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世界の速い飛行機ベスト3って何?

 

 

 

こんにちは!

 

 

今日は、世界の速い飛行機ベスト3について紹介したいと思います!

 

世界の速い飛行機ベスト3とは、

1位:X-15

2位:YF-12

3位:SR-71

の3つです。

 

それぞれ簡単に紹介したいと思います!

 

 

X-15

 

 

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X-15とは、アメリカで開発された高高度極超音速実験機。

ノースアメリカン社によって3機が製作された。

ジェットエンジンではなくロケットエンジンにより高高度まで上昇出来る能力を持つロケットプレーンであり、この機体で得られた極超音速下での空力特性や熱力学的影響等の研究結果は、やがてはスペースシャトルの開発にまで貢献した。

YouTubeではX-15の記録映像を見ることが出来る。

X-15の歴史は、第二次世界大戦直後のドイツから始まる。

ドイツの敗北と占領によってヴェルナー・フォン・ブラウン博士を含む多数の航空宇宙技術者や資料機材類を獲得したアメリカは、その中にあったSilbervogel構想に着目した。

ロケットエンジンによって一気に上昇加速した後、大気圏上層をスキップするように飛行し、地球の反対側まで到達して爆撃するという「対蹠地」爆撃機というもので、大陸間弾道ミサイルの開発がまだあまり進んでいなかった時代、その存在は非常に脅威になるものであった。

 

 

 

 

 

YF-12

 

 

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YF-12とは、ロッキードアメリカ空軍向けに開発していた試作迎撃戦闘機である。

また、超音速戦略偵察機SR-71 ブラックバードを生んだCIAの高機密偵察機A-12 OXCARTのいくつかの派生型のうちの1つである。

アメリカ空軍(USAF)のYF-12プログラムは、CIA向けに設計され、1962年に初飛行したA-12 OXCART偵察機の発展であった。

運用中のF-106 デルタダートの代替とすることを目的としていたマッハ3級の迎撃戦闘機XF-108 レイピアの開発中止をアメリカ空軍が余儀なくされた後、ロッキードは空軍にYF-12プロジェクトに関心を持たせることができた。

A-12を開発していたことで多くのYF-12の設計・研究開発の作業と投資が既に済んでおり、A-12を基礎とする航空機によって低コストでXF-108の代替機を作れると指摘された。

1960年に、アメリカ空軍はA-12生産ラインの第11から第13スロットを取得し、それらをYF-12A迎撃戦闘機の構成で完成させることに同意した。

主な変更は、当初XF-108の為に開発されていたヒューズAN/ASG-18火器管制レーダーを搭載すること、その操作をする搭乗員のための第2コックピットを追加すること、そしてこれまでA-12にて偵察装置を収納する為に用いられていたベイをミサイルの搭載用とすることであった。

なお、火器管制レーダーの搭載に合わせ機首部分のチャインと呼ばれる張り出し部を除去する修正が必要となった。

その結果、空力特性が影響を受けて安定性が不足する事態となった。

胴体とエンジン・ナセルの下に追加されたベントラルフィンは、この安定性不足を補う為のものである。

 

 

 

 

 

SR-71

 

 

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SR-71とは、ロッキード社が開発してアメリカ空軍で採用された超音速・高高度戦略偵察機である。

愛称はブラックバード

最高速度はマッハ3を出すことができ、有人実用ジェット機として最も速く、2023年現在に至るまで記録は更新されていない。

開発は、1950年代後半から1960年代にかけてロッキード社の「スカンクワークス」によって極秘に行われた。

初飛行は1964年12月11日。

1967年5月31日実戦投入。

沖縄・嘉手納飛行場にも配備された。

その異様な形状と夜間に出撃することから、現地では「ハブ」と呼ばれていた。

SR-71は1950年代に開発された偵察機A-12を改良したもの。

U-2偵察機の後継として設計・開発された。

高高度での亜音速巡航中に地対空ミサイルを被弾したU-2撃墜事件を受けて、高高度でM3級の超音速飛行を行うことでミサイル迎撃を回避することを目標とした。

タンデム複座の前席にパイロット、後席にRSO(Reconnaissance Systems Officer、偵察システム士官)が搭乗し、高空からの写真偵察を行う。

SR-71は超高速飛行に特化した従来にない特異な外見と内部構成により高高度での超音速巡航飛行を実現したが、飛行に際しては高度な技術、敵地上空を飛行するリスクと膨大な費用を要する為、偵察衛星技術(精度)の向上により1989年の退役決定後、全機が退役した。

その後、湾岸戦争において、迅速な情報収集には偵察衛星では足りなかったことや、北朝鮮による核査察拒否問題が起こったこと等からSR-71復活配備計画が持ち上がり、1995年には3機のSR-71を復活配備する為の予算が計上され、1996年に新SR-71部隊を編成し1997年には即応体制完了を発表した。

しかし、1998年に当時のビル・クリントン大統領によって拒否権が発動され、復活配備されたSR-71は計画通りの3機が揃うことも (配備が完了したのは2機) 実際に運用されることもないまま再度退役している。

同じく1998年にNASAで試験機として運用されていたSR-71も退役したが、モスボール状態で保管された一部の機体の再配備の可能性もある。

 

 

 

 

 

如何でしたか?

 

どれも軍事目的の飛行機ですね。

どれもフォルムが独特で、格好良いですね。

 

 

最後までお読み頂き有難う御座いました!