こんにちは!
今日は、世界の塩化ビニルメーカーの市場シェアベスト3について紹介したいと思います!
世界の塩化ビニルメーカーの市場シェアベスト3とは、
1位:信越化学工業(日本)
2位:ウェストレイクコーポレーション(アメリカ)
3位:台湾プラスチックグループ(台湾)
の3つです。
それぞれ簡単に紹介したいと思います!
信越化学工業とは、東京都千代田区丸の内に本社を置く大手化学メーカー。
国内化学メーカーとして最大の時価総額及び営業利益を誇る。
日経平均株価及びTOPIX Core30、JPX日経インデックス400の構成銘柄の1つ。
東証プライムの化学セクタ企業において唯一Core30に組み込まれている。
信越地方(長野県・新潟県)でカーバイド及び石灰窒素の製造会社として発祥し、以降ケイ素及び塩素化学を軸とした事業展開で発展した。
創業のルーツである信越を社名に冠するが、本社は東京都千代田区に所在する。
5つの事業セグメントを展開し、塩化ビニル樹脂やシリコンウェハー等、多くの世界トップシェア製品を有する。
利益率の高さに特徴があり、2021年度の営業利益は約6,763億円を計上し国内化学メーカー首位。
同業種で2位の旭化成の約2,026億円の3倍以上に上る。
塩ビ樹脂やシリコーン樹脂といった汎用化学品と、レアアース製品等の先端材料をバランス良く事業ポートフォリオとして備えることで、市況や需給環境の変化に強い経営基盤を生み出している。
日本経済新聞により毎年元日に発表される「経営者が選ぶ有望銘柄」において、国内企業で唯一2009年より14年連続で上位3社に名を連ねている。
ウェストレイクコーポレーション
ウェストレイクコーポレーションとは、様々な消費者及び産業市場の基本である石油化学製品、ポリマー、製造された建築製品の国際的なメーカー及びサプライヤーです。
同社は1986年にTing Tsung Chaoによって設立されました。
米国で最大の低密度ポリエチレン(LDPE)の生産者であり、Forbes Global 2000にランクされています。
ウェストレイクケミカルは、オレフィンとビニールの2つのセグメントで事業を展開しており、ポリ塩化ビニル(PVC)建築製品に実質的な下流統合により、ビニールの統合生産者でもあります。
台湾プラスチックグループ
台湾プラスチックグループとは、台湾の大型企業グループ。
事業分野は合成樹脂・繊維・バイオテクノロジー・石油化学・電子部品・運輸・医療・教育・製鉄と多岐に渡る。
1954年に王永慶・王永在兄弟が台塑を設立した。
1980年代に台湾の民間企業として総資産・売上高・従業員数で首位を維持し、王永慶は「経営の神様」「台湾工業の父」と呼ばれた。
2010年の従業員数は99,332人、総資産は2兆9,915億台湾ドル、売上高は2兆1,850億台湾ドル。
売上高は同年の台湾のGDPの約15%に相当する。
スタンダード&プアーズ Asia 50銘柄、台湾証券取引所50指数銘柄。
エチレンの年間生産量で世界10大メーカー。
テレフタル酸の年間生産量世界1位。
ガラス繊維の生産能力世界1位。
銅箔の生産量世界第3位。
ICパッケージ基板の生産能力で世界3大メーカー。
DRAM工場にて台湾最大、世界で6位。
如何でしたか?
信越化学工業は、シリコンウエハのイメージが強いですが、塩化ビニルのシェアも高いようですね。
このような日本のメーカーは誇りですね。
最後までお読み頂き有難う御座いました!