こんにちは!
今日は、世界三大通貨について紹介したいと思います!
世界三大通貨に選ばれたのは、
アメリカドル
ユーロ
円
の3つです。
それぞれ簡単に紹介したいと思います!
アメリカドル
アメリカドルとは、アメリカ合衆国の法定貨幣をいい、略号は$。
その100分の1をセントとしている。
国民通貨にドルの名称を付した国はアメリカだけではないが、その起源は南ドイツの産銀で鋳造された銀貨につけられたターレルで、新大陸アメリカに流入したスペインのターレル銀貨、即ちスパニッシュ・ダラーが前身である。
1792年に独立し通貨主権を取得したアメリカは、金銀比価を15対1とする金銀複本位制を制定し、ドルを法定貨幣単位としたが、銀貨は鋳造されず実質は金本位制であった。
金銀比価の不安定性に悩んだアメリカは、1900年、金の公定価格を1オンスにつき 20.67ドルとする金本位制を公式に制定し、同時に従来はナショナル銀行が持っていた銀行券発行権を新設の連邦準備制度に移譲させた。
この制度の確立によりドルの国民通貨としての地位が確立した。
第1次世界大戦は国民通貨ドルの国際通貨への発展の契機となった。
それは世界無比の強大な生産力と大量の金流入の為の豊富な金準備とを基調とすることになったからで、ポンドとともに制度上、事実上の国際通貨の地位を占めた。
1933年アメリカはドルの平価切下げを余儀なくされ1オンス=35ドルとしたが、第2次世界大戦後、ドルは国際通貨史上かつて無かった強大、安定の国際通貨の地位を占めた。
1950年末に至って高額且つ持続的な国際収支の赤字、その結果としての金準備の激減の為にドル危機が表面化し、1971年8月15日、ニクソン政権による金・ドル交換停止措置により、ドルを基軸通貨とする金為替本位制度も崩壊した。
ユーロ
1995年12月のEU首脳会議で決められた。
第1陣の参加を見送ったイギリス、デンマーク、条件を満たせなかったギリシアとスウェーデンを除く11ヵ国で、資本取引など帳簿上の取引に1999年1月から導入され、2002年前半までに一般の流通も開始。
円
円とは、日本の通貨の呼び名。
明治4年(1871年)の新貨条例制定により通貨の単位として円が登場。
1897年の貨幣法により金本位制度が確立し、純金750mgを1円とした。
その後1931年末の金輸出禁止と銀行券兌換停止により金本位制度は停止され、円は管理通貨制度に移行した。
第2次世界大戦中及び戦後のインフレーションと戦後の対外為替取引の停止を経て、1949年4月に1米ドル=360円の基準為替相場が公定され、1960年7月に対外交換性が回復された。
円の価値は対内的に見ると戦後のインフレーションの過程で著しく減価しているが、対外的な価値は相対的に強くなっており、1971年12月19日1米ドル=308円に切り上げられた。
1973年2月、変動為替相場制度に移行、1985年9月、プラザ合意後は更に円高に推移し、1994年6月には初めて1米ドル=100円を突破して2桁の数字を記録した。
如何でしたか?
今では当たり前のように聞く3つの通貨は、こんな歴史を経て作られ、現在に至っているのですね。
日本の円も、明治時代から始まっており、そんな古いのと感じた方や、そんな新しいのと感じた方はそれぞれかと思いますが、私はわりと新しいと感じました。
最後までお読み頂き有難う御座いました!