こんにちは!
今日は、世界の流域面積が広い川ベスト3について紹介したいと思います!
世界の流域面積が広い川ベスト3とは、
1位:アマゾン川
2位:コンゴ川
3位:ミシシッピ川
の3つです。
それぞれ簡単に紹介したいと思います!
アマゾン川とは、ポルトガル語ではアマゾナス川、スペイン語ではアマソナス川。
南アメリカ北部を東流し、大西洋へ注ぐ大河。
源流のマラニョン川の水源から河口まで全長約 6516kmで、ナイル川よりやや短いが、流域面積は世界最大で 705万㎢に上り、ブラジルを中心にベネズエラ、コロンビア、エクアドル、ペルー、ボリビアの6ヶ国に及ぶ。
また、流量においても世界最大で、世界の地表水の約5分の1と推計される膨大な量の水がこの川を流れて大西洋に注ぐ為、河口から150km以上沖合まで、海水の塩分濃度が大幅に低下している。
太平洋から僅か100kmあまり内陸のアンデス山脈中に源を発するマラニョン川にウカヤリ川が合流したあたりから下流が一般にアマゾン川本流とされるが、このうちネグロ川流入点までの上流部はソリモンイス川とも呼ばれる。
支流は1000以上知られているが、主なものは左岸(北岸)のナポ、プトゥマヨ、ジャプラ、ネグロ、右岸(南岸)のジュルア、プルス、マデイラ、タパジョス、シング等。
東のトカンティンス川はパラ川と合流して直接大西洋に注ぐが、パラ川によってアマゾン川最下流部と連絡される為に、一般にアマゾン水系に含められる。
河口部には広大なマラジョ島をはじめ多数の島が形成されている。
南のブラジル高原、西のアンデス山脈、北のギアナ高地に囲まれた流域は、南アメリカ最大の低地をなし、標高はほぼ中央部に位置するマナウスで約20m、アンデス山麓に近いペルーのイキトスでも約100mであるが、湿地帯ではなく、大部分は洪水期にも冠水しないテラフィルメと呼ばれる地域から成る。
川沿いの氾濫原はバルゼアと呼ばれ、河水によって運ばれるシルトの堆積により肥沃な土壌が形成されている。
流域は全体的に高温多雨であるが、東部の河口付近と西部は年降水量2000mm以上の多雨地帯で年間を通して雨が降るのに対して、その他の地域では弱い乾季があり、南縁部では冬に明瞭な乾季が現れる。
流域はほぼ全域がセルバと呼ばれる熱帯雨林に覆われ、樹種が極めて多いのが特徴で、有用樹も少なくない。
動物相も豊かで、サル、ピューマ、バクや各種の齧歯類、鳥類、爬虫類、昆虫等が生息し、巨魚ピラルク、ピラニア、デンキウナギ等をはじめとする魚類も多い。
1541年、スペイン人 F.オレリャノがペルーのアンデスから川を下って大西洋の河口に達して以来、流域は多くの探検家や科学者によって調査されてきたが、本流と主要支流の沿岸を除くと現在も殆ど未開発で、世界でも人口希薄な地域の1つである。
トランスアマゾン・ハイウェーが大西洋岸各都市からペルー国境に通じているが、主要交通路は依然として河川で、大型外洋船が河口から約 1500km上流のマナウスまで、喫水6m以下の船は更に2000km以上上流のイキトスまで年間を通して遡航できる。
開発に伴う熱帯林破壊が、地球温暖化や生態系の破壊を齎すとして国際的問題になってきており、1992年、リオデジャネイロで開かれた国連環境開発会議(地球サミット)で「森林原則声明」が採択された。
また、砂金採取に伴う水銀汚染も問題になっている。
ナイル川に次ぐアフリカ大陸第2の川で、全長 4700km。
流域面積約345万7000㎢。
ザイール川とも呼ばれる。
コンゴ民主共和国南部、カタンガ州の山地に源を発するルアラバ川が、ルブア川、ロワ川等を合わせて北流、キサンガニ付近のボヨマ瀑布から下流がコンゴ川となる。
キサンガニから西に向きを変え、後に南西に転じてコンゴ共和国との国境の一部を形成、ウバンギ川、カサイ川等、更に多くの支流を集め、マタディ西方で大西洋に注ぐ。
一帯は熱帯雨林気候で流域の年降水量は 1500mm、最大流量は毎秒4万1000㎥。
世界でも有数の水力発電開発可能量を誇る。
コンゴ盆地の殆どの水を集め、鉄道と結ぶ重要な河川交通路として輸出入物資を運び、かつては奴隷取引の船が運行。
1972年以降、インガ滝の水力発電所等、開発が進められた。
全長3780km。
ミネソタ州北西部のイタスカ湖に源を発し、メキシコ湾に注ぐ。
アメリカ最大の河川。
流域面積は約310万㎢を占め、アメリカの31州、カナダの2州から集水し、毎秒2万t近い水をメキシコ湾に排水する。
上流域は氷河作用を受けた湖沼地域で、支流にはウィスコンシン川、ブラック川、ミネソタ川等がある。
中流域でミズーリ川やオハイオ川等の支流が流入すると、それまでの清流が多量の土砂を含む濁流となる。
更にオハイオ川が合流する付近では、河床の幅は2.5kmに達し、広大な氾濫原を蛇行する。
旧河道や半月湖等が数多く見られる。
河口には年間5億tの土砂が堆積して、広大なデルタ(三角州)を形成。
末端は分流水路に沿って鳥跡状に分岐。
1717年、五大湖方面から進出してきたフランス人は、ミシシッピ川を下り、河口にニューオーリンズを建設した。
治水の歴史は当時に遡る。
1840年代にはミシシッピ川の水運は最盛期を迎えたが、南北戦争後、鉄道の敷設が進んだ為に衰退した。
第2次世界大戦後、下流部の河道の改修、浚渫、船舶の改良等によって水運は重要性を取り戻した。
メンフィス、セントルイス、ミネアポリス等、河港から発達した都市があり、アメリカ中部の中心をなす。
如何でしたか?
ナイル川が入っていないのが意外でした。
最後までお読み頂き有難う御座いました!