こんにちは!
今日は、男子中学御三家について紹介したいと思います!
男子中学御三家とは、
麻布中学校・高等学校
開成中学校・高等学校
武蔵高等学校中学校
の3つの学校です。
それぞれ簡単に紹介したいと思います!
麻布中学校・高等学校
麻布中学校・高等学校とは、東京都港区元麻布二丁目に所在し、中高一貫教育を提供する私立男子中学校・高等学校。
東洋英和学校普通科学校長江原素六が、同東洋英和から尋常中学校として分離独立させて創立したのが麻布の始まりで、同校創立以来、江原に形影相伴う存在だった清水由松がこの時に参集した。
1900年(明治33年)9月、現在の元麻布の地に移転した。
学校存続のため、当時の明治政府の制度に倣い尋常中学校として分離独立して創られた経緯から、当初から男子に普通教育を施し、旧制一高など高等教育への進学に力を入れる旧制中等教育学校を標榜していた。
創立者の江原、2代目学校長として麻布の基盤を築いた清水共々キリスト教徒だった。
彼らは生徒に対して過度とも言えるくらい寛大な姿勢を貫いた人物として語られているが、学校運営も当時の国の制度に頼らず、自由な校風を旨とした。
また、戦後の新学制が始まってから時を待たない1954年以降、東京大学合格者数で上位10傑から唯一漏れたことがない高校である。
授業は中高一貫教育の利点を生かして高1修了の段階で高2までの単元をすべて消化し、その後それぞれの志望大学に向けて選択授業制となる。
麻布の教育では、入試から卒業まで一貫して文章などを「書く」ことに力を入れている。
定期試験や実力試験では記述問題が目立ち、論文力を要求される教科目も多い。
たとえば、現代文の授業では物語文の要約、中学卒業時にはグループでの卒業論文、高校1年次には個人で修了論文の提出が要求される。
中学の社会科教育においては、第1学年に「世界」という系統分野横断科目が設置されている。
「世界」の授業内容は「世界地理・世界史および政治・経済」にまたがっている(習うのは「東アジア」「ヨーロッパ」など地域別である)。
高2の段階から理科と社会が選択制になり、理科は化学・物理・生物・地学のうち2科目、地歴・公民科は地理・日本史のうち1教科1科目、世界史・倫理・政経のうちの1科目の選択をする。
そのため理系文系混合学級では移動が激しくなる。
通常高3では芸術科目は設置されないが、芸術系志望の生徒の希望により7・8時間目に芸術の科目が設置される。
週休2日制は導入されたことがなく、現在も土曜日は午前中のみの高校生は4時間授業、中学生は3時間授業となっている。
2004年度からの学習計画改訂を機に、中3から高2までを対象とした「特別授業」が3・4時間目に設置された。
様々な授業群の中から、自分が関心を持つ題材の授業を前期・後期1つずつ選択して学習する。
2007年度からは対象を高1・2とし「教養総合」とした。
講師は学園教員に限らず、最先端の研究者が訪れることもしばしばある。
開設される講座は毎年度変わるが、ラテン語入門、量子化学入門、相対性理論入門などといった大学教養レベル以上のものや運動に専念するもの、社会情勢を考えるもの、日本文化を考えるものなど様々である。
土曜日の午後は多くがサークルの活動時間となる。
東大、早慶など、国公私立の最難関レベルの大学へ、毎年多くの合格者を輩出している。
合格・進学先は東大が最も多く、例年100名弱の合格者を輩出しており、東大合格者数高校別ランキングで全国上位10位以内をキープしている。
なお、戦後の高校別東大合格者数ランキングで、1954年(昭和29年)から上位10位から1度も漏れたことがない学校は麻布のみである。
2019年度の大学合格者数(浪人含む)は、東京大学100名、早稲田大学142名、慶應義塾大学109名である。
関東圏以外の大学では、京都大学が13名など。
開成中学校・高等学校
開成中学校・高等学校とは、東京都荒川区西日暮里四丁目に所在し、中高一貫教育を提供する私立男子中学校・高等学校。
高等学校では、高等学校第1学年に限り、中学校から入学した内部進学生(旧高生)と、高等学校から入学した外部進学生(新高生)を別クラス(5組・6組)にするが、高等学校第2学年からは旧高生と新高生を混合したクラス編成とする併設混合型中高一貫校。
長年東京大学合格者数が日本一である。
1学年の生徒数は中学300名、高校400名となっている。
「開成」を冠する学校は他にも多数存在するが、本稿で取り上げる開成学園の学校と歴史上関係がある学校は逗子開成中学校・高等学校と鎌倉女学院中学校・高等学校である。
校風は質実剛健。
校章の由来は「ペンは剣よりも強し」。
運動会・水泳学校・ボートレース(筑波大学附属高校との対校戦)・マラソン大会などの硬派な行事が開成の特徴を表している。
初代校長は元総理大臣・大蔵大臣の高橋是清。
東京大学の合格者数が39年連続で首位である。
1学年400人のうち半数弱が東大に合格している。
また、近年では慶應義塾大学・早稲田大学の合格者数でも首位になることが多い。
2020年度(令和2年度)の大学合格者数(浪人含む)は、東京大学185名(理III 13名(進学者13名))、慶應義塾大学167名(医・医20名(進学者8名))、早稲田大学238名である。
近年では早慶の合格者数がそれぞれ首位になることが多い(ただし附属高を除く)。
関東圏以外の大学では、京都大学の合格者が9名である。
武蔵高等学校中学校
武蔵高等学校中学校とは、
東京都練馬区豊玉上一丁目に所在し、中高一貫教育を提供する私立男子中学校・高等学校。
高等学校においては生徒を募集しない完全中高一貫校である。
根津育英会武蔵学園が設置した旧制武蔵高等学校を前身とする私立中高一貫制男子校。
自由で高度な学問を追究する校風で、政界・財界・官界・学界に多くの卒業生を送り出している。
開成、麻布、武蔵で東京私立男子中学の御三家と称される。
授業では、科目によっては文科省指定教科書をほとんど用いず、オリジナルのプリントや文庫本等を教材にする。
一部科目では高校レベルを大きく超えた内容も扱うなど、教養教育が大きな特徴。
また、夏期休暇前に行われる特別授業や、高校1年の総合講座では科目編成にとらわれない実習や講演が開かれる。
語学教育は、英語では CALL (en:Computer-assisted language learning) を取り入れるなど、先進的手法の導入に積極的である。
また、中学3年より全員(高校からは選択者のみ)が週2時間の第二外国語(ドイツ語・フランス語・中国語・韓国語から選択)を学んでおり、交換留学を行っている。
2009年にはテンプル大学ジャパンキャンパスとの教育・学術上の連携に関する基本協定を締結し、英語教育に関する様々な連携事業が行われている。
如何でしたか?
超名門校の3つですね。
特に、開成は、高校生クイズでも度々優勝していますね。
頭が良いというのは、本当に羨ましいことと思います。
最後までお読み頂き有難う御座いました!