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世界の国土面積が小さい国ベスト3って何?

 

 

 

こんにちは!

 

 

今日は、世界の国土面積が小さい国ベスト3について紹介したいと思います!

 

世界の国土面積が小さい国ベスト3とは、

1位:バチカン市国

2位:モナコ

3位:ナウル

の3つです。

 

それぞれ簡単に紹介したいと思います!

 

 

バチカン市国

 

 

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バチカン市国とは、ヨーロッパ南部、イタリアの首都ローマにあるローマ教皇領。

世界最小の独立国。

カトリック大本山

テベレ川西岸に近く、サンピエトロ広場を除いて古い城壁に囲まれている。

754年のピピンの寄進により教皇領が成立、中世には広大な領域となったが、教皇のバビロン捕囚(1309~1377年)の間に荒廃。

教皇グレゴリウス11世の時、バチカンに戻った。

イタリア統一に際して、イタリア王国軍が、教皇支配下にあったローマ市(1870年)を軍事的に占領、首都とした為、ローマ教皇庁はイタリア政府と対立を続けていたが、1929年、ラテラノ条約によって和解が成立し、バチカン市国が誕生した。

ラテラノ条約はカステルガンドルフォにあるバチカン宮殿、ラテラノ大聖堂、サンタ・マリア・マジョーレ聖堂、サン・パオロ・フオーリ・レ・ムーラ聖堂、いくつかの省等、イタリア国内に散在するバチカンの不動産に治外法権または公用徴収免除、免税の特権を与えている。

市国は教皇を主権者とし、立法、司法、行政組織を持ち、諸外国と外交関係がある。

日本はバチカンと1942年、外交関係を樹立、今日では大使を交換している。

貨幣、切手を発行し、29ヶ国語による放送を行い、日刊紙『ロッセルバトレ・ロマノ』を発行している。

また、教皇の警護の為、スイス衛兵が1506年からその任にあたっている。

人口の大部分は教皇庁で働く聖職者で、庁内の職務を去ると元の国籍に戻る。

市国内にはサン・ピエトロ大聖堂、システィナ礼拝堂、博物館、図書館、庭園等がある。

図書館、博物館は古文書、古美術の宝庫であり、建築物も含めて、ラファエロ・サンツィオ、ミケランジェロ、フラ・アンジェリコミケランジェロ・メリジ・ダ・カラバッジオルネサンス期の巨匠の優れた美術作品が多い。

1984年、市国全体が世界遺産文化遺産に登録された。

 

 

 

 

 

モナコ

 

 

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モナコとは、ヨーロッパ西部、フランス南東部、地中海に面する保養地コートダジュールにあり、ニースの東14kmに位置する国。

バチカン市国に次ぐ世界第2の小国。

温帯冬雨気候(地中海式気候)で、平均気温は1月10℃、8月24℃、雨は年間60日程度しか降らない。

住民の約3割はフランス人で、モナコ人とイタリア人がそれぞれ約 2割を占める。

他に、その他ヨーロッパ諸国やアメリカ合衆国、アジア等から来た人々が居住。

住民の大部分はキリスト教徒。

公用語はフランス語であるが、英語、イタリア語も広く用いられる。

古代ギリシア・ローマ時代には重要な港として繁栄。

13世紀からジェノバのグリマルディ家領となり、1793~1814年にフランスに主権を奪われたが、1861年、今日の国土に縮小されて主権を回復。

1911年に憲法を制定。

1918年、フランス・モナコ保護友好条約を結び、フランスの保護国となった。

2005年、フランス・モナコ保護友好条約に代わるフランス・モナコ友好協力条約が発効し、外交の自由が認められ、2006年、日本との間にも外交関係が結ばれた。

行政上はモナコビル、ラコンダミーヌ、モンテカルロ、フォンビエイユの4地区に区分。

モナコビルには政庁の他、宮殿、聖ニコラ大聖堂、海洋博物館等がある。

先史時代から古代ギリシア・ローマ時代に至る遺物や美術品等を所蔵する博物館もある。

オレンジ、オリーブ等の果樹や熱帯性の植物、地中海に臨む海岸美、南国的な風景等の観光資源に富み、世界的観光地として発展。

財政は商取引税の他、モンテカルロにあるカジノの収益、たばこや切手の販売等による。

ヨーロッパ連合EUには加盟していないが、通貨はユーロを使用。

タックス・ヘイブンの国としても知られ、世界各国の富豪が移住していることでも有名。

 

 

 

 

 

ナウル

 

 

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ナウルとは、西部太平洋、南緯0°32′、東経 166°55′に位置するナウル島から成る国。

バチカン市国モナコに次ぐ小さな独立国。

公式の首都は置かれていないが、中心都市はヤレン。

ナウル島は卵形の隆起サンゴ礁で、その大部分はリン鉱石を埋蔵する高さ約60mの台地。

1798年にイギリス船が来航、1888年らドイツ領となり、1914年にオーストラリアが占領、1920年からイギリス、オーストラリア、ニュージーランド3国の委任統治領となった。

第2次世界大戦中の日本による占領を経て、1947年から再び上記3国の信託統治領となり、1968年に共和国として独立、1969年、イギリス連邦に加入した。

住民の約70%を占めるナウル人は、ポリネシアメラネシアミクロネシア系の諸要素を持つが、相対的にはポリネシアの影響が強い。

その他の住民は移住して来たギルバート諸島民、中国人、ヨーロッパ人である。

経済はリン鉱石の採掘、輸出に依存しており、1970年からは国営鉱山会社が運営。

リン鉱石の収入により教育、社会福祉をはじめ高い生活水準を維持しているが、リン鉱石資源は間もなく枯渇すると見られる。

国営の海運会社と航空会社を持つ。

公用語ナウル語と英語。

 

 

 

 

 

如何でしたか?

 

1位は有名ですが、2位と3位は意外と知られていないかもしれないですね。

ナウルは、リン鉱石の輸出で成り立っているようですね。

 

 

最後までお読み頂き有難う御座いました!