こんにちは!
今日は、日本三大随筆について紹介したいと思います!
随筆とは、特定の形式を持たず、見聞、経験、感想等を筆に任せて書き記した文章。
西洋では小論文、時評等も含めてエッセーと呼ばれるが、日本のものはより断片的である。
漫筆。
日本三大随筆に選ばれたのは、
の3つです。
それぞれ簡単に紹介したいと思います!
清少納言著。
長保3年1001年)年頃には大体完成していたとされる。
書名は「枕にこそは侍らめ」と言って中宮から用紙を下賜されたという跋文に基づくが、枕頭に置いて備忘録とする意とも、歌枕、枕詞の枕の意とも言う。
形態の異なる数種の伝本があるが、作者の初稿から出た「三巻本」と作者自身によって加筆補訂された「伝能因所持本」が重視される。
類集的章段、日記回想的章段、随想的章段等性格の違う章段約 300から成る。
才気縦横の明るい世界は紫式部の暗く沈思する世界と常に比較される。
『源氏物語』とともに、王朝文化の頂点を形成し、後世に多大の影響を与えた。
鴨長明著。
1巻。
建暦2年1212年)成立。
題名は長明が日野山に1丈(約3m)四方の庵室を造り住んだことによる。
無常厭世の仏教観に貫かれた小編で、流麗、簡潔な名文として古来推されている。
広本(古本、流布本)、略本があるが、広本の古本系に長明自筆かと言われる大福光寺本がある。
兼好作。
2巻。
元徳2年(1330年)~元弘1年(1931年)成立か(前半の一部は1319年成立か)。
「つれづれなるままに…」に始まる小序の他、243段。
内容は人生論、仏教信仰論、人間観、女性論、住居論、趣味論、自然観照を綴った随想、挿話・奇譚の類、物語的な小文、備忘録的な雑記等、多岐に渡っている。
早く室町時代の正徹に注目されたが、江戸時代になると人生教訓の書として持て囃され、多数の注釈、研究書が生まれた。
俳諧その他後代文学への影響も大きい。
如何でしたか?
どれも国語の授業で教わった人が多いかもしれませんね。
最近では、現代語訳された本も多く出版されているので、ぜひ読んでみてください!
最後までお読み頂き有難う御座いました!