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世界の半導体製造装置メーカーの市場シェアベスト3って何?

 

 

 

こんにちは!

 

 

今日は、世界の半導体製造装置メーカーの市場シェアベスト3について紹介したいと思います!

 

世界の半導体製造装置メーカーの市場シェアベスト3とは、

1位:アプライド・マテリアルズアメリカ)

2位:ASML(オランダ)

3位:東京エレクトロン(日本)

の3つです。

 

それぞれ簡単に紹介したいと思います!

 

 

アプライド・マテリアルズ

 

 

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アプライド・マテリアルズとは、アメリカ合衆国カリフォルニア州シリコンバレーに本社を置く、世界最大の半導体製造装置メーカーである。

世界24ヶ国、120ヶ所以上に拠点を持つ多国籍企業である。

半導体の製造プロセスではほぼ全てをカバーし、ディスプレイや太陽電池の製造装置分野においてもリーディングカンパニーである。NASDAQ100指数、S&P500の構成銘柄の1つに選ばれている。

2013年9月24日、東京エレクトロン経営統合することを発表。

統合後の持株会社はオランダで設立する。

しかし、この経営統合について「アメリカ合衆国司法省の承認が得られない」として、2015年4月27日に経営統合の中止が発表された。

2019年7月1日、低圧化学蒸着装置でトップ・シェアを持つ旧・日立系の同業KOKUSAI ELECTRICの買収を発表した。

だが、中国の独禁法当局の承認を得られなかったことにより、2021年3月末に買収を断念している。

 

 

 

 

 

ASML

 

 

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ASMLとは、オランダ北ブラバント州フェルトホーフェンに本部を置く半導体製造装置メーカーである。

半導体露光装置(ステッパー、フォトリソグラフィ装置)を販売する世界最大の会社で、16ヶ国に60以上の拠点を有し、世界中の主な半導体メーカーの80%以上がASMLの顧客である。

日本法人はエーエスエムエル・ジャパン株式会社。

ユーロネクストアムステルダムNASDAQ上場企業。

近年の露光機には、光源に紫外線を発するArFエキシマレーザーが使用されており、更に液浸露光技術が用いられる。

2019年には液浸露光装置の解像度が13nmに達した。

また、ASMLは2020年(令和2年)現在、世界唯一の極端紫外線リソグラフィ(EUVL)装置メーカーである。

同装置は7nmノード以下の露光が可能である。

同装置の価格は1台当240億円に達する。

売上高ベースで2019年のASML露光装置の世界シェアは81.2%である。

1996年は日本のニコンが約50%弱、キヤノンが約25%のシェアを獲得していた。

ASMLは同ベースで2002年に初めて1位となり、2005年以降ニコンを完全に抜いた。

露光装置の内訳を見ると、EUVで世界シェア100%、ArF液浸で97%、KrFで65%(2018年、売上高ベース)と高分解能の露光装置では圧倒的なシェアを獲得している。

装置の価格はEUV装置で1台200億円程度、比較的安い装置でも数十億円は下らない非常に高価な設備である。

 

 

 

 

 

東京エレクトロン

 

 

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東京エレクトロンとは、日本の東京都港区赤坂に本社を置く世界最大の半導体製造装置メーカーの1つ。

半導体製造装置及びフラットパネルディスプレイ製造装置を開発・製造・販売している。

この分野でのシェアは国内首位、世界第3位。

国内半導体関連メーカーとして最大の時価総額及び営業利益を誇る。

東証プライムの半導体セクタ企業において唯一TOPIX Core30構成銘柄である。

半導体製造装置分野でアメリカのアプライド・マテリアルズ、ラムリサーチ、オランダのASMLと競合する。

2022年、ソニートヨタ等の大手8社が出資して設立したRapidusや台湾の世界最大半導体メーカーTSMCの熊本工場建設の件でこの会社も再び注目を受けた。

元々、海外売上が殆どであったが、日本が半導体国産化を進めようとしている為、これからは国内への売上が伸びるという展望もある。

半導体製造装置は日本が強みを持っている分野の1つであり、世界様々な所で日本製の機械が使われている。

特に、東京エレクトロン(TEL)が開発しているコータ/デベロッパーは全世界で90%(EUV露光用はほぼ100%)のシェアを持っている。

このように世界半導体動向にかなり大きな影響を及ぼす会社なので、アメリカのバイデン政権は日本、オランダ、アメリカの半導体同盟の大事さを強調している。

オランダのASMLと日本の東京エレクトロンアメリカのバイデン政権から対中規制に対しての協調を強制されている。
半導体だけではなく、フラットパネルディスプレイ分野でも有名な会社である。

次世代OLED量産方式であるInkjet Printing技術を保有している。
業界や株式市場等ではTEL、東エレクと呼ばれることが多い。

 

 

 

 

 

如何でしたか?

 

半導体製造装置においては、日本のメーカーも強い分野のようですね。

このような強い分野については、国を挙げて取り組んでいって欲しいですね。

 

 

最後までお読み頂き有難う御座いました!