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世界の鉄道トンネルの長さベスト3って何?

 

 

 

こんにちは!

 

 

今日は、世界の鉄道トンネルの長さベスト3について紹介したいと思います!

 

世界の鉄道トンネルの長さベスト3とは、

1位:ゴタルド・ベーストンネル(スイス)

2位:青函トンネル(日本)

3位:英仏海峡トンネル(イギリス、フランス)

の3つです。

 

それぞれ簡単に紹介したいと思います!

 

 

タルド・ベーストンネル

 

 

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タルド・ベーストンネルとは、スイスのサン・ゴタルド峠を貫通する全長5万7100mの世界最長の鉄道トンネル。

ウーリ州のエルストフェルトとティチーノ州のボディオを、2本の単線トンネルで結んでいる。

2016年6月にトンネルが開通し、12月から列車運行を開始した。

アルプス山脈を南北に縦貫する主要輸送路の1つであるサン・ゴタルド峠には、既存の鉄道トンネルや道路トンネル(サン・ゴタルド・トンネル)が整備されているが、交通量の増加に伴い、これらルートの輸送力が逼迫したことから、1996年にゴタルド・ベーストンネルの建設が開始された。

トンネルはサン・ゴタルド山の基底部に建設されており、最低地点は標高312m、最高地点は550mでほぼ平坦な路盤を持ち、旅客列車が時速250kmの高速で通過できるように設計されている。

トンネル内のセドランとファイドに外部に通じる緊急脱出用の駅が設置されている他、ここに渡り線が設けられている。

緊急時には渡り線を経由することで、全区間で双方向運転が可能な構造になっている。

 

 

 

 

 

青函トンネル

 

 

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青函トンネルとは、本州と北海道を結ぶ海底鉄道トンネル。

青森県東津軽郡今別町浜名と北海道上磯郡知内町湯ノ里の間に設けられている。

総延長は5万3850mで、このうち2万3300mが海底部にある。

海底トンネルとしては、世界一の長さと深さ(海面下240m)を持つ。

1988年(昭和63何)3月に開通した。

北海道旅客鉄道JR北海道)が所有する。

青森と函館の間は、かつては国有鉄道青函連絡船で結ばれていたが、気象条件により欠航や遅延が度々発生した他、1954年9月26日には台風接近下で出航した洞爺丸他、計5隻が沈没する悲劇も発生した(洞爺丸事故)。

これらを契機として本州と北海道をトンネルで結ぶ構想が具体化して、1964年にトンネル工事が開始された。

トンネルは約20年の歳月と6900億円余りの工費を費やして1983年に先進導杭が、1985年に本坑が貫通した。

1988年のトンネル開通と同時に中小国(青森県)―木古内(北海道)間に海峡線が開業し、北海道と本州を結ぶ重要ルートの一部となった。

2016年(平成28年)3月の北海道新幹線の開業に伴い、トンネルは海峡線と北海道新幹線が共用するようになり、狭軌の在来線と標準軌の新幹線が通行できるように3線軌条となっている。

 

 

 

 

 

英仏海峡トンネル

 

 

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英仏海峡トンネルとは、イギリス海峡英仏海峡)の最狭部にあたるドーバー海峡の海底を貫いた、イギリスとフランスを結ぶトンネル。

ユーロトンネルドーバー・トンネルとも言う。

その計画の歴史は古く、ナポレオン時代にまで遡ることができると言う。

その後、多くの計画が現れたが、単なる構想か簡単な調査に留まっていた。

トンネル計画が具体化した最初のものは、イギリスの著名な鉄道・運河土木技術者であるジョン・ホークショーが、サウス・イースタン鉄道とロスチャイルド家の財政的支援を受けて1865~1866年に行った海底地質調査で、この結果、トンネル掘削が技術的に可能であることが明らかにされた。

この調査によって、イギリス、フランス両国間にトンネル掘削への関心が高まり、イギリスでは1872年、フランスでは1875年にそれぞれのトンネル会社が組織されて、1882年、両岸で立坑と海底に向かっての試掘坑の掘削に着手した。

しかし、工事着手後イギリス国内に、トンネルが国防上の障害になる恐れがあるという理由で反対運動が起こり、イギリス議会も反対の決議をしたので、1883年に工事は中止された。

それまでに両岸の立坑からイギリス側は6200フィート(1891m)、フランス側は6027フィート(1838m)の試掘坑を海底に前進させていた。

その後、第一次世界大戦中の1916年、戦間期1924年、1929~1930年にも計画は再燃し、調査と設計が行われたが着工には至らなかった。

第二次世界大戦後は1958年以降、イギリス、フランス両国政府間でトンネル建設についての検討が行われた。

1986年に漸く海峡トンネル条約に調印、公的資金を投入せず民間資金による建設が決定されて、建設と開業後の営業主体となるユーロトンネル社が設立された。

トンネルはイギリス側のフォークストン付近とフランス側のカレー付近を結び、長さ約50km(うち海底部分約37km)で、円形断面の単線トンネル(直径7.6m)2本が中心間距離30mを保って平行し、その中間にパイロット・トンネルとして作業トンネル(直径4.8m)1本が設けられている。

1987年に着工され、屡々資金不足の危機に遭遇したが、1990年にパイロット・トンネルと本坑が貫通し、1994年5月6日に開通式が行われた。

交流25kV、50Hzで電化された鉄道トンネルであり、自動車輸送専用のシャトル列車「ル・シャトル」(営業開始はトラック1994年5月19日、乗用車1994年12月22日、大型バス1995年6月26日、キャラバン車1995年9月30日)、ロンドン―大陸諸都市間の特急旅客列車「ユーロスター」(営業開始は1994年11月14日)、直行貨物(コンテナ)列車(営業開始は1994年6月1日)が走る。

ル・シャトルは時速140km、ユーロスターは時速300kmを最高速度として運転される。

ユーロトンネル社は開業翌年の1995年には早くも巨額の負債による破産危機に直面したが、1997年に財政再建計画が融資銀行団の承認を得て、当面の破産を回避した。

しかし、2006年に経営破綻。その後、グループユーロトンネル社が英仏海峡トンネルの管理運営を引き継いでいる。

 

 

 

 

 

如何でしたか?

 

スイスのトンネルは2016年にできたようで、比較的新しいですね。

それまでは青函トンネルが1番だったということで、海底トンネルが1位と2位を占めていたのですね。

 

 

最後までお読み頂き有難う御座いました!