、総人口 1800万をこえる巨大都市(メガロポリス)圏となるにいたった。
このような豊かな経済力を背景にして、通貨のドルは国際通貨となり、多くの国々と同盟を結び、国際政治のうえでも指導的な役割を果たしてきた。
国民総生産や国民所得で、世界の首位を占め、多くの国民は豊かな「アメリカ的生活様式」を営む。
住民は非ヒスパニック系白人 63.7%、ヒスパニック系 16.3%、非ヒスパニック系黒人 12.6%、ほかにアジア系、アメリカインディアンなど(2010)。
主要言語は英語であるが、ヒスパニックの多くはスペイン語を話す。
宗教はプロテスタント、カトリックのほか、ユダヤ教、イスラム教など。
イギリス
イギリスとは、ヨーロッパ北西部にある立憲君主制の島国。
グレートブリテン島、アイルランド島北東部、および周辺の島嶼からなり、西と北は大西洋に臨み、南はイギリス海峡、東は北海を隔ててヨーロッパ大陸と相対する。
イングランド、ウェールズ、スコットランドからなるグレートブリテン島は、山地、丘陵や低地の入り組んだ変化に富む地形を示すが、ロンドン盆地を中心に低地と丘陵からなる南東部の低地イギリスと、それ以外の山地や高地が多い高地イギリスに大別できる。
最高峰はスコットランドのグランピアン山脈にあるベンネビス山(1343m)。
海岸線は屈曲に富み、北西岸にはフィヨルドが、テムズ川、セバーン川、ハンバー川、フォース川、クライド川などの河口部には三角江(エスチュアリー)が発達。
北アイルランドのほぼ中央にはイギリス最大の湖ネー湖が広がる。
気候は海洋性で、暖流である北大西洋海流と偏西風の影響により、高緯度に位置するわりに冬は暖かく、夏は涼しい。
年降水量は 900~1000mmであるが、地域差が大きく、概して西から東へ向かって減少する。
住民はアングロ・サクソン系が主体で、英語が公用語であり通用語であるが、ウェールズにはケルト語派に属するウェールズ語も話す住民が多い。
アングリカン・チャーチが国教として定められているが、信教の自由は完全に保証されている。
829年ウェセックス王エグベルトによってイングランドが統一され、1536年にウェールズ、1707年にスコットランド、1800年にアイルランドが合併された(今日の北アイルランドを除くアイルランド島は 1922年自治領として分離し、のち共和国として独立)。
18世紀後半から 19世紀前半にかけて第2次エンクロージャーにより大農法が実施され、産業革命により大工場制工業が確立して世界の先進工業国となり、ビクトリア時代(1837~1901)に大英帝国黄金期を迎えたが、第1次世界大戦後、経済的主導権はアメリカ合衆国に移り、さらに第2次世界大戦後は海外植民地が相次いで独立するとともに、アメリカ、ソビエト連邦の台頭により、世界の政治、経済に占めるイギリスの地位は相対的に低下。
しかし依然として世界の主要工業国の1つであることに変わりなく、鉄鋼、機械、化学、電子、自動車、航空機、繊維、衣料などの工業が発達し、ロンドンは世界金融の一中心となっている。
その反面、第1次産業の比重がきわめて低く、食糧や工業原料は大部分輸入に依存、これが国際収支の慢性的赤字の大きな原因となっている。
しかし、1970年代には新たに発見された北海油田の開発が進み、1980年代からは石油輸出国となり、その収益は経済の一端を支えている。
旧植民地とのつながりはイギリス連邦を通じて保たれ、アメリカとは依然、関係が深い。
1973年ヨーロッパ共同体 EC加盟。
フランス
フランスとは、ヨーロッパ西部にある国。
南西部はピレネー山脈を挟んでスペインと接し、東部はアルプスでイタリアと、ジュラ山脈でスイスと、ライン川を隔ててドイツと接し、北東部はフランドル平野およびアルデンヌ高地でベルギー、ルクセンブルクと接する。
