こんにちは!
今日は国際航空連合について紹介したいと思います!
国際航空連合とは、航空会社による世界的な提携ネットワーク。
アライアンスとも言う。
2013年(平成25年)時点で、世界的な航空連合はスターアライアンス、スカイチーム、ワンワールドの3つである。
狙いはネットワークを広げる為に共同運航便(コードシェア便)を設けること、チェックインカウンターや空港ラウンジ等を相互利用し顧客の利便性を高めること、マイレージプログラムを相互に提携させることにある。
日本の航空会社では、全日本空輸(ANA)がスターアライアンス、日本航空(JAL)がワンワールドに加盟している。
なお、貨物の航空連合にはスカイチーム・カーゴがある。
※共同運航便とは、複数の航空会社が1つの航空機にそれぞれの会社の便名をつけて運航する便。
コードシェア便とも言う。
各社は自社便として座席を販売しながら、自社または他社の航空機、パイロット、客室乗務員で旅客輸送を行う。
機材や人材不足に悩む航空会社にとっては都合の良いシステムだが、サービスの面や事故の際の補償の責任分担の問題もある。
この共同運航から始まって、特に国際線で10~20社の航空会社同士によるアライアンス (航空連合)と呼ばれる協調体制も組まれるようになった。
国際航空連合の目的を簡単に書くと、同じ航空連合に加盟してる航空会社同士で乗り継ぎの利便性の向上やマイレージが貯まりやすくなったり、ラウンジを利用できるようになったりします。
つまり、自分がよく使っている航空会社と同じ航空連合に加盟している航空会社を使うことで、搭乗客も航空会社も得をするということに繋がりますね!
次に、国際航空連合の説明にも出てきた3つの航空連合についても簡単に紹介したいと思います!
スターアライアンスとは、世界的な航空会社による提携ネットワークの1つ。
アメリカのユナイテッド航空、ルフトハンザ・ドイツ航空が中心的存在であり、2013年(平成25年)時点で全日本空輸等28社が加盟している。
1997年5月設立。
「スターアライアンス」のブランド名で営業し、搭乗予約やマイレージサービスを共通化し、各社間の乗り継ぎをスムーズにしたり、搭乗手続を1回で済むようにした。
195ヶ国1328空港を結ぶ大路線網となっている(2013年)。
これに対抗して1999年にワンワールド、2000年にスカイチームが設立され、それぞれネットワークを拡大している。
スカイチームとは、世界的な航空会社による提携ネットワークの1つ。
アメリカのデルタ航空、ヨーロッパのエールフランス-KLMが中心的存在。
19社が加盟し、178ヶ国1024都市を結ぶ路線ネットワークを形成している(2013年7月時点)。
2000年6月設立。
「スカイチーム」のブランド名で営業しており、搭乗予約やマイレージサービスを共通化し、各社間の乗り継ぎや搭乗手続きが簡便化されている。
2008年(平成19年)のリーマン・ショック後に日本航空が経営破綻に陥った際、その再建支援を巡って、日本航空が所属するワンワールドのアメリカン航空と、スカイチームのデルタ航空が、破綻処理のノウハウや資金等を提供できるとしてそれぞれのアライアンスへの誘致を争った経緯がある。
アジアでの主たる加盟メンバーは韓国の大韓航空、そして中国の中国東方航空、中国南方航空となっている。
ワンワールドとは、世界的な航空会社による提携ネットワークの1つ。
アメリカのアメリカン航空、ヨーロッパのブリティッシュ・エアウェイズが中心的存在であり、2013年7月時点で12社が加盟している。
1998年9月発足。
「ワンワールド」のブランド名で営業し、搭乗予約やマイレージサービスを共通化。各社間の乗り継ぎをスムーズにしたり、搭乗手続きを1回で済むようにする等のサービスを行っている。
156ヶ国842都市を結ぶ路線ネットワークを形成する。
2013年2月、アメリカン航空はUSエアウェイズとの合併を発表し、また、中東のカタール航空、中央アジアのスリランカ航空、南米のTAM航空やLANコロンビア等の新規加盟も予定されており、ネットワークは更に大幅に拡大する見込みである。
日本航空もこれに加盟している。
如何でしたか?
全日空はスターアライアンス、日本航空はワンワールドに加盟しているので、この2社のマイレージを貯めている方は同じ航空連合に加盟している航空会社を利用すると、良いですね!
それと、全ての航空連合で150カ国以上の国を結んでいることから、規模の大きさを体感しました。
多くの航空会社のおかげで、私たちは様々な国や都市に簡単に行くことができるんですね。
今度海外に行く時は、そんなことを考えながらフライトを楽しみたいと思います!(笑)
最後までお読み頂き有難う御座いました!