こんにちは!
今日は、世界のファウンドリ・半導体受託生産会社の市場シェアベスト3について紹介したいと思います!
世界のファウンドリ・半導体受託生産会社の市場シェアベスト3とは、
1位:台湾積体電路製造(台湾)
2位:サムスン電子(韓国)
3位:UMC(台湾)
の3つです。
それぞれ簡単に紹介したいと思います!
台湾積体電路製造
台湾積体電路製造とは、台湾にある世界最大の半導体受託製造企業(ファウンドリ)である。
世界初の半導体専業ファウンドリであり、世界で最も時価総額の高い半導体企業の1つである。
台湾最大級の企業でもあり、新竹市の新竹サイエンスパークに本社を置く。
TSMCが製造した半導体集積回路(ICウェハ)を用いた顧客の製品は、補聴器やスマートフォン、クラウドデータセンターから、人工衛星、科学機器、宇宙船等、幅広い電子機器に採用されている。
現時点で世界で最も進んだ半導体プロセス技術である5nmを用いた製造サービスを提供する最初のファウンドリである。
TSMCは、米国、中国、シンガポール、台湾北部、中部、南部でファブ(半導体製造工場)事業に投資している。
また、日本、北米、欧州、中国、韓国に拠点を置く。
TSMCは、世界的な半導体需要の高まりが続く中、台湾に加え海外の施設を拡張しており、AIや5Gを搭載したアプリケーションで使用されるチップ等の需要拡大に対応する為、2023年までに1000億米ドルを投資して製造能力の強化を計画している。
サムスン電子とは、韓国のテクノロジー企業で、世界最大の総合家電・電子部品・電子製品メーカーである。
韓国最大の財閥であるサムスングループの中核会社である。
2019年における売上高や時価総額は単独民間企業としてアジア最大で、スマートフォン、薄型テレビ、半導体(NAND型フラッシュメモリ・DRAM)、中小型有機ELディスプレイにおいては、いずれも世界シェア1位。
2020年における研究開発費は世界1位。
2021年における企業ブランド力は世界5位で、14年連続アジア1位。
サムスン電子は、2010年の売上高が韓国のGDPの22%、時価総額は韓国株式市場の25%(外国人持ち株率は20%前後)で、資産は韓国国富の3分の1に迫る、韓国最大の企業である。
一般消費者向け製品ではスマートフォンブランドの「Galaxy」などが有名である。
韓国を象徴する世界的大企業であり、フォーチュン・グローバル500では、世界企業ランキング12位(2018年)。
イギリスの調査会社ブランド・ファイナンスが発表するブランドランキングでは、ブランド価値923億ドルで世界4位(2018年)。
アメリカのコンサルティング会社レピュテ―ション・インスティテュートがグローバル企業を対象に実施した『評判の良い企業100社』調査では26位(2018年)。
香港に本社を置くコミュニケーション・マーケティング企業のキャンペーン・アジアパシフィックと調査会社のニールセンが共同で調査して発表した『アジアのトップ1000ブランド』では、7年連続で1位(2018年)。
社員25万人を擁し、世界各地に65の生産法人及び130の販売法人を展開し、家電製品から工業製品、軍事製品まで幅広い電子機器を製造する。
UMC
半導体受託製造での世界シェアは2015年時点で世界3位。
台湾証券取引所及びニューヨーク証券取引所に上場している。
1980年に設立され、新竹市 新竹科学工業園区、台南区、シンガポールに200mm、300mmウェーハ対応の半導体製造工場を持つ。
ファウンドリとしては台湾のTSMC、ドイツ・シンガポールのGLOBALFOUNDRIES等と競合する。
2003年にはSiSを傘下に納めた。
また、日本唯一のファウンドリであったUMCJapan(旧:NMBセミコンダクター→日鉄セミコンダクター→日本ファウンドリー)を傘下に持っていたが、2012年8月12日、UMCJapanは事業停止及び解散・清算の準備に入ると発表した。
その後、2014年には富士通セミコンダクター子会社の三重富士通セミコンダクターに資本参加した。
2019年10月に同社を完全子会社化しユナイテッド・セミコンダクター・ジャパン株式会社とした。
2018年11月、中国の国有企業とともにマイクロンのDRAM技術を盗んだとするアメリカ合衆国司法省の起訴を受けた株価の急落に対して自社株買いを行うと発表した。
如何でしたか?
全て東アジアの国の企業ですね。
ファウンドリにおいては台湾がやはり強く、TSMCは日本でもかなり話題になっていますね。
最後までお読み頂き有難う御座いました!