こんにちは!
今日は、世界三大織物について紹介したいと思います!
世界三大織物に選ばれたのは、
ゴブラン織り
ペルシャ絨毯(じゅうたん)
大島紬(おおしまつむぎ)
の3つです。
それぞれ簡単に紹介したいと思います!
ゴブラン織り
ゴブラン織りとは、織物の一種。
この名称はフランスのゴブラン家の織物工房で作られた綴織のタペストリーを指したことから、更に綴織一般の名称となった。
絵模様を織り出す綴織は、古くはエジプト新王国の時代、コプト時代、中世ヨーロッパでも作られていた。
しかし、ゴブラン織と呼ぶ場合には、特に15~16世紀以降の絵模様を織り出したヨーロッパのタペストリーを総称する。
現在でもフランスやベルギーでは製作が続けられている。
ラファエロやブーシェ、モネ、デュフィ等の直接の下絵による制作の他にも、名画に基づく作品や、事件や記念行事を描写した物等、表現内容は様々であるが、配色、構図、豪華さ、規模等、凡ゆる点で、ルイ14世時代に傑作が多い。
技法は緯糸に色糸を使って模様によって色を変えて織り出す。
糸の材質は毛と麻が主体であり、絹や金、銀糸を使うこともある。
ペルシャ絨毯
ペルシャ絨毯とは、ペルシア文化圏で作られる手製の敷物。
古くから伝統的に作られていたが、15世紀頃から盛んになり、サファビー朝時代(1501~1736年)に頂点に達した。
織り方はノット(結び)式が多く、デザインは庭園文、花文、動物文、瓶壺文、メダイヨン文等が使われ、連続文の縁取りがあることが多い。
素材は羊毛が主体で、ヤギ毛、ラクダ毛も使われた。
経糸は普通は木綿を使用するが、絹糸を使用し、これに金糸や銀糸を入れたものは「ポーランド(ポロネーズ)・カーペット」とも呼ばれ、17世紀にポーランド王が産地に直接注文して作らせたことから、高級カーペットとして作られるようになった。
19世紀に一時衰退したが、20世紀に入って再び盛んになった。
主産地はタブリーズ、カーシャーン、、マシュハド、ケルマーン、サナンダジュ、イスファハン等。
大島絣、また単に大島とも言う。
非常に手の掛かる方法で糸を紡ぎ、泥染技法による媒染をして、テーチキと呼ばれる植物の染料で染める。
こうしてできた黒褐色の絣糸を絣模様や縞模様に織った平絹織物を言う。
特殊な染色法による色合いと精巧な絣模様に独特の気品があるので珍重されるが、高価である。
類似の風合いを出した紬織物に村山大島、秩父大島などがあるが、市場での評価にはかなり差がある。
如何でしたか?
世界三大の中に日本の織物が入っているのは、嬉しいですね。
奄美大島は、やはり独特な文化が発展していることが良く分かりますね。
最後までお読み頂き有難う御座いました!