こんにちは！
今日は、世界のフォワーダー会社の市場シェアベスト3について紹介したいと思います！
世界のフォワーダー会社の市場シェアベスト3とは、
1位:キューネ・アンド・ナーゲル（スイス）
2位:DHLグローバルフォワーディング（ドイツ）
3位:DSV（デンマーク）
の3つです。
それぞれ簡単に紹介したいと思います！
キューネ・アンド・ナーゲル
キューネ・アンド・ナーゲルとは、世界100ヶ国以上の地域で、海上・航空輸送を中心としたロジスティクスソリューションを提供するフォワーダー企業。
スイス・シュヴィーツ州のシンデレギに本社を置く。
日本法人はキューネ・アンド・ナーゲル株式会社。
スイス証券取引所上場企業。
1990年に東ドイツの同業Deutransを買収、冷戦終了後は北欧やロシアに拠点を拡大し、1994年5月、スイス証券取引所に上場した。
2001年5月、アメリカ・コネチカット州を拠点とするUSCO Logistics Inc.を買収、2013年9月、ドイツの鉄道貨物輸送業者のVTGとの合弁でVTG Rail Logisticsを設立した。
2017年7月、アメリカの生鮮品輸送業者のCommodity Forwarders Inc.を買収、この買収によって、アメリカの航空フォワーダー業界において有数のシェアを獲得した。
今日のキューネ・アンド・ナーゲルは、世界100ヶ国以上で1200ヶ所以上の拠点を開設、また7万人以上の従業員を持ち、船舶部品輸送や生鮮食品、医療・医薬品等の幅広い品目で、また契約物流から展示会・イベント輸送に至る物流ソリューションサービスを行う多国籍企業に成長している。
DHLグローバルフォワーディング
DHLグローバルフォワーディングとは、航空及び海上貨物輸送サービスを提供するDeutsche Post DHLの一部門です。
また、DHL Industrial Projectsというブランド名で主要な物流プロジェクトを計画し、実施しています。
DHL Freightとともに、Deutsche Postの貨物/フォワーディング部門を形成しています。
フォワーディング部門は、DHLブランドで鉄道、道路、空路、海路で商品を輸送し、ヨーロッパ、ロシア、中東への交通をカバーする地上貨物ネットワークを運営するDHL貨物事業が含まれています。
2016年、この部門の収益は7.7%減少して137億ユーロになりましたが、利息と税引前利益は2015年の-1億8,100万ユーロから+2億8,700万ユーロに改善しました。
2005年、ドイツ郵便はダンザスブランドを削除し、ビジネスユニットDHLグローバルフォワーディング/DHL貨物に改名しました。
2006年には、グローバルフォワーディング、貨物部門でダンザス及びその他の地上貨物子会社の一部も統合しました。
DSV
DSVとは、デンマーク・コペンハーゲン近郊のHedehuseneに本社を置き、陸海空のロジスティクスサービスを提供する、世界有数の規模を持つ物流会社。
日本法人はディエスヴィ・エアーシー株式会社。
ナスダック・コペンハーゲン上場企業。
1976年、Leif Tullbergを中心とする運送業者によって設立、企業名はDe Sammensluttede Vognmændの頭文字からとられた。
1989年に競合のBorup Autotransport A/SとHammerbro A/S-Bech Transを、1997年にSamson Transport Co. A/Sを、1999年にSvex Group A/Sをそれぞれ買収し、デンマーク国外へと進出、2000年にDFDS A/Sの運輸部門を買収したことで、イギリス、アメリカ合衆国やアジア地域に及ぶ広範囲のネットワークを獲得した。
2008年1月にABX Logistics Worldwideを買収したことで南米を含む全大陸に拠点が拡大、2015年10月、アメリカ・カリフォルニア州を拠点とするUTi Worldwide Inc.を買収、翌年1月に完了し世界4位の規模となった。
2019年8月、スイス・バーゼルを拠点とする同業パナルピナの買収を完了し統合企業DSVパナルピナとなった。
2021年4月、クウェートを拠点とするアジリティーの物流部門買収を発表した。
如何でしたか？
フォワーダーという言葉は、貿易業務とかを担っている方はご存知ではないでしょうか。
DHLは、航空貨物においても、名が知れていますね。
最後までお読み頂き有難う御座いました！
