こんにちは!
今日は、世界のトラックメーカーの市場シェアベスト3について紹介したいと思います!
世界のトラックメーカーの市場シェアベスト3とは、
1位:東風汽車集団(中国)
2位:ダイムラー・トラック(ドイツ)
3位:タタ・モーターズ(インド)
の3つです。
それぞれ簡単に紹介したいと思います!
上海汽車、第一汽車と並ぶ中国の三大国有自動車メーカーのうちの1つである。
また、上海汽車、第一汽車、長安汽車、奇瑞汽車と共に、中国自動車メーカーの「ビッグ5」のうちの1つでもある。
2019年の商用車販売台数は57万1千台を記録しており、商用車部門ではシェア第1位となり、トラック販売台数では、2020年9月の時点でトップである中国第一汽車集団の2万7千6百台に迫る2万7千台となり第2位となっている。GVW15t以上となる大型貨物自動車での総販売台数では第一汽車、ダイムラー・トラックに次ぎ世界第3位である。
子会社の東風汽車集団股份有限公司は香港証券取引所の上場企業である。
1968年に毛沢東の号令により、1969年に内陸部の湖北省十堰市にて設立され、当時は中国東北部で1953年に設立された「第一汽車製造廠」に対して「第二汽車製造廠」と呼ばれていて、1992年に製造しているトラックのブランド名から東風汽車公司へ改名した。
工場は現在湖北省の十堰市・襄陽市・武漢市及び広東省に多く立地しており、各地でバス、トラック、乗用車を生産する。
本社は元々十堰市にあったが、現在は武漢に移している。
ダイムラー・トラック
ダイムラー・トラックとは、世界最大の商用車製造会社の1つである。
全世界に35以上の主要拠点があり、約100,000人の従業員がいる。
ドイツ・シュトゥットガルト近郊のラインフェルデン=エヒターディンゲンに本社を置く。
2019年11月1日、ダイムラーAGの完全子会社として設立された。
2021年2月、ダイムラーは自社の主力ブランドであるメルセデス・ベンツに社名を変更し、ダイムラー・トラックを株式公開する計画があると発表、この動きは2021年10月に株主によって承認され、2021年12月10日付けでフランクフルト証券取引所に上場、メルセデス・ベンツ・グループの持ち株比率は35%に下がった。
ダイムラー・トラック部門には、メルセデス・ベンツ・トラック、フレイトライナー、ウェスタンスター、バーラト・ベンツ、トーマス・ビルト・バス、FUSO(三菱ふそう)、ライゾンの各ブランドが属している。
ダイムラー・バス部門には、メルセデスベンツ・バスに加えて、バーラト・ベンツ、三菱ふそう、ゼトラが含まれる。
ダイムラー・バス部門は2018年、中核市場と位置づけるヨーロッパ、メキシコ、ブラジル、アルゼンチンで優位を維持し、全世界では30,888台の車両を販売した。
2018年の主要市場別販売割合は、 NAFTA諸国が37%、アジアが32%、西ヨーロッパ(EUとノルウェーとスイス)が17%、ラテンアメリカ(NAFTA加盟国のメキシコを除く)が7%だった。
タタ・モーターズとは、インドのマハーラーシュトラ州ムンバイに本社を置く自動車会社である。
タタ・グループを構成する主要企業の1つであり、インド国内の他、タイ王国、アルゼンチン、南アフリカに生産拠点がある。
イギリスのジャガーランドローバー(ジャガーとランドローバー)、韓国のタタ大宇、スペインのタタ・イスパノ等を傘下に擁し、またフィアット、カミンズ、マルコポーロ等の企業と合弁事業を行っている。
インド最大の自動車会社であり、商用車(バス・トラック)部門は世界5位。
インド国内では商用車のシェアの60%を持っている。
乗用車分野への進出は後発ながらインド国内第2位(1位はマルチ・スズキ・インディア)のシェアがある。
2005年時点で国内のシェアは商用車59.7%で第1位、乗用車16.9%で第2位。
世界では中型大型商用車が世界第5位の実績がある。
国内では29支店、36準支店、500ディーラーが展開しており、2004年から2005年までの商用車売上は19万台に到達しており、輸出も前年比38%増加している。
自動車製造のみならず、建設機器、エンジニアリング・ソリューション、自動車部品、ソフトウェア業も取り扱っている。
如何でしたか?
ベスト3の国が散らばっていて面白いですね。
タタ・モーターズの傘下には、ジャガーやランドローバーも含まれているようですね。
最後までお読み頂き有難う御座いました!