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日本三大民謡って何?

 

 

 

こんにちは!

 

 

今日は、日本三大民謡について紹介したいと思います!

 

日本三大民謡に選ばれたのは、

江差追分(北海道桧山郡江差町

磯節(茨城県三浜地方)

山中節(石川県加賀市

の3つです。

 

それぞれ簡単に紹介したいと思います!

 

 

江差追分

 

 

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江差追分とは、民謡の曲名。

北海道江差町の人たちが酒席で歌ってきたもの。

松前追分』とも言う。

その源流は、長野県軽井沢町追分に端を発する酒席の騒ぎ唄で、後に新潟市の港町の花柳界を経由して海路北海道へ持ち込まれたものであるが、これには2種類の用いられ方があった。

1つは、新地とよばれる高級料亭街で、芸者衆がお座敷唄として三味線の伴奏をつけて歌ったもの。

もう1つは、浜小屋と呼ばれる下級飲食店を中心にして、「ヤン衆」や下級船員たちが「投節」的に、野外等で歩きながら無伴奏で歌ったりしたもの。

ところが交通の中心が鉄道に移り、ニシン漁も北の海へ移ると江差は廃れ始めた。

そこで1911年(明治44年)、かつての江差の繁栄を示すものとして『江差追分』の保存運動が起こり、詰木石町のそば屋久保田リセ宅で「研究会」が旗上げした。

ところがこの頃から『江差追分』は新地芸者が減ったこともあって、「浜小屋節」一色になり、伴奏楽器も三味線から尺八に変わって、今日の形に整えられ、更に三浦為七郎の出現で、大正初めに今日の形式が完成した。

 

 

 

 

 

磯節

 

 

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磯節とは、茨城県三浜地域の民謡。

三浜とは、太平洋沿岸の湊、平磯、磯浜の3つの浜のこと。

もとは江戸時代この三浜沖で櫓を漕ぐ船頭たちの舟唄だった。

それがいつか三浜近くにある祝町(東茨城郡)等の遊廓に入り、三味線伴奏のお座敷唄になった。

那珂湊水戸藩の外港として出船入船で賑わっていたが、明治時代に、三浜の南の大洗に海水浴場ができて人の出入りが激しくなってから、『磯節』は大洗で歌われ出した。

そこで歌詞も「磯で名所は大洗さまよ 松が見えますほのぼのと……」となるが、元々は「磯で曲り松 湊で女松 中の祝町男まつ……」である。

『磯節』を世に広めたのは、美声の盲人関根安中と言う鍼医で、求めに応じて治療しながら聞かせたと言い、もう1人は水戸出身の第19代横綱常陸山谷右衛門である。

おおらかさの中に渋さもあり、如何にも潮の中から生まれた唄らしい響きが特色である。

 

 

 

 

 

山中節

 

 

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山中節とは、石川県の山中温泉地方で歌われてきた民謡。

もとは山中温泉周辺の農村で歌われていた盆踊りの「甚句」であった。

七七七五の下の句の七五をそのまま繰り返す早間の唄であったのが、いつの間にか酒盛り唄となって花柳界に入り、下の句の繰り返しが無くなって、早間の騒ぎ唄に変化した。

ところが、米八と名乗って山中温泉のお座敷へ出た芸者が、義太夫を下地にして、この早間の唄を今日のようなのんびりした節回しに変えたと言う。

近年『鉄砲猪』と呼ばれる早間の騒ぎ唄も歌われている。

温泉地の民謡としては、群馬県の『草津節』とともに良く知られている。

 

 

 

 

 

如何でしたか?

 

日本には様々な民謡が存在するようですね。

私は、あまり民謡に詳しくないので、1つも知りませんでした。

このような伝統文化を勉強するのも面白いですね。

 

 

最後までお読み頂き有難う御座いました!