こんにちは!
今日は、世界の大きいカメベスト3について紹介したいと思います!
世界の大きいカメベスト3とは、
1位:オサガメ
2位:タイコガシラスッポン
3位:アオウミガメ
の3つです。
それぞれ簡単に紹介したいと思います!
オサガメ
オサガメとは、爬虫綱カメ目オサガメ科オサガメ属に分類されるカメ。
現生種では本種のみでオサガメ科オサガメ属を構成する。
繁殖地はインドネシア、コスタリカ、スリナム、スリランカ、マレーシア、パナマ、パプアニューギニア、南アフリカ共和国等。
ウミガメ上科の他種と比較すると回遊性が大きい為か繁殖地は流動的で、仏領ギアナで繁殖地だった砂浜が侵食されると、仏領ギアナ内の別の砂浜や新しく砂浜が形成されたスリナムで産卵数が増加した例もある。
フロリダ半島は比較的新しい繁殖地で、以前は殆ど産卵が確認されていなかったが産卵数が増加している。
日本では2002年に奄美大島で産卵例がある。
甲長120〜189cm。
最大体重916kgと現生するカメ目最大種。
骨質と鱗からなる甲羅は発達せず、皮膚で覆われる。
英名(leatherback=背中が皮の)の由来になっている。
背面には5本、体側面に1本ずつ、腹面に5本の筋状の盛り上がり(キール)がある。
背面や体側面の体色は黒く、腹面は白い。
背甲や四肢には白い斑点が入る。
腹面は白色斑の割合が大きく、ほぼ白色になる。
タイコガシラスッポン
タイコガシラスッポンとは、爬虫綱カメ目スッポン科コガシラスッポン属に分類されるカメ。
最大甲長140cm。
背甲の色彩は明褐色や黄褐色で、暗褐色の縁取りがある黄色い斑紋が入る。
斑紋はインドコガシラスッポンと比べると太く単純。
底質が砂で、流れがあり水が清涼な河川に生息する。
完全水棲で、産卵以外で上陸することはない。
繁殖形態は卵生。
川岸の砂地に深さ50〜75cmの穴を掘り、1回に60〜117個の卵を産む。
アオウミガメ
アオウミガメとは、爬虫綱カメ目ウミガメ科アオウミガメ属に分類されるウミガメ。
本種のみでアオウミガメ属を構成する。
模式標本の産地はアセンション島。
大規模な産卵地としてインドネシア、オーストラリア、オマーン、ギニアビサウ、コスタリカ、コモロ、サウジアラビア、スリナム、セーシェル、ブラジル、マレーシア、ミャンマー、アセンション島、ガラパゴス諸島、アメリカ合衆国フロリダ州が確認されている。
日本では主に小笠原諸島で産卵し、南西諸島でも産卵する。
1999年に九州本土の鹿児島県頴娃町(現:南九州市)で産卵が確認された。
大西洋個体群で甲長99〜111.8cmとウミガメ科最大種。
海域別の内訳は、地中海で甲長65.4〜79.4cm、北太平洋で83.2〜85.6cm、インド洋で甲長87.6 〜93.6cm、南太平洋で88.7cm、大西洋で甲長87.7〜105.3cm。
背甲は上から見ると幅広い卵型。
椎甲板は5枚。
肋甲板は左右に4枚ずつ。
背甲や頭部・四肢の色彩は濃緑色や黒。
下縁甲板は左右に4枚ずつ。
腹甲は白や黄色。
如何でしたか?
アオウミガメは有名ですが、オサガメは初めて知りました。
スッポンにも大きい種類があるようですね。
最後までお読み頂き有難う御座いました!