こんにちは!
今日は、世界のモーターメーカーの市場シェアベスト3について紹介したいと思います!
世界のモーターメーカーの市場シェアベスト3とは、
1位:ニデック(日本)
2位:ABBグループ(スイス)
3位:ジョンソン・エレクトリック(香港)
の3つです。
それぞれ簡単に紹介したいと思います!
ニデック
東証プライム市場上場。
旧社名は日本電産株式会社。
創業者は永守重信。
精密小型モータの開発・製造において世界一のシェアを維持・継続しており、世界シェアは約11%である。
「Nidec」は、Ni=日本、De=電産、c=株式会社、の略。
2023年(令和5年)4月1日より社名を英称と同じニデック株式会社に変更し、グループ会社の商号もグループブランド名である「ニデック」の名を冠したものへ統一した。
TOPIX Core30、日経平均株価及びJPX日経インデックス400の構成銘柄の1つ。
ニデックの主力製品は電動機(モータ)であり、特に精密小型モーターや中型モーターに強みがある。
精密小型モーターはハードディスクドライブ(HDD)等に使用され、中型モーターは自動車や家庭用電気機械器具に搭載されている。
インテルのリテールCPUに付属するCPUクーラーには、同社のOEM製品もある。
ABBグループ
ABBグループとは、電力関連、重電、重工業を主たる業とする、スイスに本社を置く多国籍企業で、100ヶ国以上でビジネスを展開している。
1988年にスウェーデンのアセアとスイスのブラウン・ボベリが合併して成立した。
ファナック、安川電機、クーカと並んで世界4大産業用ロボットメーカーの1つ。
また、低圧産業用モータでは世界No.1であり、 制御機器や計測機器等のプロセス制御分野においても世界No.1で世界6大メーカー(グローバル・ビッグ6)として数えられる。
ABBは4つの事業部に分かれている。
エレクトリフィケーション事業本部は、送電、配電や発電所に関する各種製品・システムとサービスを提供している。
インダストリアル・オートメーション事業本部は工業分野・商業分野向けに自動化システムに関する各種製品・システム・ソフトウェア・サービスを提供している。
石油ガス、電力、化学、鉱物、紙パルプの生産の為の機械・ロボット等である。
モーション事業本部はドライブとモータの世界最大のサプライヤで、機械式パワートランスミッション製品及び統合されたデジタルパワートレインソリューション、並びにモータ、ジェネレータ、ドライブ全般及びサービス、輸送、インフラ、ディスクリート及びプロセス産業において、幅広いオートメーションアプリケーションを提供。
ロボティクス&ディスクリート・オートメーション事業本部はロボティクス、マシン及びファクトリーオートメーションにおける高付加価値ソリューションを提供。
ジョンソン・エレクトリック
ジョンソン・エレクトリックとは、自動車、産業、医療用途向けのモーター、アクチュエータ、モーションサブシステム及び関連する電気機械部品のプロバイダーです。
ジョンソン・エレクトリックは22ヶ国に製造施設を持っています。
2022年3月31日までの12ヶ月間、同社の純利益は34億5000万米ドルの収益で1億4600万米ドルでした。
同社のモーションシステム、モーター、スイッチ事業は、自動車製品グループと産業製品グループの2つの事業部門を通じて管理されています。
2つの部門をサポートするのは、モーター及びモーション関連製品のプラスチック及び金属部品、ツーリング、生産設備を生産するグループのコンポーネント&サービス(C&S)機能です。
ジョンソン・エレクトリックは香港のシャティンに本社を構え、香港証券取引所に上場しています。
ジョンソン・エレクトリックは、22ヶ国以上に35,000人以上の従業員と下請け労働者を擁し、従業員の大半は中国で生産活動に従事しています。
エンジニアリングセンターは、カナダ、中国、フランス、ドイツ、香港、ハンガリー、イタリア、イスラエル、スイス、英国、米国にあります。
如何でしたか?
ニデックが世界でもNo.1のようですね。
自動車がEVになるなど、電気製品が増えていくほど、モーターの使用率も増えると思うので、モーターの開発も重要になってきそうですね。
最後までお読み頂き有難う御座いました!