こんにちは!
今日は、日本四大鉄鋼メーカーについて紹介したいと思います!
これは、高炉4社とも呼ばれます。
日本四大鉄鋼メーカーに選ばれたのは、
の4つです。
それぞれ簡単に紹介したいと思います!
新日本製鐵とは、世界有数の鉄鋼会社。
正式には「しんにっぽんせいてつ」と読む。
1970年(昭和45)、業界第1位の八幡(やはた)製鉄と第2位の富士製鉄との合併により設立された。
両社はともに1950年の日本製鉄の分割により発足した企業で、1950、1960年代を通じて世界的な鉄鋼会社に成長したが、国際競争力強化のためにふたたび合併するに至った。
合併直後の1970年に粗鋼生産高でアメリカのUSスチール社を抜いて世界第1位に躍進。
大分製鉄所の建設(1972年第一高炉火入れ)や、千葉県君津(きみつ)製鉄所および八幡製鉄所の拡充を進めた。
石油ショック後は省資源・省エネルギーに努めるとともに、君津、大分、八幡の各製鉄所を中心に集中生産による合理化を進めている。
海外への技術協力を積極的に展開。
素材型産業の行き詰まりが顕在化した1980年代以降は、エンジニアリング、化学、システムソリューション、新素材・非鉄素材、都市開発など、経営の多角化に力を入れている。
資本金4195億円(2008)、売上高2兆7830億円(2008)。
君津、大分、八幡のほか広畑(ひろはた)、名古屋などにも工場をもつ。
2012年10月、住友金属工業株式会社と合併し、新日鉄住金(正式には新日鐵住金と表記)株式会社となった。
JFEホールディングスとは、鉄鋼、エンジニアリング、都市開発、半導体事業等を行うJFEグループを統轄する持株会社。
登記社名は「ジェイエフイーホールディングス」。
JFEは日本=Japan、鉄鋼=Fe(鉄の元素記号)、エンジニアリング=engineeringの頭文字。
2002年(平成14)9月鉄鋼大手の川崎製鉄、日本鋼管の経営統合により設立。
2003年4月子会社の川崎製鉄と日本鋼管、および両社のグループ会社をJFEスチール(鉄鋼事業)、JFEエンジニアリング(エンジニアリング事業)、JFE都市開発(都市開発事業)、川崎マイクロエレクトロニクス(半導体事業)、JFE技研(研究・開発)の5つの中核会社に再編した。
資本金1471億円(2008)、売上高3兆5398億円(2008。連結ベース)。
神戸製鋼所とは、鉄鋼業の有力企業。
1905年(明治38)鈴木商店が神戸の小林製鋼所を買収し、神戸製鋼所として創業。
海軍用の鋳・鍛鋼品や機械工具の生産を中心に成長。
第一次世界大戦中に圧延部門に進出し、線材のメーカーとして特色を出し、その後、伸銅、軽金属、各種金属加工、機械工場をもつ多角的企業に発展。
第二次世界大戦後の1959年(昭和34)に高炉を有する神戸工場を新設し、銑鋼(せんこう)一貫体制を確立。
ついで1970年には兵庫県加古川(かこがわ)市に大規模な一貫製鉄所を建設した。
その後は鉄鋼、アルミなどの素材部門と、機械、IC(集積回路)部門をもつ複合経営を展開している。
資本金2333億円(2008)、売上高1兆2836億円(2007)。
住友金属工業とは、住友系の大手鉄鋼メーカー。
1897年(明治30)住友本店直轄の住友伸銅場が開設されたのに始まる。
1926年(大正15)住友合資から独立し住友伸銅鋼管となり、1935年(昭和10)住友製鋼所を合併して住友金属工業と改称、新発足した。
なお、住友製鋼所の前身は1901年(明治34)開設の住友製鋳場。
第二次世界大戦後は、1945年(昭和20)に扶桑(ふそう)金属工業と改称したが、1952年現社名に復帰し、1953年に小倉(こくら)製鋼を合併して銑鋼一貫メーカーとなった。
伸銅アルミ部門、航空機器部門、磁鋼部門を別会社に分離し鉄鋼専業メーカーとしての道を歩み、和歌山製鉄所の拡充に力を集中して年産900万tの世界有数の近代的臨海製鉄所をつくりあげた(1969)。
業界内部ではパイプ部門に強く、石炭技術で先行している。
関係会社も多い。
最近は、チタン、電子、情報など新分野に展開。
資本金2621億円(2008)、売上高1兆1418億円(2008)。
和歌山、鹿島(かしま)などに工場をもつ。
2012年10月、新日本製鉄株式会社と合併し、新日鉄住金(正式には新日鐵住金と表記)株式会社となった。
如何でしたか?
その後、新日本製鐵と住友金属工業が合併し、新日鐵住金となり、更に現在は、日本製鉄と社名を変えましたね。
鉄鋼業界は厳しい状況ですが、鉄という資源は今後も活用されるので、頑張って欲しいと思います!
最後までお読み頂き有難う御座いました!