こんにちは!
今日は、コーカサス三国について紹介したいと思います!
コーカサス三国は、カフカス三国やザカフカス三国とも呼ばれています。
コーカサス三国に選ばれたのは、
の3つです。
それぞれ簡単に紹介したいと思います!
ジョージアとは、ザカフカジエ(後カフカス地方)、黒海東岸に位置する国。
旧称グルジア。
2015年、日本政府はジョージア政府からの要請に応じて、呼称をジョージアに変更した。
北はロシア、東はアゼルバイジャン、南はアルメニア、トルコと接する。
国土内にアジャール自治共和国、アブハズ自治共和国と南オセチヤ自治州を含む。
地形は北の大カフカス山脈、南の小カフカス山脈、その間のコルヒダ低地に大別され、国土の 87%が山地である。
リオニ川とクラ川が主要河川。
山脈が北風を遮る為、冬季も温暖で、沿岸部は湿潤な亜熱帯性気候に属する。
住民の 3分の2がグルジア人、約 8%がアルメニア人、他にロシア人、アゼルバイジャン人がいる。
また少数民族としてオセチヤ人、アブハズ人がそれぞれの自治州、自治共和国を中心にして住んでいる。
東西交通の要地として紀元前より文化が発達し、統一王国も出現したが、屡々他民族の占領、支配を受けた。
19世紀初めにロシアに併合され、1921年、グルジア=ソビエト社会主義共和国が成立、1936年、ソビエト連邦の構成共和国となった。
1990年、グルジア共和国に改称し、1991年に独立、1992年7月、国際連合加盟。
1993年10月、独立国家共同体 CISに参加。
独立以来、内部対立等から政情不安が続いている。
ジョージア中央政府の統治に不満を抱くオセチヤ人、アブハズ族の民族問題も深刻である。
石炭、マンガン鉱、銅、亜鉛等の地下資源があり、各地に鉱泉を持つ。
これらを元に鉄鋼業、合金製造業が発展。
他に機械(農業機械、食品工業用設備、自動車、電気機関車)、化学(肥料、合成繊維、染料)、木材加工、農産物加工(絹織物、茶、煙草、ワイン、ブランデー、皮革)等の工業があり、特に農産物加工業の工業生産に占める割合は高い。
農業では亜熱帯性作物(茶、煙草、葡萄)、ヒマワリ、テンサイ等の栽培が盛んで、牧羊、養蚕も発達。
観光・保養産業も重要で、スフミ、バトゥーミの他、ボルジョミ、ガグラ、ツハルトゥボ、ノーブイアフォン等が保養地として知られている。
国内交通は東西方向の鉄道、道路が中心で、カフカス越えの道路、黒海沿岸の鉄道、更に空路により国外とも連絡。
アゼルバイジャンとは、ザカフカジエ(後カフカス地方)、カスピ海西岸に面する国。
北と西はロシア、ジョージア(グルジア)、アルメニア、南はイランに接する。
国土内にナゴルノカラバフ自治州を含み、南西方に飛び地としてナヒチェバン自治共和国がある。
国土は大カフカス山脈東部、クラアラクス低地、小カフカス山脈と山麓高原等から形成される。
山脈の影響で気候は多様であるが、中部、東部は乾燥した亜熱帯気候で、夏の平均気温は 27℃。
半砂漠、ステップに属し、高山草原が多く、山地斜面に広葉樹林がある。
住民の 80%以上がアゼルバイジャン人で、その他はロシア人、アルメニア人等が占める。
ローマ時代にはこの地はアルバニアという名で知られ、独立王国が形成されていたが、7世紀以降、アラブ、トルコ、モンゴル、トルクメン、イランの支配を受け、1828年の条約により、ロシアとイランの間で分割された。
ロシア領となったアラス川以北の地に1920年、アゼルバイジャン=ソビエト社会主義共和国が成立し、1936年、ソビエト連邦の構成共和国となった。
1990年、主権宣言し、1991年に独立して独立国家共同体 CISに加盟(1992年10月~1993年9月は不参加)。
1992年3月、国際連合加盟。
独立後は、アルメニアとの間で住民の大部分がアルメニア人であるナゴルノカラバフ自治州の帰属を巡り武力紛争が続いている。
天然ガス、石油、ミョウバン、鉄鉱、銅鉱、岩塩、鉱泉等の資源に恵まれ、それらの採掘業が発達している。
工業部門では石油精製、鋼管、アルミニウム、機械(石油工業用設備)、化学(硫酸、合成ゴム)、繊維(絹糸、綿織物、絨毯)、食品(ワイン、ブランデー、缶詰、茶、水産物加工)、煙草等の工業が主工業である。
農業は灌漑農業が発達し、クラ川、アラス川流域を中心に綿花、野菜、葡萄、茶、煙草、柑橘類の栽培が盛んで、養蚕も行われる。
山地ではヒツジの放牧が見られる。
交通は鉄道、海運が中心で、カスピ海の大港湾都市であるバクーは陸上・航空交通の中心でもある。
北はジョージア(グルジア)、東はアゼルバイジャン、南はイラン、西はトルコと国境を接する。
国土の 90%以上が標高1000m以上の高地にあり、地形は北の小カフカス山脈と南のアルメニア高原に大別される。
大きな平地は南西部、アラガツ山南麓に広がるアララト平野に見られるに過ぎない。
気候は大陸性で、山地斜面を除いて乾燥しているが、地域差が著しい。
平均気温は1月平地・山麓部-5℃、山地-12℃、7月平地 25℃。
ステップ、半砂漠地帯に属し、灌漑農業が発達している。
住民の 90%以上がアルメニア人で、他にアゼルバイジャン人、クルド人、ロシア人等が住む。
紀元前より文明の発展したアルメニアは、14世紀にその独立を失い、以後他民族の占領・支配下に入ったが、1920年、旧ロシア領内にあった地域が独立し、アルメニア=ソビエト社会主義共和国を形成。
1936年、ソ連の構成共和国となった。
1990年、現国名に改称。
1991年9月に独立し、独立国家共同体 CISに加盟。
1992年3月、国際連合加盟。
独立後はナゴルノカラバフ自治州(アルメニア人が大部分)の帰属を巡ってアゼルバイジャンとの武力紛争が続いている。
農業部門では葡萄をはじめとする果樹栽培が盛んで、高山草地では羊の放牧が行われる。
鉱工業では銅、モリブデンの採掘・加工、豊富な水力を利用した発電によるアルミニウム製造、化学(硫酸、カーバイド、合成ゴム、肥料)、電気機械、繊維、皮革・製靴、食品(ブランデー、果実・野菜缶詰)等の工業が発達し、エレバン、キロバカン、アラベルジ等に立地している。
主要交通機関は鉄道で、トルコとも連絡している。
如何でしたか?
3つとも国の名前くらいは聞いたことがあるかもしれないですが、どのような国かというとあまり知られていないと思います。
いずれの国も旧ソ連の構成地域であり、現在も民族紛争が行われていて、大変なようですね。
最後までお読み頂き有難う御座いました!