こんにちは!
今日は、世界の自動車シートメーカーの市場シェアベスト3について紹介したいと思います!
世界の自動車シートメーカーの市場シェアベスト3とは、
1位:リア・コーポレーション(アメリカ)
3位:トヨタ紡織(日本)
の3つです。
それぞれ簡単に紹介したいと思います!
リア・コーポレーション
リア・コーポレーションとは、自動車用シートと自動車用電気システムを製造するアメリカの会社です。
2019年には147位にランクされ、2018年にはフォーチュン500リストで148にランクインしました。
リア・コーポレーションは1917年にアメリカン・メタル・プロダクツとしてミシガン州デトロイトで立ち上げられました。
創業時には、航空機及び自動車産業向けの管状、溶接、スタンプアセンブリの製造に従事していました。
リアは1980年代と1990年代に一連の買収を通じて成長しました。
同社は、オリジナル機器製造(OEM)自動車会社に、完全なインテリア自動車システムのサプライヤー、すなわち座席、電気、フローリング、インテリアトリム、インストルメントパネル等のサプライヤーになろうとしました。
1999年3月16日、リアは買収すると発表したユナイテッド・テクノロジーズ・コーポレーションの子会社であるユナイテッド・テクノロジーズ・オートモーティブは、ダッシュボード、配電システム、モーター、気流部品、インテリアドアパネル、スイッチを23億ドルで生産しました。
リアは1999年5月4日、買収を完了したと発表した。
280のグローバル施設でISO/TS 16949:1999を世界的に達成した最初の大企業で、その全てがリアコーポレーショングローバルクオリティシステムシニアクオリティマネージャーのビル・クーパーによって管理されていました。
アディエント
アディエントとは、アイルランドのダブリンに本籍を置く大手自動車部品メーカーである。
日本法人はアディエント合同会社。
2016年にジョンソンコントロールズのオートモーティブシステムズ部門がスピンオフされ、新会社としてアディエントが設立された。
ジョンソンコントロールズは1985年にカーシートメーカーのHoover Universalを買収したのをきっかけにカーシート事業へ参入した。
その後も他社の買収・合併により事業を拡大し、2002年には売上高が200億ドルを超えた。
2011年にはドイツのKeiper GmbH & Co. KGを買収したことで、Keiperの子会社だった高級カーシートメーカーのレカロもジョンソンコントロールズ/アディエントの傘下に入った。
ただしアディエントは2020年にレカロを売却した為、現在は資本関係がない。
アディエントは140億ドル以上の売上と世界最大のシェアを持つカーシートメーカーの最大手の1社である。
世界200ヶ国以上に拠点を持ち、日本にも神奈川県横浜市の本社を含めて9ヶ所の拠点が存在する。
カーシート事業はアディエントの主要事業で、シートフレーム・クッション・トリムを含めたシート全体の設計・製造を全て自社で手掛け、世界中の主要な乗用車・商用車メーカーにシートコンポーネントを納品している。
その技術力・品質は自動車メーカーからも高く評価されており、日本メーカーではトヨタ・日産からの受賞歴を持つ。
ジョンソンコントロールズ時代の2010年からタチエスと業務提携しており、アディエントへの変更後も提携は継続されている。
アメリカと中国においてアディエントとタチエスの合弁企業がホンダ等の自動車メーカーにシート関連部品を供給している。
トヨタ紡織とは、自動車内装品と自動車用フィルターが主力の自動車部品メーカー。
1918年(大正7年)1月30日、豊田佐吉により創業された豊田紡織がルーツ。
創業者・豊田佐吉が自ら発明した自動織機を使って創めた製織・紡績業が淵源であり、その為、現在でも社名に「紡織」の名が付いている。
現在の主力製品はシート骨格・メカ機能や内装用の繊維製品等、自動車内装品である。
また、羽毛・羊毛や毛糸等の繊維製品もこの他に手掛けている。
第二次世界大戦中はトヨタ自動車工業に合併されたが、後に民成紡績として分離、その後に豊田紡織、トヨタ紡織と社名を変えた。
三井住友アセットマネジメントが販売するトヨタグループ株式ファンドを構成する会社である。
トヨタグループ内では「TB」の略称で表記される。
如何でしたか?
日本のトヨタ紡織がベスト3に入っていますね。
自動車におけるトヨタグループの実力が分かりますね。
自動車以外にもこのようなグループ会社の新規事業も期待していきたいですね。
最後までお読み頂き有難う御座いました!