ピレネー、アルプス、ジュラの諸山脈はアルプス造山運動によるもので、高峻な山系を形成、交通の障害をなす一方、観光・保養地も提供している。
これに対し、西端のアルモリカ地塊、中部南寄りのマシフサントラル、東部のボージュ山地などからなる V字形のヘルシニア系山地は中・低山性で、鉄、石炭などの資源に恵まれている。
この V字形の北にパリ盆地、東にローヌ=ソーヌ河谷平野、西にアキテーヌ盆地がある。
地中海に注ぐローヌ川を除くと、セーヌ川、ロアール川、ガロンヌ川など、イギリス海峡,大西洋に注ぐ諸河川は、一般に流路が長く、流れもゆるやかで、古くから交通上、産業上重要な役割を果たし、それらを結ぶ運河網も発達している。
セーヌ流域のパリ盆地では、ケスタ地形が著しく、盆地の外側に向かっていくつかの急崖の列が見られる。
気候は大部分が西岸海洋性気候の地域で、比較的温暖で降水も1年を通じている。
しかし、地中海岸は温帯冬雨気候(地中海式気候)を示し、コートダジュールは世界的な観光地となっている。
前6~前1世紀にケルト人が住みついたが、その後古代ローマ人、さらにゲルマン系のフランク民族が進出した。
住民の 80%近くを占める今日のラテン系のフランス人は、これら諸民族の混血によって形成された。
住民の大部分がフランス語を話し、およそ 3分の2がキリスト教のカトリックの信者。
政治制度はアメリカ型大統領制とイギリス型議院内閣制の折衷型で、元首は大統領。
従来の議会優位の伝統がドゴール政権時代から大統領優位の体制に変えられた。
議会は下院の国民議会と上院の元老院からなり、政党は多党制が特色である。
フランスは、高度に発展した資本主義国のうちでは農業の占める比重が高く、経営面積 5~35haをもつ独立経営の「小農民の国」として知られる。
伝統的にコムギとブドウづくりが中心の農業で、コムギは輸出能力があり、ワインは食生活に欠かせないものとなっている。
工業は長い間、織物が中心で重工業化は遅れたが、ロレーヌの豊富な鉄鉱資源をいかして発展した。
第2次世界大戦後は経済の民主化や産業の国有化の計画が進められ、電力、ガス、銀行、鉄道、航空などの国有化に加え、自動車、航空機、アルミニウム工業の半数ほどが国有化されるなど、国営企業と私企業の「混合経済」によって発展してきたが、1980年代半ばから徐々に民営化が進んだ。
西はバルト海から東は太平洋まで広がり、11の時間帯をもつ、国土面積世界第1位の広大な国。
1991年12月、ソビエト社会主義共和国連邦の崩壊をうけて現国名に改称、ソビエト連邦を構成していた国々からなる独立国家共同体 CISを創設して盟主となった。
地形的にはエニセイ川を境に西の平原、東の山地・高原地帯に大別できる。
西部はさらにウラル山脈により東ヨーロッパ平原と西シベリア低地に分かれる。
エニセイ川以東では西部に中央シベリア台地、南部に東サヤン山脈、西サヤン山脈やザバイカリエの山地があり、北東部とオホーツク海沿岸にも山脈、高原が連続する。
最東部のカムチャツカ半島、千島列島には火山が多い。
ドン川、ボルガ川、北ドビナ川、ペチョラ川、オビ川、エニセイ川、レナ川、アムール川の各河川が流れている。
気候は西から東へ大陸性気候がしだいに厳しくなり、南東部に季節風気候がみられる。
また南から北へ、黒海沿岸の亜熱帯気候から北極海の島々の極地気候まで変化が著しい。
黒海沿岸を除いて 1月の平均気温は 0℃以下で、-50℃から-1℃まで、7月は 1℃から 25℃まで変化する。
年降水量は西部の 600~700mmから、東部の 100~150mm(南東部は 700~1000mm)まで変化する。
包蔵水力、石炭、鉄鉱、森林資源などの天然資源が豊富で、石油、天然ガス、金、銀、ダイヤモンド、カリウム塩などにも恵まれている。
そのほか銅、ニッケル、雲母、バナジウム、コバルトなどの世界的な生産国。
