こんにちは!
今日は、日本三大散居集落について紹介したいと思います!
日本三大散居集落に選ばれたのは、
砺波平野(富山県)
出雲平野(島根県)
の3つです。
それぞれ簡単に紹介したいと思います!
胆沢扇状地
胆沢扇状地とは、岩手県南部の胆沢川流域に広がる日本最大級の扇状地である。
胆沢平野・胆沢盆地とも呼ばれる。
石器時代や古墳時代の遺跡が数多く発見される等、古くから人々の生活の場として栄えてきたことが確認されている。
また、散居集落に見られるような特徴ある風土を育んできており、現在でも東北有数の穀倉地帯として、また岩手県南の経済・文化の中心域として発展している。
一方、扇状地上流域にはブナの原生林を主体とした広大で豊かな自然が残されている。
砺波平野
南に飛騨高地を控え、小矢部川及び庄川の扇状地が発達している。
散居村で有名である。
なぜ各家が離れているのかについて、表向きの理由は諸説ある(実際は加賀藩支配への不満から生じる一揆の密談を防止する為に家の間隔を離し監視を置いたと伝えられている)。
「荒れ野の所々に小屋を掛け、用水を引き、開作」と記した古文書が残っている。
開作とは開墾、開拓のことで加賀藩では改作とも書かれる。
戦国時代末期から、江戸時代中期にかけて砺波平野の水田開拓が進んだのは、加賀藩の様々な奨励策が奏効したと考えられている。
中でも「開墾した田畑は藩主に属すが、開墾した百姓にはその田畑を自前で耕作することを許された」ことが住居が散在した大きい要因と考えられている。
散居村の農家は「カイニョ」と称する屋敷林を備える。
漢字でかくと垣饒が訛ったもので、垣のように饒らせた樹木である。
出雲平野
島根半島の近くにあり、簸川平野とも言う。
山陰地方では最大級の沖積平野で、東西約20km、南北約5kmの広がりを持つ。
稲作を中心に農業が盛んで、山陰屈指の穀倉地帯である。
海岸に近い砂丘地帯では、ブドウの栽培も盛ん。
出雲平野は、南部は中国山地北縁の丘陵地と、それと平行して北部に、東西に延びる島根半島の間の低地に発達する平野で、その東には宍道湖、中海の2つの潟湖と弓ヶ浜半島が連なる。
平野の西は大社湾に面し、海岸に面して出雲砂丘と浜山砂丘の2条の砂丘列がある。
中国山地に源流のある斐伊川と神戸川が形成した沖積平野で、斐伊川は、平野中央部を東進し宍道湖に流れ、神戸川は平野を西進し日本海(大社湾)に流れ、それら河川による三角州お及び扇状地によって構成された沖積平野である。
冬は、日本海からの強い北西季節風が吹きつけ、出雲平野の広い水田景観に、屋敷林・防風林として、天辺を平らに刈揃え築地松を備えている家屋敷が散在する、「散村景観」が特徴である。
如何でしたか?
あまり有名ではない平野3つが選ばれていますね。
そもそも散居集落という言葉を初めて聞きました。
このような村がどのような歴史を経て作られたのかも興味深いですね。
最後までお読み頂き有難う御座いました!