こんにちは!
今日は日本三大工業地帯について紹介したいと思います!
日本三大工業地帯に選ばれたのは、
京浜工業地帯
の3つです。
それぞれ簡単に紹介したいと思います!
京浜工業地帯
京浜工業地帯とは、東京都、川崎市、横浜市を中心とした日本最大の工業地域。
狭義には東京湾西岸の東京都区部、川崎市、横浜市一帯をさすが、一般には北は上尾市、南は横須賀市、西は八王子市、南西は平塚市に及ぶ地域をさす。
この工業地帯の萌芽は、すでに江戸時代の職人町の形成にみられるが、明治末期以降、川崎を中心とする臨海地域の埋立てが進行するとともに、次第に重化学工業が集中、さらに昭和期に入って軍需産業の伸展とも関連して工業地域化の波は内陸部へも及んでいった。
このような工業地域の拡大とともに、大気汚染、騒音などの公害が社会問題となるとともに、経済の高度成長に伴い、縁辺地域への伸展が近年著しくなり、現在では、東京湾東岸の京葉工業地域をも含め、東京、神奈川、千葉、埼玉の1都3県の南関東を広義の京浜工業地帯ということがある。
総合的工業地域ではあるが、特に機械工業の占める比率が高い。
公害に対しては、地下水汲上げの制限・禁止や大気汚染、水質汚濁、騒音などの厳重な検査を行なっている。
中京工業地帯とは、京浜、阪神の各工業地帯に次ぐ日本第3位の総合的工業地域である。
名古屋市を中心として、岡崎、豊田、多治見、各務原 (かかみがはら) 、岐阜、大垣、四日市などを結んだ線の内側をいう。
その外側の外延地を含んだ広義の範囲は伊勢湾岸工業地帯ともいわれる。
明治以後、繊維工業と窯業を中心として発展。
現在では機械、鉄鋼業、石油化学工業が増大し、軽工業中心から総合的工業地域へと発展している。
このほか瀬戸、東濃などの陶磁器業、桑名、碧南、西尾の鋳物業、関の刃物業、美濃の和紙製造業などの在来工業がみられる。
一方、近代工業では、四日市の石油化学コンビナート、大垣の化学繊維、東海の製鉄、豊田の自動車工業がある。
阪神工業地帯とは、大阪市を中心に西宮、神戸、堺、和歌山の大阪湾岸から茨木、守口などの内陸に広がる日本第2の工業地帯。
第2次世界大戦後は工業地帯の伸展が著しく、現在では明石、姫路を中心とする播磨工業地域、和歌山、有田などの紀北工業地域、宇治、大津などの京滋工業地域を含めて広義の阪神工業地帯といわれている。
明治期には綿糸、綿織物、メリヤスなどの繊維工業のほか肥料、製粉、製紙、マッチ工業が盛んであったが、第1次世界大戦を契機に重化学工業が発達し、総合工業地域となり、第2次世界大戦前までには日本最大の工業地域となった。
戦後は繊維産業の後退などで京浜工業地帯に生産額をこされた。
そのため、臨海地域に大規模な埋立て地を造成した。
現在神戸、西宮、尼崎から堺、泉北にかけての臨海地区は、鉄鋼、金属、電力、造船、石油化学などのコンビナートがあり、阪神工業地帯の中心となっている。
内陸部の大阪市東部から東大阪、八尾にかけては機械器具、繊維などの大工場群があり、淀川沿いの大阪市北東部から吹田にかけては化学、薬品、染色などの大工場群がある。
※メリヤスとは、綿糸・毛糸などをループ状の編み目の集合により、より伸縮するように編み、表と裏と編み目が異なる織物。
莫大小、目利安、女利安などと書かれる。
メリヤス織は、下着、セーター、靴下などのニット製品に一般的に利用されている織り方である。
商業的に、メリヤスは下着に、ニットはセーターに、ジャージは外衣に使われている。
如何でしたか?
3つの工業地帯は、日本の経済を支えているとともに、夜景スポットとして人気もありますね。
特に阪神工業地帯は、以前紹介した摩耶山(まやさん)からもよく見えると思うので、是非見てみてください!
私も見に行きたいと思います!
最後までお読み頂き有難う御座いました!