住民の約 80%がロシア人であるが、ほかに 120以上の民族(主要民族は約 20)が住んでいる。
都市人口は全体の 73.9%(2012)。
公用語のロシア語のほか、各共和国では民族語が話される。
宗教はキリスト教徒が約 60%を占めるが、そのほとんどはロシア正教会の信者である。
また、イスラム教徒が約 8%を占める。
鉱工業では石油、石炭、電力、鉄鋼、機械、自動車、紙、繊維の生産が多く、農業ではおもにコムギやオオムギなどの穀物が生産されるほか、アマ、サトウダイコン、ジャガイモなどの栽培、牧畜が盛ん。
国内交通の中心は鉄道であるが、国土が広大で未開発地が多いため空運も発達しており、大都市間を中心に道路網も整備されている。
水運ではボルガ川の水運が発達している。
また石油や天然ガスのパイプラインの敷設も進んでいる。
東は太平洋北西部の縁海に接し、西はアジア大陸中部のパミール高原に及ぶ。
また北はロシアのシベリア、南は東南アジアのベトナムやミャンマーに接する。
22省、5自治区と、ペキン直轄市、テンチン(天津)直轄市、シャンハイ(上海)直轄市、チョンチン(重慶)直轄市の 4直轄市に分かれる。
タイワン(台湾)は中国国民党政府の統治下にある。
地形は標高によって3つに区分できる。
最も高いのは南西部を占めるチベット高原で、平均標高は 4000mをこえる。
次いで標高 1000~2000mの高原、盆地、山地がある。
北西部のタリム(塔里木)盆地とジュンガル(準噶爾)盆地、北部を東西に延びる内モンゴル(蒙古)高原、中部に南北に並ぶホワントー(黄土)高原、チンリン(秦嶺)山地、ユンクイ(雲貴)高原である。
スーチョワン(四川)盆地はこの中部山間にあるが、標高 300~600mである。
その東に平均標高 500m以下の山地、丘陵と、標高 200m以下の平原がある。
北からトンペイ(東北)平原、ホワン(黄)河の沖積地を中心とするホワペイ(華北)平原、チャン(長)江中・下流平原、トンナン(東南)丘陵で、海岸には大小の三角州が連なっている。
年平均気温は熱帯のハイナン(海南)島では 25℃、亜寒帯のヘイロンチヤン(黒竜江)省では-5℃である。
年降水量は南部の沿海では 1500mmをこえるが、内陸のタリム盆地では 50mm以下である。
冬季は南北の温度差が大きいが、季節風が卓越しているために夏季は全般に高温となり、降水も夏季に多い。
チンリン山地とホワイ(淮)河を結ぶ線は 1月の平均気温が 0℃で、中国の植生を南北に分ける。
以北はコムギを中心とする畑作地域で、以南は水稲を中心とし、二期作や二毛作が普及している。
内モンゴル高原とチベット高原は牧畜を主産業とし、ジュンガル盆地とタリム盆地では牧畜と灌漑農業が行われる。
地下資源の開発と工業化も進み、多くの省に重工業都市や総合工業都市が生まれ、旧来の鉱山や新しく開発された鉱山を中心に新興工業都市も建設された。
また各県、各郷政府ごとに、農業の発展を支える小型工場や農畜産物の加工工場の建設が進んだ。
1978年に打ち出された改革と開放政策のもと、近代化と外資の導入がはかられ、近年ではコンピュータや電気機器、衣服、化学などの工業が盛ん。
2010年には国内総生産 GDPが日本を上回り、アメリカ合衆国に次ぐ世界第2位の経済大国となった。
定期航空路が全省都を結ぶ。
住民は 90%以上を占める漢民族と 50以上の少数民族からなる。
モンゴル族、ホイ(回)族、チベット族、ウイグル族、チワン(壮)族の自治区があるほか、各省にも少数民族の自治州や自治県が設けられる。
仏教、キリスト教、イスラム教のほか、民間宗教や伝統信仰の信者がいるが、無宗教も多い。
如何でしたか?
現在、大統領選挙の開票が行われており、今後の世界情勢にどのような影響を及ぼすのでしょうか?
最後までお読み頂き有難う御座いました!