こんにちは!
今日は、世界のカカオ豆の生産量の多い国ベスト3について紹介したいと思います!
世界のカカオ豆の生産量の多い国ベスト3とは、
1位:コートジボアール
2位:ガーナ
3位:インドネシア
の3つです。
それぞれ簡単に紹介したいと思います!
コートジボアールとは、アフリカ大陸西部の国。
西はギニア、リベリア、北はマリ、ブルキナファソ、東はガーナと国境を接し、南はギニア湾に臨む。
国土の大部分は平均標高300m程度の台地で、南部は高温多湿の熱帯雨林地帯。
年平均気温25~28℃。
年降水量1270mm。
東部海岸には潟湖が発達。
北へ行くに連れ乾燥し中部から北部はサバナとなる。
15世紀後半、ポルトガル人が到来、以後ヨーロッパ人により象牙、奴隷の貿易が行われていたが、17世紀末にフランスが進出。
19世紀にはイギリス領ゴールドコースト(現ガーナ)から来るイギリス軍と戦い植民地化を推進、1842年以後、フランスが支配権を拡大し、1893年、単一のフランス植民地、1904年、フランス領西アフリカの一部となった。
1947年、北部が分離されオートボルタ植民地に編入。
1958年、フランス共同体内の自治国となり、1960年、独立。
1983年、首都をアビジャンからヤムスクロに移転することを決定したが、完全に移転し終わってはいない。
1990年、複数政党制を導入。
農業と林業を主とし、自給作物の他、輸出用のコーヒー、カカオ、バナナ、パイナップル、コーラナッツ、ゴム等のプランテーション農業が行われ、木材の輸出も増大。
鉱物資源はダイヤモンドが有名だが金、鉄鉱石も開発されている。
工業は食品加工、綿紡績、製材、肥料、自動車組立等。
住民は多様だが、主なものは東部のアグニ族、バウレ族、アシャンティ族、北部のセヌフォ族、クランゴ族、北西部のマリンケ族、マンデ族、西部のクル語系諸族等。
公用語はフランス語であるが、ディウラ語等、部族固有の言語も広く用いられる。
ガーナ
ガーナとは、アフリカ大陸西部の国。
北、北西はブルキナファソ、西はコートジボアール、東はトーゴと国境を接し、南はギニア湾に臨む。
国土は全体的に低地で、中東部に広大な人工湖ボルタ湖が広がる。
熱帯気候で年平均気温26~29℃。
乾燥した熱風ハルマッタンが吹く12月~2月には40℃に達する所もある。
南部は熱帯雨林地帯で雨季が2回あり、中部、北部はサバナ。
国名は9~13世紀頃、現モーリタニアからマリにかけての地域に栄えたガーナ王国に因むが、現ガーナはその領域外である。
現住民の祖先がこの地に移住してきたのは13世紀頃で、多くの部族王国が興亡。
17世紀にはアシャンティ族の王国が強大となった。
15世紀後半、沿岸部にポルトガルが進出、金と奴隷の貿易が行われていたが、次いでイギリス、オランダ、デンマークが進出、1872年までにイギリスが支配権を確立し、1874年、沿岸部を中心にイギリス領ゴールドコースト植民地が建設された。
1902年、アシャンティ王国を併合、1951年、自治政府が成立、1956年、トーゴランド西部のイギリス信託統治領を統合、1957年、独立し、1960年、ガーナ共和国となった。
主産業は農業で、特にカカオは世界屈指の産出国の1つ。
他にコーラナッツ、コプラ、ゴム、バナナ等を輸出。
ゴールドコースト(黄金海岸)の名の如く古くから採掘されている金は現在も輸出鉱産物の首位を占め、他にダイヤモンド、マンガン、ボーキサイトを産出。
特にボーキサイトの埋蔵量は全世界の1割以上を占めると推定される。
テマにアルミニウムの大精錬工場がある他、日用品、織物、家具等の軽工業がある。
有望な鉄鉱石の鉱脈の他、1970年にはケープコーストの沖合に油田も発見された。
1980年代初めに干魃やカカオの市況低迷、これに政治的混乱とナイジェリアからの出稼ぎ労働者の追放が重なって経済危機に陥ったが、1983年以来、世界銀行の援助で経済再建策を実施。
住民は七十数種の部族から成るが、主なものは南部のアカン諸族(アシャンティ族を含む)、エウェ族、ガー族、北部のモシ族等。
約55%がキリスト教徒。
イスラム教徒は北部を中心に約20%。
他は部族固有の伝統宗教。
公用語は英語であるが、多くの部族語も広く用いられる。
インドネシアとは、アジア大陸とオーストラリア大陸との間にある島々から成る国。
主な島はジャワ島、スマトラ島、ボルネオ島(カリマンタン島)、スラウェシ島(セレベス島)で、他にニューギニア島(イリアン島。東部はパプアニューギニア)、小スンダ列島、マルク諸島(モルッカ諸島)等、1万3000以上の島がある。
南部はアルプスヒマラヤ造山帯、東部は環太平洋造山帯に属し、火山が多い。
熱帯雨林気候と熱帯サバナ気候に分かれ、モンスーンにより雨季と乾季がある。
オランダの植民地であったが、1945年、独立を宣言し、4年間の独立戦争を経て、1949年に独立を達成した。
国家スローガン「多様性のなかの統一」が示すように、住民は文化社会生活、言語、宗教等を異にする多様な民族集団から構成される。
主なものは、ジャワ島のジャワ人、スンダ人、スマトラ島のアチェ人、ミナンカバウ人、バリ島のバリ人、スラウェシ島のブギス人等で、マレー系、中国系も多い。
住民の80%近くがイスラム教徒であるが、イスラム教は国教ではなく、キリスト教カトリック、プロテスタント、ヒンドゥー教、仏教を加えた5つが国家公認宗教とされる。
公用語は、古くからの共通語であったマレー語を基礎とするインドネシア語。
人口の半分以上が農村部に居住し、農林漁業を営む。
主食は米であるが、芋類、トウモロコシを常食する地域もある。
独立以後、ゴムやコーヒー、砂糖、コショウ、茶等の1次産品から、工業原料・燃料輸出へと産業構造の転換が図られてきた。
更に産業のジャワ島集中から外島中心へと転換が推進されている。
貿易収支は、石油輸出が拡大し始めた1970年代から黒字に転じた。
行政的には、ジャカルタ首都特別州、ジョクジャカルタ特別州を含む34州に分かれる(2014年現在)。
如何でしたか?
やはり、アフリカの2国が1位と2位を占めていますね。
インドネシアが多いのは少々意外でした。
最後までお読み頂き有難う御座いました!