こんにちは!
今日は、世界の漁業・水産会社の市場シェアベスト3について紹介したいと思います!
世界の漁業・水産会社の市場シェアベスト3とは、
1位: モウイ(ノルウェー)
2位: マルハニチロ(日本)
3位: ニッスイ(日本)
の3つです。
それぞれ簡単に紹介したいと思います!
モウイ
モウイとは、ノルウェー・ベルゲンに本社を置く、世界最大のサーモン養殖加工会社。
世界25ヶ国に販売拠点を有し、70ヶ国以上にサーモンを中心とする魚介類食品を提供している。
1964年にサーモンの生産を開始し創業、1969年にノルスク・ハイドロが同社の株式の過半数を買収しその傘下となった後、1981年にアイルランドのFanad Fisheryを、1983年にイギリス・スコットランドのGolden Sea Produceを買収した。
1985年にノルスク・ハイドロはモウイを完全子会社化し、1990年に名称をハイドロ・シーフードに変更したが、1999年にオランダ企業のNutreco Holding N.V.がハイドロ・シーフードを買収し名称をマリンハーベストへと変更、その後2006年にノルウェーのPan Fish ASAがマリンハーベストの株式を買収の上、Fjord Seafood ASAを加えた3社が合併する形で、マリンハーベストが形成された。
2017年にカナダのGray Aqua Groupの買収を完了した。
2019年1月、創業時の企業名であるモウイを再び採用する形で社名変更を行った。
日本法人「株式会社モウイジャパン」は、サーモンやマグロを中心に魚介類の販売を行っている。
1995年にマリンハーベストジャパン株式会社として設立、本社に合わせる形で2019年5月に現在の法人名に変更した。
東京(ニチレイ東銀座ビル)に本社を持つ他、2010年代に入り、大阪市に支店、成田市と泉佐野市に工場を開設し、事業の拡大を行っている。
サーモン加工食品を扱う別会社モウイジャパンフードサービスを有していたが2020年3月にモウイジャパンと吸収合併した。
日本で取り扱っているブランドに「モウイサーモン」「スターリング」等がある。
マルハニチロとは、 東京都江東区に本社を有する日本の大手食品会社。
1880年に山口県下関市で創業した遠洋漁業・捕鯨・水産加工大手のマルハ(旧・大洋漁業)と1906年に新潟県三条市で創業の北洋漁業・水産加工大手のニチロ(旧・日魯漁業)を起源とする。
2007年に両社が経営統合し、2008年の事業再編を経て、2014年4月1日の合併により誕生した。
2014年の合併の理由については、2007年の経営統合・事業再編に伴い事業別に子会社を再編したものの、一部に重複事業が残る他、投資資金の配分等で統合効果を出しにくいと判断したものと報じられている。
現在の法人格としてはグループの水産部門であったマルハニチロ水産(旧・マルハ)のものを引き継いでおり、これに純粋持株会社であったマルハニチロホールディングス(マルハニチロHD、旧マルハグループ本社)と、マルハニチロHD傘下の事業子会社であるマルハニチロ食品(旧・ニチロ)等、4社の合計6社が合併する形となっている。
この時の経営統合にあたっては、マルハニチロ水産を存続会社とする6社合併と、マルハニチロHDとの間でのテクニカル上場という手法を採っているが、これは元々事業子会社のみの合併を行う予定だったものが、合併方式の検討の過程において事業持株会社体制への転換を行うことになった為と、マルハニチロ水産の各種許認可(主に船舶関係の許認可)を継続させることで事業活動に関する影響を最小限にする為とされている。
マルハニチロ水産は旧・マルハ時代の2004年3月まで上場企業であった(マルハグループ本社設立時に株式移転により上場廃止)ことから、実質的に再上場ということになる。
ニッスイとは、 東京都港区に本社を持つ日本の大手水産・食品会社。
2022年(令和4年)12月1日に日本水産株式会社から商号変更した。
春光グループの春光会、芙蓉グループの芙蓉懇談会の会員企業である。
日経平均株価の構成銘柄の1つ。
水産事業、加工事業、物流事業、医薬品事業や船舶の建造・修繕及び運航とプラント機材他の販売を行っている。
海外展開を積極的に進めた結果、海外売上高比率は2023年時点で約40%に達し、食品事業の家庭用・業務用水産フライの売上高では世界第1位を誇る。
1990年代前半まで自社で遠洋漁業を行っていたが撤退し、事業領域を整理した。
売上規模では同業2社が経営統合したマルハニチロに次ぐものの、ファインケミカル事業による高純度エイコサペンタエン酸の医薬品向け原料供給により、水産業の中では収益性が高い傾向にある。
機能性表示食品事業にも展開。
旧社名「日本水産」時代は、「日」の文字を的でイメージした社章で著名だったが、社名変更に際しては「ニッスイと生活者の双方向コミュニケーションを象徴する」左右2つの波を結合し、また海の象徴である波を通して、水産資源というニッスイの原点(オリジン)の思いを込め、曲線による親しみと直線による意志の強さを表現し、それを斜めに傾けたロゴタイプで挑戦心・探求心を表した新しいコーポレートアイデンティティー(CI)を新たに策定した。
ブランドスローガンは「まだ見ぬ、食の力を。」。
如何でしたか?
日本から2社ランクインしていることから、日本は漁業が強いことが伺えますね。
日本の中でも港町で採れた魚は格段に違う美味しさを感じれますね。
最後までお読み頂き有難う御座いました!